J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。4月26日(日)のオンエアでは、ロックミュージシャン・MIYAVIがゲストに登場。自宅での過ごし方や最新アルバム『Holy Nights』について語った。
■既に次のアルバムを打ち合わせ中!
MIYAVIは4月22日(水)に最新アルバム『Holy Nights』をリリースした。外出自粛の影響を受け、愛娘2人と過ごす時間が増えたMIYAVIは、Instagramを利用してファミリーライブの様子を配信している。
今回は電話での出演となったMIYAVIに、自宅の過ごし方について訊いた。
クリス:他には自宅でどんなことをして過ごしているの?
MIYAVI:いつもどおりエクササイズとか。ツアー中も、ホテルだろうが楽屋だろうが、ヨガマットを敷いてエクササイズしているんですよ。あとはロサンゼルスのチームと、次に作るアルバムの打ち合わせをオンラインでしていますね。
クリス:もう次のアルバムの話をしているんですね。
MIYAVI:今年のはじめから、ずっと話は進んでいて。本当はアメリカに行って収録をしたかったんだけど、出国も入国もできない状況だから遠隔で作業していますね。
クリス:つい先日、最新アルバムがリリースされたばかりなのに、仕事がはやいね。
MIYAVI:ありがとうございます。当初の予定では、2020年のオリンピック前後で、アルバムを2枚出したかったんですよね。あとは料理をして過ごしていますね。
クリス:なるほど。今は飲み食いしながら通話しているの?
MIYAVI:今!? 食べてないよ。どんなイメージ(笑)!?
■音楽家として、聴く人に活力を与える楽曲を届けたい
最新アルバム『Holy Nights』。どんな思いを込めたのか。
MIYAVI:僕は今、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で親善大使として難民支援をしています。今はコロナで経済活動が止まっていたりするけど、それでも日本という平和な国に守られて暮らしていて。でも世界を見渡せば、異常気象もそうだし、難民の問題もそうだし、貧富の格差もどんどん広がっていく中で、「音楽家は何を作るべきか」と、ずっと考えていて。
長い歴史の中で人類は、歌を歌い、ダンスを踊ることでストレスを発散したり、喜びを分かち合ったりしてきた。そこに音楽の役割があると、MIYAVIは考えている。
MIYAVI:いろんな悔しい思いをして、ボコボコにされながらやってきたけど、ギターで勝負したいという思いがあって。そして、自分のことを応援してくれているファンのみんなに稚拙でも言葉で伝えたいと思って、日本語と英語を混ぜて歌っています。
最新アルバムから、番組でお届けしたのは『Need for Speed』。
MIYAVI:僕たち音楽家が届けられることは限られていると思っていて。聴いている人をポジティブにしたいし、背中を押したいし、もっと頑張ろうと思ってもらいたい。それが、僕の役目だと思っているんです。こういう状況でもいろいろ言ってくる人はいますけれど、やれることは全部やって、批判されようが動ける奴が突っ走っていくしかないんですよね。自分たちが強くなったら、国も強くなるし世界もよくなるって信じて進むしかないんです。自分も挫けそうになるけれど、毎回気持ちをリセットして「成し遂げたい」という思いを強く持ちます。そういう思いを、楽曲に詰め込みました。
クリス:今回は日本語もけっこう入っていますよね。今までは英語がメインだったよね。
MIYAVI:韻を踏む新しいオプションとして日本語を活用しています。あとは、時代背景ですね。今の世界のマーケットでは、スペイン語や韓国語といった、ローカルな言葉がどんどん入ってきているから。日本語を入れて、グローバルなミュージックを作っていくっていうのが当たり前のことになったかなって思っています。
■名曲を2020年のMIYAVI流にアレンジ
アルバム『Holy Nights』には、矢沢永吉『止まらないHa~Ha』や沢田研二『TOKIO』楽曲をアレンジしたカバーが収録されている。MIYAVIは選曲した理由を明かした。
MIYAVI:ここだけの話なんだけど、本当はもっと洋楽のカバーを入れようと思っていたんです。だけど、矢沢さんのフェスで初対面したときにバチーン!ときて。カッコいいなと思ったし、日本のロックを作ってきた先輩だったので、2020年のMIYAVIの音でカバーしたいなって思いました。『TOKIO』についてですが、恋愛ソングでもないし青春ソングでもない、街を歌った曲が時代を象徴しているのはすごいことだと思っていて。自分も好きな曲だったので、カバーしました。
クリス:てっきり、『SAISON CARD TOKIO HOT 100』のTOKIOのことかなって思っていました。
MIYAVI:ああは! それもあった(笑)。
クリス:うそつけ(笑)! いい、いい、そういう気遣いみたいなのは大丈夫です。
MIYAVI:はは(笑)。
MIYAVIの最新情報は公式サイトから。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月3日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:毎週日曜 13時-15時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
■既に次のアルバムを打ち合わせ中!
MIYAVIは4月22日(水)に最新アルバム『Holy Nights』をリリースした。外出自粛の影響を受け、愛娘2人と過ごす時間が増えたMIYAVIは、Instagramを利用してファミリーライブの様子を配信している。
今回は電話での出演となったMIYAVIに、自宅の過ごし方について訊いた。
クリス:他には自宅でどんなことをして過ごしているの?
MIYAVI:いつもどおりエクササイズとか。ツアー中も、ホテルだろうが楽屋だろうが、ヨガマットを敷いてエクササイズしているんですよ。あとはロサンゼルスのチームと、次に作るアルバムの打ち合わせをオンラインでしていますね。
クリス:もう次のアルバムの話をしているんですね。
MIYAVI:今年のはじめから、ずっと話は進んでいて。本当はアメリカに行って収録をしたかったんだけど、出国も入国もできない状況だから遠隔で作業していますね。
クリス:つい先日、最新アルバムがリリースされたばかりなのに、仕事がはやいね。
MIYAVI:ありがとうございます。当初の予定では、2020年のオリンピック前後で、アルバムを2枚出したかったんですよね。あとは料理をして過ごしていますね。
クリス:なるほど。今は飲み食いしながら通話しているの?
MIYAVI:今!? 食べてないよ。どんなイメージ(笑)!?
■音楽家として、聴く人に活力を与える楽曲を届けたい
最新アルバム『Holy Nights』。どんな思いを込めたのか。
MIYAVI:僕は今、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で親善大使として難民支援をしています。今はコロナで経済活動が止まっていたりするけど、それでも日本という平和な国に守られて暮らしていて。でも世界を見渡せば、異常気象もそうだし、難民の問題もそうだし、貧富の格差もどんどん広がっていく中で、「音楽家は何を作るべきか」と、ずっと考えていて。
長い歴史の中で人類は、歌を歌い、ダンスを踊ることでストレスを発散したり、喜びを分かち合ったりしてきた。そこに音楽の役割があると、MIYAVIは考えている。
MIYAVI:いろんな悔しい思いをして、ボコボコにされながらやってきたけど、ギターで勝負したいという思いがあって。そして、自分のことを応援してくれているファンのみんなに稚拙でも言葉で伝えたいと思って、日本語と英語を混ぜて歌っています。
最新アルバムから、番組でお届けしたのは『Need for Speed』。
MIYAVI:僕たち音楽家が届けられることは限られていると思っていて。聴いている人をポジティブにしたいし、背中を押したいし、もっと頑張ろうと思ってもらいたい。それが、僕の役目だと思っているんです。こういう状況でもいろいろ言ってくる人はいますけれど、やれることは全部やって、批判されようが動ける奴が突っ走っていくしかないんですよね。自分たちが強くなったら、国も強くなるし世界もよくなるって信じて進むしかないんです。自分も挫けそうになるけれど、毎回気持ちをリセットして「成し遂げたい」という思いを強く持ちます。そういう思いを、楽曲に詰め込みました。
クリス:今回は日本語もけっこう入っていますよね。今までは英語がメインだったよね。
MIYAVI:韻を踏む新しいオプションとして日本語を活用しています。あとは、時代背景ですね。今の世界のマーケットでは、スペイン語や韓国語といった、ローカルな言葉がどんどん入ってきているから。日本語を入れて、グローバルなミュージックを作っていくっていうのが当たり前のことになったかなって思っています。
■名曲を2020年のMIYAVI流にアレンジ
アルバム『Holy Nights』には、矢沢永吉『止まらないHa~Ha』や沢田研二『TOKIO』楽曲をアレンジしたカバーが収録されている。MIYAVIは選曲した理由を明かした。
MIYAVI:ここだけの話なんだけど、本当はもっと洋楽のカバーを入れようと思っていたんです。だけど、矢沢さんのフェスで初対面したときにバチーン!ときて。カッコいいなと思ったし、日本のロックを作ってきた先輩だったので、2020年のMIYAVIの音でカバーしたいなって思いました。『TOKIO』についてですが、恋愛ソングでもないし青春ソングでもない、街を歌った曲が時代を象徴しているのはすごいことだと思っていて。自分も好きな曲だったので、カバーしました。
クリス:てっきり、『SAISON CARD TOKIO HOT 100』のTOKIOのことかなって思っていました。
MIYAVI:ああは! それもあった(笑)。
クリス:うそつけ(笑)! いい、いい、そういう気遣いみたいなのは大丈夫です。
MIYAVI:はは(笑)。
MIYAVIの最新情報は公式サイトから。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月3日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:毎週日曜 13時-15時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/