J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。3月12日(木)のオンエアでは、木曜担当のmiletが登場。
miletは、3月6日(金)にデビュー1周年を迎えた。番組では、これまでにリリースをしたEPを4週にわたって1枚ずつ振り返る企画を実施。この週は、2019年8月21日にリリースした3rd EP『us』の収録曲を紹介した。
・『Diving Board』
TomoLowと共作したこの曲が流れると、miletは「懐かしい」とコメント。この曲は、彼女の親友を想って作曲したのだという。
milet:その友だちは舞台、芝居をやっているんですけども、最近やっと念願が叶って彼女の芝居を初めて観ることができました。すばらしかった。この曲ができた瞬間にデモの状態ですぐに親友に聴かせました。「本当にうれしい」って言ってくれて、よかったって思ったよ。「あなたはスポットライトを浴びるべき人なんだ」という想いを込めて、背中を押せる歌を作りたいと思って作りました。だけどね、こうやって親友を思い浮かべて作ったにもかかわらず、私自身にも返ってくる歌になりました。誰かを想えば想うほど自分にもなぜか、その想いやメッセージが何倍かの威力をもって跳ね返ってくるんだよね。
さらに「生きていると、なにごとも勢いって大事じゃないですか」とmiletは言う。
milet:考えすぎて1歩が踏み出せないときとか。そんなときに無理やりにでも背中を押してあげたい、誰かの背中を押したいなと思ったんです。私自身もそういうタイミングがたくさんあったんですよ。もう覚悟なんて決めている暇もないときってあるよね。そういうときこそ自分の勢いを信じて飛び込んでいく。たぶん、人に想いを託しながら自分にも言い聞かせるためにこの曲を作ったのかもしれないなと思います。
・『us』
ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)の主題歌として書き下ろしたもので、多くの人にmilet自身が知られるきっかけになった曲だと語った。
milet:この曲を出したあとにライブをしたときに、ステージから見て「女性のお客さんが増えたな」って思いました。そしてまた、このドラマのおかげで主演を務められた杏さんとも映画『バースデー・ワンダーランド』ぶりに運命の再会を果たすことができました。そしてなんと、ドラマの打ち上げにも参加させていただいて、本当にありがたいことに『us』のアコースティックバージョンを出演者とスタッフのみなさんの前で披露させていただいたんです。あのドラマに出演されていたそうそうたる俳優陣のみなさんが、椅子があるのに体育座りで目の前に座って私の歌を聴いていたんだよ! 私、どんな世界線に迷い込んだんだろう、すごい世界に飛び込んだなって思いました(笑)。
続いて、初めて『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し『us』を歌ったときの思い出を振り返った。
milet:1文字先の歌詞が思い出せないぐらい緊張したんですよ。パッと歌詞が消えるときって頭が真っ白じゃなくて、真っ黒になるんですよね。ブラックホールみたいなのが見えて「あ、わたし終わったな!」って逆に晴れ晴れしい気持ちになって(笑)。でも実際はちゃんと歌えていたんだけど、恐怖の現場だよね。でもこの曲で出会えたみなさんとの思い出が、すごくあるんです。フェスとかで歌うと「あ、知ってる」ってなってくれるので、そういう反応を見るのが楽しい曲でもあります。
・『Rewrite』
最後に選んだのはRyosuke "Dr.R" Sakaiと共作した『Rewrite』。サビが生まれたいきさつや、曲への想いを語った。
milet:セッションに向かうときの行きの電車で、サビのイメージだけはできていたの。実際にセッションが始まって「サビのメロを入れるか」って歌ったら「キャッチー。はい、決まり。採用!」ってなって一瞬で終わったね。あとから自分の歌詞を見ると「どの口が言っているんだ」って思うよ(笑)。というのも、私は自分自身のことをポジティブではあると思うけど、実を言うとそんなに自信はないんです。自分で自分の向きを前向きにしないといけない人なの。本来の私だったらどこまでも沈んでいってしまうような、部屋の片隅で壁を見つめているような人間なのでね。だから自分の言葉で「私は特別で価値があるんだ」って言い聞かせている歌ではあります。
miletは「この曲はすごくライブで盛り上がる」と話す。
milet:「miletのライブってどういうノリ方をすればいいの?」や「ライブが初めてなんです」という方もよくいるんですけれども、もう好きな感じでいいんですよ。何回も言っているかもしれないけど、笑顔を見せてくれ(笑)。一緒に口ずさんでくれればもう、それで私は幸せなので、ぜひ楽しむために来てください。そして私と一緒に楽しんでくれればうれしい。ライブで一緒に盛り上がれる曲があるというのはうれしいな。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月19日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
miletは、3月6日(金)にデビュー1周年を迎えた。番組では、これまでにリリースをしたEPを4週にわたって1枚ずつ振り返る企画を実施。この週は、2019年8月21日にリリースした3rd EP『us』の収録曲を紹介した。
・『Diving Board』
TomoLowと共作したこの曲が流れると、miletは「懐かしい」とコメント。この曲は、彼女の親友を想って作曲したのだという。
milet:その友だちは舞台、芝居をやっているんですけども、最近やっと念願が叶って彼女の芝居を初めて観ることができました。すばらしかった。この曲ができた瞬間にデモの状態ですぐに親友に聴かせました。「本当にうれしい」って言ってくれて、よかったって思ったよ。「あなたはスポットライトを浴びるべき人なんだ」という想いを込めて、背中を押せる歌を作りたいと思って作りました。だけどね、こうやって親友を思い浮かべて作ったにもかかわらず、私自身にも返ってくる歌になりました。誰かを想えば想うほど自分にもなぜか、その想いやメッセージが何倍かの威力をもって跳ね返ってくるんだよね。
さらに「生きていると、なにごとも勢いって大事じゃないですか」とmiletは言う。
milet:考えすぎて1歩が踏み出せないときとか。そんなときに無理やりにでも背中を押してあげたい、誰かの背中を押したいなと思ったんです。私自身もそういうタイミングがたくさんあったんですよ。もう覚悟なんて決めている暇もないときってあるよね。そういうときこそ自分の勢いを信じて飛び込んでいく。たぶん、人に想いを託しながら自分にも言い聞かせるためにこの曲を作ったのかもしれないなと思います。
・『us』
ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)の主題歌として書き下ろしたもので、多くの人にmilet自身が知られるきっかけになった曲だと語った。
milet:この曲を出したあとにライブをしたときに、ステージから見て「女性のお客さんが増えたな」って思いました。そしてまた、このドラマのおかげで主演を務められた杏さんとも映画『バースデー・ワンダーランド』ぶりに運命の再会を果たすことができました。そしてなんと、ドラマの打ち上げにも参加させていただいて、本当にありがたいことに『us』のアコースティックバージョンを出演者とスタッフのみなさんの前で披露させていただいたんです。あのドラマに出演されていたそうそうたる俳優陣のみなさんが、椅子があるのに体育座りで目の前に座って私の歌を聴いていたんだよ! 私、どんな世界線に迷い込んだんだろう、すごい世界に飛び込んだなって思いました(笑)。
続いて、初めて『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し『us』を歌ったときの思い出を振り返った。
milet:1文字先の歌詞が思い出せないぐらい緊張したんですよ。パッと歌詞が消えるときって頭が真っ白じゃなくて、真っ黒になるんですよね。ブラックホールみたいなのが見えて「あ、わたし終わったな!」って逆に晴れ晴れしい気持ちになって(笑)。でも実際はちゃんと歌えていたんだけど、恐怖の現場だよね。でもこの曲で出会えたみなさんとの思い出が、すごくあるんです。フェスとかで歌うと「あ、知ってる」ってなってくれるので、そういう反応を見るのが楽しい曲でもあります。
・『Rewrite』
最後に選んだのはRyosuke "Dr.R" Sakaiと共作した『Rewrite』。サビが生まれたいきさつや、曲への想いを語った。
milet:セッションに向かうときの行きの電車で、サビのイメージだけはできていたの。実際にセッションが始まって「サビのメロを入れるか」って歌ったら「キャッチー。はい、決まり。採用!」ってなって一瞬で終わったね。あとから自分の歌詞を見ると「どの口が言っているんだ」って思うよ(笑)。というのも、私は自分自身のことをポジティブではあると思うけど、実を言うとそんなに自信はないんです。自分で自分の向きを前向きにしないといけない人なの。本来の私だったらどこまでも沈んでいってしまうような、部屋の片隅で壁を見つめているような人間なのでね。だから自分の言葉で「私は特別で価値があるんだ」って言い聞かせている歌ではあります。
miletは「この曲はすごくライブで盛り上がる」と話す。
milet:「miletのライブってどういうノリ方をすればいいの?」や「ライブが初めてなんです」という方もよくいるんですけれども、もう好きな感じでいいんですよ。何回も言っているかもしれないけど、笑顔を見せてくれ(笑)。一緒に口ずさんでくれればもう、それで私は幸せなので、ぜひ楽しむために来てください。そして私と一緒に楽しんでくれればうれしい。ライブで一緒に盛り上がれる曲があるというのはうれしいな。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月19日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/