音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
次世代ポップカルチャーを牽引するGrimes、実験的で型にはまらないサウンドに注目

次世代ポップカルチャーを牽引するGrimes、実験的で型にはまらないサウンドに注目

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。3月17日(火)のオンエアでは、Grimesの『Delete Forever』をピックアップ!


■次世代ポップカルチャーを牽引する存在

カナダ・バンクーバーを拠点に活動する女性ソロアーティスト・Grimes(グライムス)。ここ数年で音楽好きの間ではググっと注目され、ビジュアルやアートワークの面でも次世代ポップカルチャーを牽引する存在とも言われている。

1988年生まれ、本名はクレール・エリス・ブーシェ。独学で音楽を学び、宅録で作品を始めたという。幼少期の頃は、11年間バレエをやっていたそう。そこからアートへの興味が広がり、音楽好きということと、周りに音楽をやっている人が多かったこともあり、友だちに教えてもらえながら録音を始め、徐々に掘り下げていくようになったそう。

彼女が発信するきっかけになったのが、高校時代の親友が運営していたアーティスト・コミュニティ。カナダにおけるアートの中心都市であるモントリオールに引っ越し、このコミュニティのみんなでDIYでライブ会場を始めたという。その後、警察によって閉鎖されてしまったそうだが、そのメンバーで「アルブツス」というレーベルを立ち上げ、作品をリリースし始めた。


■“近未来型サイバーシンセゴスポップ”!?

2010年からグライムスとしてカセットテープで音源をリリースしたり、インターネットで音楽を発信し続け、2012年にインディーレーベル「4AD」からリリースした3枚目のアルバム『Visions』をきっかけに世界的に知られるようになっていく。

一躍スターダムへ駆け上ったアルバム『Visions』から3年後、2015年には、NMEなど数々の音楽メディアで大絶賛され、4枚目のアルバム『Art Angels』を発表。

そして、先日、およそ4年ぶりとなるアルバム『Miss Anthropocene』をリリース。常に、実験的で型にはまらないサウンドはDIYの頃から変わらずも、いい具合のポップさを打ち出した楽曲が詰まった作品となっている。“近未来型サイバーシンセゴスポップ”とも言われたりもしているが、まさに新しい音楽の時代を開拓していく、そんな存在なのではないだろうか。




【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン