J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。
11月19日(火)はOvallのリーダーとしても活動している音楽プロデューサー/トラックメイカーのShingo Suzukiがおすすめのアーティストを紹介した。
■今回のアルバムは原点回帰+α
Ovallはメンバー全員が、ソロアーティストやプロデューサーとして活動。矢野顕子、Chara、KREAVA、藤原さくらなど数々のアーティストを手がけている。2019年12月4日には、ニューアルバム『Ovall』をリリースした。
あっこゴリラ:タイトルはずばり、セルフタイトルである『Ovall』なんですけれども、その理由を聞かせてもらえますか?
Shingo:今回のアルバムの音が一斉して、原点回帰+αみたいな感じになったので『Ovall』っていうセルフタイトルを出すタイミングとしても良いんじゃないかなと思いつけました。
あっこゴリラ:復活されてこのタイミングで『Ovall』っていうのがまたグッときちゃいます。
全員がトラックメイカーのOvall。今作はどのようにして楽曲制作をしたのか訊いた。
Shingo:メンバーがそれぞれデモテープを家で作っちゃうんですよ。それをスタジオに持ってきて、ドラムやギターやベースを生に差し替えていく、みたいな作業で作っていきます。
あっこゴリラ:そうやって聴きながら「この曲いいね、これ入れようよ」ってフラットな感じでやりとりするんですか?
Shingo:一度いろんな曲が出できた段階でみんなで相談しあって、「今回割とインストが多くて良いんじゃないか」みたいな話をしてました。
あっこゴリラ:うんうん。
Shingo:Ovallはもともとインストのトリオバンドなんで、そういう意味で楽器主体のシンプルな曲にしようかなっていうところで話して決めました。
あっこゴリラ:まだ数曲しか聴けていませんが、全体でどんな作品になっているのかすごい楽しみです。
Shingo:エレピでフェンダー・ローズっていう楽器があるんですが、例えば、ローズの音にもう少しシンセでアナログな感じも混ぜたり、削ぎ落としてシンプルに骨太なビートとメロディーを聴かせようっていう感じになってたりします。アルバムを作っている段階で機材もアップデートされたりスタジオも良くなっていったので、音質も良く低音も良い感じに撮れているので、ぜひ良いオーディオシステムで聴いてもらいたいなぁって思います。
■Ovallのルーツにもなっている、THE RH FACTOR
今回、Shingo Suzukiが紹介したのは、THE RH FACTOR。
あっこゴリラ:知ったきっかけはなんですか?
Shingo:もともとOvall3人が出会ったきっかけの一部にもなっていて、2000年前後に、ソウルクエリアンズというアメリカの音楽集団がクエストラブを中心にいたんです。その中にロイ・ハーグローヴというトランペッターもいたんですけど、彼が率いるグループがTHE RH FACTORでした。
あっこゴリラ:おぉ~!
Shingo:去年亡くなられてしまったんですけど、曲をよく聴いたり都内のジャズ箱に3人で集まってよくセッションしたのがTHE RH FACTORの曲だったのでOvallのルーツにもなってます。
Ovallは、『Ovall』のリリースツアーを開催する。ツアーファイナルはレーベルイベント「origami SAI 2020 Tokyo」を兼ねており、2020年5月31日(日)に渋谷のTSUTAYA O-EASTにて開催予定。ぜひチェックしてみて欲しい。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
11月19日(火)はOvallのリーダーとしても活動している音楽プロデューサー/トラックメイカーのShingo Suzukiがおすすめのアーティストを紹介した。
■今回のアルバムは原点回帰+α
Ovallはメンバー全員が、ソロアーティストやプロデューサーとして活動。矢野顕子、Chara、KREAVA、藤原さくらなど数々のアーティストを手がけている。2019年12月4日には、ニューアルバム『Ovall』をリリースした。
あっこゴリラ:タイトルはずばり、セルフタイトルである『Ovall』なんですけれども、その理由を聞かせてもらえますか?
Shingo:今回のアルバムの音が一斉して、原点回帰+αみたいな感じになったので『Ovall』っていうセルフタイトルを出すタイミングとしても良いんじゃないかなと思いつけました。
あっこゴリラ:復活されてこのタイミングで『Ovall』っていうのがまたグッときちゃいます。
全員がトラックメイカーのOvall。今作はどのようにして楽曲制作をしたのか訊いた。
Shingo:メンバーがそれぞれデモテープを家で作っちゃうんですよ。それをスタジオに持ってきて、ドラムやギターやベースを生に差し替えていく、みたいな作業で作っていきます。
あっこゴリラ:そうやって聴きながら「この曲いいね、これ入れようよ」ってフラットな感じでやりとりするんですか?
Shingo:一度いろんな曲が出できた段階でみんなで相談しあって、「今回割とインストが多くて良いんじゃないか」みたいな話をしてました。
あっこゴリラ:うんうん。
Shingo:Ovallはもともとインストのトリオバンドなんで、そういう意味で楽器主体のシンプルな曲にしようかなっていうところで話して決めました。
あっこゴリラ:まだ数曲しか聴けていませんが、全体でどんな作品になっているのかすごい楽しみです。
Shingo:エレピでフェンダー・ローズっていう楽器があるんですが、例えば、ローズの音にもう少しシンセでアナログな感じも混ぜたり、削ぎ落としてシンプルに骨太なビートとメロディーを聴かせようっていう感じになってたりします。アルバムを作っている段階で機材もアップデートされたりスタジオも良くなっていったので、音質も良く低音も良い感じに撮れているので、ぜひ良いオーディオシステムで聴いてもらいたいなぁって思います。
■Ovallのルーツにもなっている、THE RH FACTOR
今回、Shingo Suzukiが紹介したのは、THE RH FACTOR。
あっこゴリラ:知ったきっかけはなんですか?
Shingo:もともとOvall3人が出会ったきっかけの一部にもなっていて、2000年前後に、ソウルクエリアンズというアメリカの音楽集団がクエストラブを中心にいたんです。その中にロイ・ハーグローヴというトランペッターもいたんですけど、彼が率いるグループがTHE RH FACTORでした。
あっこゴリラ:おぉ~!
Shingo:去年亡くなられてしまったんですけど、曲をよく聴いたり都内のジャズ箱に3人で集まってよくセッションしたのがTHE RH FACTORの曲だったのでOvallのルーツにもなってます。
Ovallは、『Ovall』のリリースツアーを開催する。ツアーファイナルはレーベルイベント「origami SAI 2020 Tokyo」を兼ねており、2020年5月31日(日)に渋谷のTSUTAYA O-EASTにて開催予定。ぜひチェックしてみて欲しい。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/