J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。12月7日(土)のオンエアでは、森山直太朗が登場してトークを繰り広げた。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)
■玉置浩二との思い出
母・森山良子の存在もあり、森山が幼少期のころから自宅には多くの有名人が訪れていたそう。森山はそのなかで、一緒にお風呂にも入ったという玉置浩二とのエピソードを披露した。
森山:玉置浩二さんがソロになられたくらいの一時期、週3ぐらいで(自宅に)いらしていたんです。僕が部屋に引きこもっていたりすると、トントンとドアをノックして、「直太朗いるのか? 一緒にお風呂に入ろう」って(笑)。
渡辺・山田:へー!
森山:一緒に入ったんですが、その流れで玉置さんが歌ったのを聴いたのは貴重な体験でした。骨髄に響いてくるというか。
山田:(笑)。
少年時代の思い出を振り返った森山は、玉置の『MR.LONELY』を紹介した。
■森山の「ハッピーデイズ」とは?
森山は歳を重ねるにつれ、自身を満たす方法が変わってきたそう。最近では自らの山小屋ですごし、リフレッシュする時間を大切にしていることを明かした。
森山:その山小屋で、ただ窓の向こうにある木々を見ていたり、ベタだけど鳥や虫のさえずりといった営みを感じているとき……C・W・ニコル(小説家)みたいですね(笑)。
渡辺:山小屋の外でお料理をするとかは?
森山:あんまりアクティブというより、フラットという感じです。(自然の)うつろいを眺めているという。
山田:縁側のおじいさん。
森山:(笑)。ヤバいっすね、「たしなみ」みたいな感じかなあ。
山田:どんどんと、自然のなかでゆっくりする時間が好きになっていったということでしょうか。
森山:どうしても都心で生活をしたり、こういった仕事をしていると、休日がはっきりしない感じがします。なので、ちょっとでも休みができたらそこに行って、ただ黙々と景色を眺めています。
■「今いる場所から離れてみる」ことで気づいたこと
森山は日々の生活のなかで1つのところに留まると視野が狭まると語る。「日々の自分」から離れることが大切ではないかとも話した。
森山:「それができないんだよ」みたいなことを言われたりもするんですが、別に山小屋を勧めているわけじゃなくて、その行動を起こしていけばいい。時間はわりと「どう作るか」みたいな工夫で、半日の休みもやろうと思えば作れるし、「今いる場所から離れてみる」というのは、自分がほとほとちっぽけなことに悩んでいることに気付けます。「今」に押し流されずに、自分の成り立ちとか、未来に向かっていく想像力が得られます。「今」をクリアすることに精いっぱいになっていると、この人生ってずっとそれが続いちゃうじゃないですか。
渡辺:わかります。もちろん達成感はあるんだけど。
森山:その充実感て、けっこう「フェイク」だと思っているんです。
渡辺:なるほど、深い話が伺えました。
森山直太朗のドキュメンタリー映画『森山直太朗 人間の森をぬけて』。12月13日(金)に東京・WHITE CINE QUINTOほか全国で公開。同映画は2018年10月から行われた全51公演のコンサートツアー「人間の森」の、舞台裏から現在に至るまでの記録。今まで誰も見たことがない、森山初の本格ドキュメンタリーとなっている。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、家族やライフスタイルを大切にする“SWEDISH THINKING”のスピリットと、個性的なゲストの共通点を探る。オンエアは9時10分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)
■玉置浩二との思い出
母・森山良子の存在もあり、森山が幼少期のころから自宅には多くの有名人が訪れていたそう。森山はそのなかで、一緒にお風呂にも入ったという玉置浩二とのエピソードを披露した。
森山:玉置浩二さんがソロになられたくらいの一時期、週3ぐらいで(自宅に)いらしていたんです。僕が部屋に引きこもっていたりすると、トントンとドアをノックして、「直太朗いるのか? 一緒にお風呂に入ろう」って(笑)。
渡辺・山田:へー!
森山:一緒に入ったんですが、その流れで玉置さんが歌ったのを聴いたのは貴重な体験でした。骨髄に響いてくるというか。
山田:(笑)。
少年時代の思い出を振り返った森山は、玉置の『MR.LONELY』を紹介した。
■森山の「ハッピーデイズ」とは?
森山は歳を重ねるにつれ、自身を満たす方法が変わってきたそう。最近では自らの山小屋ですごし、リフレッシュする時間を大切にしていることを明かした。
森山:その山小屋で、ただ窓の向こうにある木々を見ていたり、ベタだけど鳥や虫のさえずりといった営みを感じているとき……C・W・ニコル(小説家)みたいですね(笑)。
渡辺:山小屋の外でお料理をするとかは?
森山:あんまりアクティブというより、フラットという感じです。(自然の)うつろいを眺めているという。
山田:縁側のおじいさん。
森山:(笑)。ヤバいっすね、「たしなみ」みたいな感じかなあ。
山田:どんどんと、自然のなかでゆっくりする時間が好きになっていったということでしょうか。
森山:どうしても都心で生活をしたり、こういった仕事をしていると、休日がはっきりしない感じがします。なので、ちょっとでも休みができたらそこに行って、ただ黙々と景色を眺めています。
■「今いる場所から離れてみる」ことで気づいたこと
森山は日々の生活のなかで1つのところに留まると視野が狭まると語る。「日々の自分」から離れることが大切ではないかとも話した。
森山:「それができないんだよ」みたいなことを言われたりもするんですが、別に山小屋を勧めているわけじゃなくて、その行動を起こしていけばいい。時間はわりと「どう作るか」みたいな工夫で、半日の休みもやろうと思えば作れるし、「今いる場所から離れてみる」というのは、自分がほとほとちっぽけなことに悩んでいることに気付けます。「今」に押し流されずに、自分の成り立ちとか、未来に向かっていく想像力が得られます。「今」をクリアすることに精いっぱいになっていると、この人生ってずっとそれが続いちゃうじゃないですか。
渡辺:わかります。もちろん達成感はあるんだけど。
森山:その充実感て、けっこう「フェイク」だと思っているんです。
渡辺:なるほど、深い話が伺えました。
森山直太朗のドキュメンタリー映画『森山直太朗 人間の森をぬけて』。12月13日(金)に東京・WHITE CINE QUINTOほか全国で公開。同映画は2018年10月から行われた全51公演のコンサートツアー「人間の森」の、舞台裏から現在に至るまでの記録。今まで誰も見たことがない、森山初の本格ドキュメンタリーとなっている。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、家族やライフスタイルを大切にする“SWEDISH THINKING”のスピリットと、個性的なゲストの共通点を探る。オンエアは9時10分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts