J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。11月30日(土)のオンエアでは、ハナレグミ・永積タカシがゲストに登場。幼少期と学生時代に聴いた音楽の思い出から来年2月に開催されるツアー『THE MOMENT』への意気込みを語った。そして、スタジオ生演奏も披露!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月7日28時59分まで)
■憂いにあふれた幼少期の思い出を紹介
「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、「EARYL DAYS」「HAPPY DAYS」「COMING DAYS」をキーワードに、トークが繰り広げられていく。「EARYL DAYS」の時間では、ゲストの過去についてのトークを展開。どのようにして、永積のなかにある“音楽”が育まれたのかを率直に語った。
渡辺:一番古い記憶だと、何が浮かびますか?
永積:親が聴いていたものを聴いていましたね。フォークとか昭和歌謡世代なので、井上陽水さんとか吉田拓郎さんの曲を聴いていました。あとはビリーバンバンさんとか山本コウタローさんも聴いていましたよ。『岬めぐり』が大好きでしたね。音楽は、車のなかで聴くことが多かったです。家族で旅行に行くときのBGMでよく聴いていました。『岬めぐり』を聴くと、あのころの車のなかの景色が、ドラマチックに浮かび上がってきます。それと、よく思い出す子どもの頃の光景がありまして。夜に車を走らせているときは、車の後部座席にあるティッシュが置けるスペースに寝かされていたんですね。すると、そこの窓から高速道路のオレンジ色のライトが連続で流れていくのが見えるんです。それを見ながら、切ない曲を聴いていましたね(笑)。
山田:感性が大人びていますね(笑)。
永積:あのころは“憂い”がウレウレの時代でしたね(笑)。
■心に深く残る高校時代の思い出のバンド
続いては、永積が高校1年生のころに影響を受けたバンドについて語った。
永積:友だちが教えてくれて好きになった日本のバンドは、ボ・ガンボスです。音楽に詳しい友だちが大勢いて、そいつらが「超かっっこいいよ」と聴かせてくれました。
渡辺:影響力が未だに衰えていないですよね。
永積:あの感じのバンドって後にも先にもいなくて、いろんなものがミクスチャーされた、日本独自のバンドですね。ボーカル/ギターのどんと(久富隆司)さんが、どうやらフォークソングがすごく好きな人だったらしいんですよね。いろんな海外の影響も受けるんだけど、そこにはフォークソングのフィルターがあって。彼が書いた本とかを読んで「俺も一緒かもな」って思いましたね。
渡辺:どんとさんが亡くなられてずいぶん経ちますけど、ボ・ガンボスのライブは観ることができました?
永積:1回だけ。日比谷野外音楽堂で行われた、最後の解散ライブを観ることができました。DVDにもなっているんですけど、「あのなかに俺がいるんだよな」って。
渡辺:永積タカシさんがデビューする前の思い出ですね?
永積:かなり前です、まだ学生の頃の話なので。あれはすごいライブだった……。
■「この先につながる挑戦」ハナレグミの幅を広げる意欲的なライブ
永積は2020年2月にホールワンマンツアー『THE MOMENT』を開催予定。NHKホールで行われる東京公演の2日間では、初日の7日(金)は“HORN NIGHT”と題して東京スカパラダイスオーケストラをバンドに迎え、続く8日(土)は“STRINGS NIGHT”と題してLITTLE CREATURESの鈴木正人が率いるバンドに、美央ストリングスを迎える。全く違う2種類のライブを行うという力の入れようだ。詳しくはオフィシャルサイトでチェックしてほしい。
渡辺:今回はシンガーに徹する?
永積:ギターも弾くんですけど、そういう部分も多くなるだろうと思っています。今回はせっかくホーンとかストリングスとかバックにアンサンブルが厚くあるので、場合によってはギターも置いて。
山田:ギターを置いてシンガーに専念するのは、ご自身の中でどう変わるんですか?
永積:まあ、単純に手持無沙汰っていうか、胸元が涼しいっていうか(笑)。
山田:歌っている分にはそんなに変わらないですか?
永積:それも、今回わかることかなって思ってます。それさえも“MOMENT”というか。自分の場合、ライブは完璧に用意したものを観ていただくというよりも、その日のお客さんの雰囲気とか会場の流れでちょっとずつ何か変化していく余白を持ってやりたいんですよ。だから、今回の挑戦もお客さんを前にしてどんどんその場で変化していく。今回ご一緒するメンバーはみんな百戦錬磨の人たちなので、その日のちょっとした変化にも気づいてステージ上で一緒に変えていくことも起こるのかなと思います。憧れとして、(歌うだけの)シンガーの側面をちょっとだけでもハナレグミに取り入れていければと思いますね。演奏することもあれば、マイク一本だけで歌うこともある。そういう広さを持つことにトライしていきたいです。本当にここから、ちょっとずつ、この先につながる挑戦かなと思ってます。
渡辺:それが『THE MOMENT』というツアータイトルに集約されているんですね。
番組では「これが“MOMENT”です」と、ナビゲーターの2人を巻き込んで、生演奏で『PEACE TREE』を披露。ぜひradikoで聴いてみてほしい。音源は2019年12月7日28時59分まで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、家族やライフスタイルを大切にする“SWEDISH THINKING”のスピリットと、個性的なゲストの共通点を探る。オンエアは9時10分頃から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月7日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月7日28時59分まで)
■憂いにあふれた幼少期の思い出を紹介
「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、「EARYL DAYS」「HAPPY DAYS」「COMING DAYS」をキーワードに、トークが繰り広げられていく。「EARYL DAYS」の時間では、ゲストの過去についてのトークを展開。どのようにして、永積のなかにある“音楽”が育まれたのかを率直に語った。
渡辺:一番古い記憶だと、何が浮かびますか?
永積:親が聴いていたものを聴いていましたね。フォークとか昭和歌謡世代なので、井上陽水さんとか吉田拓郎さんの曲を聴いていました。あとはビリーバンバンさんとか山本コウタローさんも聴いていましたよ。『岬めぐり』が大好きでしたね。音楽は、車のなかで聴くことが多かったです。家族で旅行に行くときのBGMでよく聴いていました。『岬めぐり』を聴くと、あのころの車のなかの景色が、ドラマチックに浮かび上がってきます。それと、よく思い出す子どもの頃の光景がありまして。夜に車を走らせているときは、車の後部座席にあるティッシュが置けるスペースに寝かされていたんですね。すると、そこの窓から高速道路のオレンジ色のライトが連続で流れていくのが見えるんです。それを見ながら、切ない曲を聴いていましたね(笑)。
山田:感性が大人びていますね(笑)。
永積:あのころは“憂い”がウレウレの時代でしたね(笑)。
■心に深く残る高校時代の思い出のバンド
続いては、永積が高校1年生のころに影響を受けたバンドについて語った。
永積:友だちが教えてくれて好きになった日本のバンドは、ボ・ガンボスです。音楽に詳しい友だちが大勢いて、そいつらが「超かっっこいいよ」と聴かせてくれました。
渡辺:影響力が未だに衰えていないですよね。
永積:あの感じのバンドって後にも先にもいなくて、いろんなものがミクスチャーされた、日本独自のバンドですね。ボーカル/ギターのどんと(久富隆司)さんが、どうやらフォークソングがすごく好きな人だったらしいんですよね。いろんな海外の影響も受けるんだけど、そこにはフォークソングのフィルターがあって。彼が書いた本とかを読んで「俺も一緒かもな」って思いましたね。
渡辺:どんとさんが亡くなられてずいぶん経ちますけど、ボ・ガンボスのライブは観ることができました?
永積:1回だけ。日比谷野外音楽堂で行われた、最後の解散ライブを観ることができました。DVDにもなっているんですけど、「あのなかに俺がいるんだよな」って。
渡辺:永積タカシさんがデビューする前の思い出ですね?
永積:かなり前です、まだ学生の頃の話なので。あれはすごいライブだった……。
■「この先につながる挑戦」ハナレグミの幅を広げる意欲的なライブ
永積は2020年2月にホールワンマンツアー『THE MOMENT』を開催予定。NHKホールで行われる東京公演の2日間では、初日の7日(金)は“HORN NIGHT”と題して東京スカパラダイスオーケストラをバンドに迎え、続く8日(土)は“STRINGS NIGHT”と題してLITTLE CREATURESの鈴木正人が率いるバンドに、美央ストリングスを迎える。全く違う2種類のライブを行うという力の入れようだ。詳しくはオフィシャルサイトでチェックしてほしい。
渡辺:今回はシンガーに徹する?
永積:ギターも弾くんですけど、そういう部分も多くなるだろうと思っています。今回はせっかくホーンとかストリングスとかバックにアンサンブルが厚くあるので、場合によってはギターも置いて。
山田:ギターを置いてシンガーに専念するのは、ご自身の中でどう変わるんですか?
永積:まあ、単純に手持無沙汰っていうか、胸元が涼しいっていうか(笑)。
山田:歌っている分にはそんなに変わらないですか?
永積:それも、今回わかることかなって思ってます。それさえも“MOMENT”というか。自分の場合、ライブは完璧に用意したものを観ていただくというよりも、その日のお客さんの雰囲気とか会場の流れでちょっとずつ何か変化していく余白を持ってやりたいんですよ。だから、今回の挑戦もお客さんを前にしてどんどんその場で変化していく。今回ご一緒するメンバーはみんな百戦錬磨の人たちなので、その日のちょっとした変化にも気づいてステージ上で一緒に変えていくことも起こるのかなと思います。憧れとして、(歌うだけの)シンガーの側面をちょっとだけでもハナレグミに取り入れていければと思いますね。演奏することもあれば、マイク一本だけで歌うこともある。そういう広さを持つことにトライしていきたいです。本当にここから、ちょっとずつ、この先につながる挑戦かなと思ってます。
渡辺:それが『THE MOMENT』というツアータイトルに集約されているんですね。
番組では「これが“MOMENT”です」と、ナビゲーターの2人を巻き込んで、生演奏で『PEACE TREE』を披露。ぜひradikoで聴いてみてほしい。音源は2019年12月7日28時59分まで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、家族やライフスタイルを大切にする“SWEDISH THINKING”のスピリットと、個性的なゲストの共通点を探る。オンエアは9時10分頃から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月7日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts