秦 基博、新曲『Raspberry Lover』がランクイン! 先週から特大ジャンプアップ【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。J-WAVE全番組のオンエア、番組サイトのVOTEボタンから寄せられたリスナーズポイント、都内主要CDショップのセールデータ、各音楽配信サブスクリプションサービスのストリーミング回数に基づくランキングデータ、以上4つのデータをもとにポイント計算。世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは11月3日(日)付のチャートを紹介!

10位:Beck『Uneventful Days』

11月22日に通算14作目のアルバム『Hyperspace』をリリースするBeck。ファレル・ウィリアムスとの共同プロデュース作だ。もともとBeckとファレルはとても親しく、2012年に「一緒に音楽を作ろう」という話が持ち上がっていたものの、当時ファレルはDaft Punkのアルバムに参加をしたり、ロビン・シックとコラボした『Blurred Lines』や、自身の曲『Happy』が大ヒットしたりと、多忙でタイミングを逃していたという。しかし、昨年、ファレルから「コラボをやろう」と連絡があり、Beckもちょうどツアーを終えたところだったため「ぜひ!」と応じて今回の曲が誕生した。Beckとファレルの相性の良さがなせるわざか、当初は1曲、あわよくばEPができればいいと思ってたのだが、気が付けばアルバムができてしまったのだとか。ちなみにBeckは「ファレルとコラボをしたら、ヒップホップ寄りの曲ができるんじゃないか」と思っていたそうだが、ファレルは「いつものシンガーソングライター調にすべきだ」と主張し、その結果シンプルでミニマムなアルバムなったという。

9位:椎名林檎『公然の秘密』

11月13日、自身初となるベストアルバム『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』をリリースする椎名林檎。2枚組となるベスト盤にはそれぞれ1曲ずつ、計2曲の新曲が収録されている。そのうちの1曲が『公然の秘密』で、もう1曲は11月1日に『浪漫と算盤 LDN ver.』であることが明らかになった。コラボレーションをしているアーティストは宇多田ヒカルで、1998年デビューの同期タッグによる、3年ぶり3回目のコラボとなる。

8位:Coldplay『Orphans』

10月末の配信リリースと同時にオンエアを稼ぎ、初登場曲で最も高い順位にエントリーとなった。11月22日に通算8枚目のスタジオアルバム『Everyday Life』をリリースするColdplayだが、このアルバムは『Sunrise』と『Sunset』の2つのパートに分かれており、1日24時間をテーマに掲げたコンセプトアルバムに仕上がっている。アルバムのリリースに合わせて『Everyday Life - Live in Jordan』と題した、コンサートイベントを行うことも発表。ヨルダンの首都アンマンのコンサート会場で、アルバムの収録曲全曲を演奏し、ライブでストリーミング配信するとのこと。現地時間の22日、アルバム発売日の日の出に合わせて『Sunrise』の曲、日の入りに合わせて『Sunset』の曲を演奏するそうで、その様子はYouTubeで生配信される。Coldplayがヨルダンでライブをするのは初めてで、この場所を選んだ理由は「ニューアルバムが中東の影響を受けているから」と明かしている。

7位:Maroon 5『Memories』

10月に『Memories』を発表したMaroon 5。この曲はニューアルバムの前触れなのか気になるところだが、ギターのJames Valentineが米メディアのインタビューで「現在アルバムを制作中で、この曲はその前兆」と語っている。現在はまだサウンドの方向を探っているところだそうで、どのようなアルバムになるか、いつ発表できるかは「まだ言えない」という。いずれにせよ、ファンにとって朗報であることは間違いない。

6位:秦 基博『Raspberry Lover』

オンエアを稼ぎ、先週の66位から60ポイントの特大ジャンプアップで今週最も順位を上げた曲。この曲について秦は「イントロから入ってくるアコースティックギターのリフレインと、4つ打ちのキックが楽曲のモチーフになっていて、そこにどんな歌詞を乗せるか考えました。まずは『Raspberry Lover』というフレーズをサビにすることを決め、そこに至るストーリーや、情景を描いています」とコメントを寄せている。12月11日には4年ぶりのニューアルバム『コペルニクス』のリリースが決定している。

5位:Nulbarich『Look Up』

11月6日リリースのNulbarichの新作ミニアルバム『2ND GALAXY』からの楽曲。オンエアを稼ぎ、先週の10位からさらに順位を上げた。また、『2ND GALAXY』に収録されている『Twilight』は、J-WAVEとJ-WAVEリスナーのために書き下ろした1曲。11月からスタートしたJ-WAVE冬のキャンペーン『Sincerely yours』のキャンペーンソングになっている。キャンペーン期間中、リスナーから「大切な人に贈りたい言葉」を募集。送られたメッセージをJ-WAVEナビゲーターがオンエアに乗せ、リスナーに代わって想いを伝える企画だ。さらに抽選で、想いを伝えるのにピッタリなグッズのプレゼントも! 詳細はJ-WAVEオフィシャルサイトのトップページよりキャンペーンサイトをチェック。

4位:Official髭男dism『イエスタデイ』

今週もオンエアとVOTE、サブスク、アルバムセールスとバランスよくポイントをゲットしたが、トップにはおよばす2ポイントの後退。ボーカルの藤原聡は、最近Amazonプライム・ビデオの『バチェラー・ジャパン』にハマっているのだとか。Official髭男dismはニューアルバム『Traveler』を引っ提げ、単独ホールツアーの真っただなか。来年3月には初のアリーナツアーも控えている。

3位:DedachiKenta『Life Line』

先月末にリリースされた1stアルバム『Rocket Science』からのリードトラック。今作は日本とLAを制作拠点に、およそ1年間をかけて制作したそう。現在、LAの大学に通うDedachiKenta。『Life Line』のMVは、学生生活を送りながら現地のミュージシャンやエンジニアとアルバム制作に打ち込む姿や、友人たちとのプライベートショットが織り交ぜられたドキュメンタリータッチな映像作品に仕上がっている。

2位:Tones And I『Dance Monkey』

『Dance Monkey』は、母国オーストラリアのTOP50チャートで女性ソロアーティスト史上最長の14週連続1位を記録。全英シングルチャートで5週連続1位、Spotifyグローバルチャート1位、Shazam世界チャート1位、さらにオーストラリア版グラミー賞と称される「ARIAアワード」では、最優秀新人賞、最優秀楽曲賞ほか、計8部門にノミネートされるなど、デビュー1年にして世界の音楽シーンを席巻中だ。配信リリースされていたデビューEP『The Kids Are Coming』は、11月22日にCDとしてフィジカルリリースされる。

1位:Dan + Shay, Justin Bieber『10,000 Hours』

ぶっちぎりのオンエアーポイントに、サブスクポイントが加算され、2位以下を大きく引き離しての1位を獲得。ジャスティン・ビーバーは、家族と自分の健康を優先するため、今年3月に本格活動を休止すると宣言。その後も他のアーティストとのコラボという形で活動を続けているが、並行してニューアルバムも制作しているようで、Instagramに「もし、この投稿が2千万以上の『いいね』を獲得できたら、ジャスティン・ビーバーはクリスマス前にアルバムをリリースする」と投稿。アルバムはほぼ完成状態にあるものの「みんなから『聴きたい』という要望があればもっと早く作業をする」といったメッセージかと思われる。過去に同じような行動をとったアーティストは多いが、「いいね」の数を2000万に設定するところがジャスティンらしい。しかし、設定のハードルが高すぎるのか、投稿から6日経った10月27日の「いいね」の数はまだ1155万件ほど。果たして2000万に届くのか、注目が集まる。

■今週のトップ10
1位:Dan + Shay, Justin Bieber『10,000 Hours』
2位:Tones And I『Dance Monkey』
3位:DedachiKenta『Life Line』
4位:Official髭男dism『イエスタデイ』
5位:Nulbarich『Look Up』
6位:秦 基博『Raspberry Lover』
7位:Maroon 5『Memories』
8位:Coldplay『Orphans』
9位:椎名林檎『公然の秘密』
10位:Beck『Uneventful Days』

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月10日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:毎週日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

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