佐藤千亜妃、初めて作った曲は「BUMP OF CHICKENに憧れて…」

J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。11月17日(日)のオンエアでは、ミュージシャン・佐藤千亜妃がゲストに登場。リリースしたファーストフルアルバム『PLANET』について語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月24日28時59分まで)


■2018年からソロ活動を開始

佐藤はバンド・きのこ帝国のフロントマンで、2018年からソロ活動。吉岡は、きのこ帝国『東京』が好きで「すっごく聴いてました」と語った。

吉岡:ソロ活動で、環境や“見え方”は変わってきましたか?
佐藤:去年、初めてソロEP『Summer Gate』を出したときはバンドでも活動していたので、「両軸でやっていけたらいいな」と思っていたんですけど、今年の春にバンドが休止して、やはり意識や考え方は変化しましたね。


■BUMP OF CHICKENに憧れて楽曲作り

佐藤は岩手県で生まれ、川遊びをするような“おてんば少女”だった。小学生のころから楽器を始め、中学生で曲を作るようになった。

吉岡:地元でのライブはオリジナルですか?
佐藤:中高生の頃はコピーが8割、少しオリジナルをやるような感じでしたね。
吉岡:そのとき作った曲は、メジャーデビューしてから出したりってしましたか?
佐藤:出してはないんですけど、インスタライブとかで「いちばん最初に作った曲はこんな感じだったんだ」と、ちょっと披露したことはあります。猫が主人公の曲で。友だちがいなかった猫が、明るい猫に出会って、世界の見方が変わるみたいな……。BUMP OF CHICKENをすごく聴いていて、『ガラスのブルース』に憧れて、似た曲を書いたのが最初ですね。
吉岡:好きな名言でも、BUMPの歌詞をあげてらっしゃったりしますよね。大好きですか?
佐藤:すごく調べがついてる……(笑)! 歌詞も、藤原さんの歌声も大好きで、尊敬しているミュージシャンのひとりです。


■『PLANET』に込めた思い

自身のソロ活動としては初のファーストフルアルバム『PLANET』を11月13日(水)にリリース。アルバムタイトルを決定した経緯を佐藤が語った。

佐藤:このアルバムには、別のタイトルを付けようと思っていたんです。楽曲の『PLANET』のレコーディングが終わったときに、人の出会いや生き死にって、星の周りを巡回している惑星みたいだなって思ったんですね。ぐるぐる回るなかで、たまに交差して。何年周期かでまた巡り会えるみたいなところが、人間の輪廻みたいなところにも繋がっている気がしました。アルバム全体の歌詞を読んでみると、人の出会いや別れ、死の先を描いているものがあったので、そこでも惑星との繋がりを感じて。それで、『PLANET』をアルバムタイトルにしました。


■『空から落ちる星のように』制作秘話

番組では、アルバム『PLANET』に収録された楽曲『空から落ちる星のように』をオンエア。楽曲に込めた思いを佐藤が明かした。

佐藤:バラードを歌うことは好きで、カラオケに行ったときも名曲バラードみたいなものを歌うんですよ。、でも、自分で作れたことはないなって気づいたときに、ちょっと悔しくなって。去年の年末から今年の年明けにかけて、ずっとバラードばかり書いていました。そのなかでも『空から落ちる星のように』は、自分の30年ちょっと生きてきた実感とか人との関わりかたとか、そういう変化を歌詞に込めることができました。自分にとって大切な曲になりました。
吉岡:たしかに新鮮な感じがします。映画やドラマの主題歌にすぐなっちゃいそうな雰囲気がある。
佐藤:誰か、してほしい(笑)。個人的には、結婚式とかでかけてくれたら嬉しいな、と思っています。
吉岡:ハマりそう!

アルバム『PLANET』は好評発売中。『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月24日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時:毎週日曜 18時-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/

関連記事