繊細すぎる人は「HSP」かも!? 自己チェックしてみよう

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」 (ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。11月11日(月)のオンエアでは、人一倍繊細で、周りに気を遣いすぎて仕事が進まないといった症状が見られる性質・HSP(Highly Sensitive Person)にフォーカス。HSP専門のキャリアコンサルタント・みさきじゅりが、特徴を語った。


■そもそもHSPってどんな人?

性別・国籍問わず、世界の5人に1人が該当すると言われるHSP。一体どんな人?

みさき:些細なことでやる気が出たり、削がれたりするという方はその傾向にあります。敏感すぎる・繊細という症状を聞くと、性格がおとなしく引っ込み思案で内気な人をイメージするかと思いますが、活発で人前に出るタイプというHSPの方もいます。生まれ持っているもので、子どもの頃から大人になっても、その敏感さというものは変わりません。自覚を持ち、対応がわかるとケロッとしますが、それがわからないと生きづらさを感じたり、不登校や、働きに行けなくなったりしてしまいます。
増井:生まれ持ったもので、変化しないと。
サッシャ:それを知って生きていくしかないということですね。
増井:そうですね。それを知ったほうが生きやすくなったりとか、自分を受け入れられたりしますよね。
サッシャ:相手がHSPだと知ることも大事ですね。


■あなたはHSP? 8項目で確認

まずは自覚することが重要だというHSP。以下の8項目から、当てはまるものが多いほど、HSPの傾向が強い。

(1)ちょっとした嫌な出来事を下手すると何年も引きずる
(2)ぐったりしやすい
(3)一人になる場所と時間が必要
(4)LINEやSNSのコメントで疲れる
(5)起きていないことまで激しく心配する
(6)大きい音にびっくりしやすい
(7)いったんお腹が空き出すと飢餓感に襲われる
(8)周りの人の期待を見抜くのがうまく、かつ、無理をしてでも応えようとする

みさき:「SNSのコメントで疲れる」というのは、HSPの方がコメントを書く際、この表現は相手に失礼なんじゃないかと悩み、やっとの思いで返信したあとも、相手からの返事や反応をまだ気にするということがあります。「起きていないことまで激しく心配する」というのは、頭の中で一つの話を分岐させ、そのうちにリスクを見つけてしまうといった症状です。

みさき自身もHSPだそうだ。「自分の特徴はHSPからくるんだ」と自覚することで、それらを前向きに捉えられるようになったとか。原因がわかれば対処もできるので、まずは「HSP入門編」としてチェックをしてみてほしい。

11月18日(月)は、HSPの人への接し方を紹介する。時間は10時54分。お楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月18日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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