J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。9月27日(金)のオンエアでは、シンガーソングライターのヒグチアイが登場。3rdフルアルバム『一声讃歌』について訊いた。
■最新アルバム『一声讃歌』がリリース
ヒグチは平成元年、香川生まれ。音楽の先生である母親のもと、長野で育った。その後、大学進学と同時に上京。2016年にメジャーデビューしてからの3年間は、歌を仕事にするという事実に向き合う日々だったという。デビュー当時は、尊敬するミュージシャンと同じステージに出る立場になったのだと痛感し、自分も誰かにとって憧れの存在にならなければと自覚が芽生えたとか。
この1年ほどは、歌唱力の向上のために表情筋を鍛えていたという。そこには、こんな理由も。
ヒグチ:私は、街を歩いていて道を訊かれる人になりたかったんです。私の研究ですけど、道を訊かれる人はほっぺが上がっているというか、笑顔が想像できる人だったんですよ。「あの人はあんな顔で笑いそうだな」という人に声を掛けているじゃないかと思って、ずっとオンの顔ができる人はほっぺの筋肉が付いている人なんじゃないかと思って、私は鍛えたんです。「絶対これをやったほうがいい」と言われたのが、「ウィスキー」と言いながら「キー」でキープする。それを家で連呼していますね(笑)。
■ギリギリの覚悟を表したタイトル
そんなヒグチは先日、アルバム『一声讃歌』をリリースした。ヒグチはピアノを担当。ドラマー、ベーシスト、ギタリストと共に録音したため、「シンガーソングライターというよりは、ひとつのバンドっぽいグルーブを感じられるアルバム」だと話す。
ヒグチ:メンバーの演奏を受けて私のテンションが上がったりして、ピアノのメロディも変わってきたり。一緒にやるからこそだと思います。自分ひとりで作っているというよりは、全員で作った曲という感じはしています。
『一声讃歌』というタイトルには、こんな思いを込めた。
ヒグチ:私のひとつの声が、色々な人に伝わっていって、またその人が自分で歌ったり心の中で鳴らしたりして、それが重なって大きな歌に変わっていったらいいなという、自分の覚悟みたいな気持ちを込めてつけたタイトルです。「一声」は「ひと声」とも言うので、もうひと声、あとちょっとだけでも自分は前に進みたいという、ギリギリの覚悟みたいなものを表したタイトルになっています。
カビラは、ヒグチの想いを聞いて、「相当真剣に考えてますね!」と感心していた。
ヒグチ:いやぁ、(内面を)掘りすぎて。もういいです。今は掘るものはないです。掘りすぎました。
カビラ:アルバムをリリースしてひと息、ということですか?
ヒグチ:もう何も自分のなかにはないというか、出し切った気がします。掘ったので、水を貯めて、ちゃぷちゃぷ上で浮かびたいな(笑)。
ヒグチは、このアルバムを引っさげて「HIGUCHIAI band one-man live 2019」を開催する。会場は、11月16日(土)が東京・Veats SHIBUYA、11月24日(日)が大阪・バナナホールだ。ちなみにバンドメンバーには、ドラムとしてグッドラックヘイワの伊藤大地、ギターとして実の妹のひぐちけいが参加している。「妹を音楽の世界に連れ込んじゃったかなと思って、お母さんには『ごめんなさい』と思っています(笑)」と語った。
リスナーの投票数で生演奏をする楽曲を決める「MUSICLICK!」のコーナーでは、ヒグチが嵐の『Love so sweet』をスタジオ生披露した。ぜひradikoで聴いてみてほしい(2019年10月4日28時59分まで)。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited
■最新アルバム『一声讃歌』がリリース
ヒグチは平成元年、香川生まれ。音楽の先生である母親のもと、長野で育った。その後、大学進学と同時に上京。2016年にメジャーデビューしてからの3年間は、歌を仕事にするという事実に向き合う日々だったという。デビュー当時は、尊敬するミュージシャンと同じステージに出る立場になったのだと痛感し、自分も誰かにとって憧れの存在にならなければと自覚が芽生えたとか。
この1年ほどは、歌唱力の向上のために表情筋を鍛えていたという。そこには、こんな理由も。
ヒグチ:私は、街を歩いていて道を訊かれる人になりたかったんです。私の研究ですけど、道を訊かれる人はほっぺが上がっているというか、笑顔が想像できる人だったんですよ。「あの人はあんな顔で笑いそうだな」という人に声を掛けているじゃないかと思って、ずっとオンの顔ができる人はほっぺの筋肉が付いている人なんじゃないかと思って、私は鍛えたんです。「絶対これをやったほうがいい」と言われたのが、「ウィスキー」と言いながら「キー」でキープする。それを家で連呼していますね(笑)。
■ギリギリの覚悟を表したタイトル
そんなヒグチは先日、アルバム『一声讃歌』をリリースした。ヒグチはピアノを担当。ドラマー、ベーシスト、ギタリストと共に録音したため、「シンガーソングライターというよりは、ひとつのバンドっぽいグルーブを感じられるアルバム」だと話す。
ヒグチ:メンバーの演奏を受けて私のテンションが上がったりして、ピアノのメロディも変わってきたり。一緒にやるからこそだと思います。自分ひとりで作っているというよりは、全員で作った曲という感じはしています。
『一声讃歌』というタイトルには、こんな思いを込めた。
ヒグチ:私のひとつの声が、色々な人に伝わっていって、またその人が自分で歌ったり心の中で鳴らしたりして、それが重なって大きな歌に変わっていったらいいなという、自分の覚悟みたいな気持ちを込めてつけたタイトルです。「一声」は「ひと声」とも言うので、もうひと声、あとちょっとだけでも自分は前に進みたいという、ギリギリの覚悟みたいなものを表したタイトルになっています。
カビラは、ヒグチの想いを聞いて、「相当真剣に考えてますね!」と感心していた。
ヒグチ:いやぁ、(内面を)掘りすぎて。もういいです。今は掘るものはないです。掘りすぎました。
カビラ:アルバムをリリースしてひと息、ということですか?
ヒグチ:もう何も自分のなかにはないというか、出し切った気がします。掘ったので、水を貯めて、ちゃぷちゃぷ上で浮かびたいな(笑)。
ヒグチは、このアルバムを引っさげて「HIGUCHIAI band one-man live 2019」を開催する。会場は、11月16日(土)が東京・Veats SHIBUYA、11月24日(日)が大阪・バナナホールだ。ちなみにバンドメンバーには、ドラムとしてグッドラックヘイワの伊藤大地、ギターとして実の妹のひぐちけいが参加している。「妹を音楽の世界に連れ込んじゃったかなと思って、お母さんには『ごめんなさい』と思っています(笑)」と語った。
リスナーの投票数で生演奏をする楽曲を決める「MUSICLICK!」のコーナーでは、ヒグチが嵐の『Love so sweet』をスタジオ生披露した。ぜひradikoで聴いてみてほしい(2019年10月4日28時59分まで)。
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【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited