ravenknee「バンドを時代に刻みたい」 1stアルバム『the ERA』に込めた想い

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「NITTOCHI LUNCHTIME AVENUE」。10月26日(土)のオンエアでは、ravenkneeから松本 祥(Vo/Gt)、安田照嘉(Ba)、松本一輝(Gt)、東 克幸(Dr)が登場。1stアルバム『the ERA』や東京の魅力を語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月2日28時59分まで)


■1stアルバム『the ERA』聴きどころ

ravenkneeは、2017年12月に結成された4人組バンド。岡山県出身の松本(祥)と安田が、以前に対バンしたバンドメンバーをスカウトしたことを機にバンドが発足。デモを渡された松本(一輝)は「ダブルヘッダーでライブが忙しいときに『聴いてください』ってデモを渡されて。曲がよすぎて、フルで聴きました」と加入時のエピソードを明かした。

10月23日(水)には、初のフルアルバム『the ERA』をリリース。同作についてメンバーは、「カテゴライズされたいけど、(枠に)収まりたくない」と解説する。松本(祥)は「いろいろな音楽が好きで、世界の音楽、J-POP、ひとつに絞れない。いろいろな要素を混ぜて昇華させるコンセプトがあったんですけど、ターゲットは限定しすぎないようにしました」と明かした。そして、タイトル『the ERA』の意味を伺うと......。

松本(祥):バンドとして初めてのアルバムでもあり、僕個人として人生初めてのアルバムでもあります。「アルバムを出すことで自分の人生の時代の節目が来たかな」という自分目線の「時代」と、令和になって時代が移り変わっているという、世の中の「時代」の節目がかぶっている気がして。ravenkneeを時代に刻みたいという思いから『the ERA』とつけました。

アルバムの聴きどころを、パートごとに訊いた。

安田:バンドにしては、ベースが下の帯域まで出している。シンセに近いような音も全部ベースで出すというこだわりで作っています。大きなスピーカーやイヤホンでベースの振動を感じてくれたら嬉しいです。
:同期の音も印象的でかっこよく流れていて、それと噛み合うように同じレベルで鳴っているドラムの音を聴いてほしいです。
松本(一):同期で全部できちゃうことを、あえて生にこだわって演奏している「人力パワー感」に魅力があると思います。


■東京の好きなところ

その他オンエアでは、ravenkneeの4人に東京の好きな場所や魅力を訊いた。

松本(祥):下北沢が好きです。以前に住んでいました。人々が活き活きしていて、サブカルチャーが燃えたぎっている。道端で飲んでる人を迷惑だなと思う人もいるかもしれませんが、個人的には心が温まりますね。
安田:僕は岡山出身で、電車が少ないんです。東京は時刻表を見なくても電車に乗れるのが本当に嬉しいです。地元だと1時間に2本あるかな、くらいです。
:神保町の喫茶店や古書店街が好きな場所です。喫茶店「さぼうる」とかに行きます。
松本(一):渋谷が好きですね。僕、音楽以外にプログラミングとかもやっているんですけど、渋谷に職場もあって、音楽友だちもいるので、歩けば友だちに会えるので好きです。

ravenkneeは、12月5日(木)に渋谷WWWで初のワンマンライブを実施する。「人力パワー感や生きもの感など、音源にはない感動を届けたい」とライブの意気込みを語った。フルアルバム『the ERA』の収録曲を披露する予定だ。ライブ情報などの詳細は、ravenkneeのオフィシャルサイトをチェック!

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「NITTOCHI LUNCHTIME AVENUE」では、各界で活躍する注目の人物を迎えてインタビュー。放送は毎週土曜の11時10分頃から。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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