J-WAVEで放送中の『～JK RADIO～TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」（ナビゲーター：GAKU-MC）。10月18日（金）のオンエアでは、サッカー解説者、ジュビロ磐田元監督・名波 浩が登場。前回に引き続き、監督辞任のエピソードを語った。
【前回】名波 浩、監督辞任の理由を赤裸々に語る...「しんどかった」と振り返るのは
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月25日28時59分まで）
■現在の日本代表と監督は...
名波は、現在の日本代表を「セクシーなプレーが多いです。トリッキーさとお互いの流動性、コンビネーションがうまく噛み合っている」と解説。また、23人中20人が海外組という現状を「これはすごいこと。選手がどんどん（海外に）行くようになって、ついにはレアル・マドリード。ベルギーではほとんど毎節日本人対決がある」と語った。
カタール・ワールドカップ・アジア2次予選を分析し、注目ポイントを名波はこう話す。
名波：2次予選は、ミャンマー、モンゴル、タジキスタン、キルギスと、難しい相手はいない。海外組が非常に多く、さまざまな国でやっているので、その国の特徴を出しながら、サッカー先進国ではリーグ戦が繰り広げられているので、それが日本代表になって代表チームにうまく還元できているか、融合性がうまく取れているかを注目してもらいたいです。
特に見どころとして挙げたのが、若い選手たちの成長だ。
名波：25歳以下の若い選手が1カ月に1回代表の試合があって、帰って来るたびに成長している、その成長度合いをしっかりと観てほしいです。あと、こっそりと吉田麻也や長友佑都や川島永嗣がうしろでしっかり支えているよという心強さを感じながら2次予選は観てほしい。最終予選になるとアジアの強豪国が対戦相手になってくるので、勝ち点3、勝ち点1と、数字をしっかりみながら戦わないといけない。
日本代表の森保 一監督は、名波と一緒にプレーした仲だ。
名波：生真面目な方です。選手時代は、味方選手のほころびを全部掃除するような人だったので、監督になってからも緻密さや大胆さを併せ持った素晴らしい監督だと思います。
■辞任の日、中山雅史が...
名波が、監督を辞任した際のエピソードを披露した。
名波：（辞任を発表した）川崎戦の前の日に中山雅史さんに電話して「明日で辞めますから観にきてください」といったところ「仕事が入っていて行けない。夜も生放送がある」ということで「頑張れよ」って言われながら電話を切ったんです。ところが、試合が終わって大ブーイングのなかでロッカーに帰って行ったら監督室に中山さんがいて、無言でガッと抱きしめてきて、あれはちょっとヤバかったですね。二言三言会話して東京に向かってくれました。ハグしに来てくれましたね。
今後について名波は、以下のように抱負を語った。
名波：少しでもサッカー界に貢献できるように頑張りたいです。解説業をやりながらいろいろなサッカーを観て学ぶことも多いだろうと思います。YouTubeとかでもヨーロッパのトレーニングを観て学ぶこともできます。そういうことも取り入れながら、辞めてすぐに札幌、徳島、FC東京の練習を何日か見に行って、新しい発見もありました。自分にないものを持っている監督さんだったので、非常によかったです。これを今後の監督業に活かせるようにしたいです。
『～JK RADIO～TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」。GAKU-MCがサッカーの魅力を伝える、放送は毎週金曜の6時30分頃から。お楽しみに！
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『～JK RADIO～TOKYO UNITED』
放送日時：毎週金曜 6時－11時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited
【前回】名波 浩、監督辞任の理由を赤裸々に語る...「しんどかった」と振り返るのは
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月25日28時59分まで）
■現在の日本代表と監督は...
名波は、現在の日本代表を「セクシーなプレーが多いです。トリッキーさとお互いの流動性、コンビネーションがうまく噛み合っている」と解説。また、23人中20人が海外組という現状を「これはすごいこと。選手がどんどん（海外に）行くようになって、ついにはレアル・マドリード。ベルギーではほとんど毎節日本人対決がある」と語った。
カタール・ワールドカップ・アジア2次予選を分析し、注目ポイントを名波はこう話す。
名波：2次予選は、ミャンマー、モンゴル、タジキスタン、キルギスと、難しい相手はいない。海外組が非常に多く、さまざまな国でやっているので、その国の特徴を出しながら、サッカー先進国ではリーグ戦が繰り広げられているので、それが日本代表になって代表チームにうまく還元できているか、融合性がうまく取れているかを注目してもらいたいです。
特に見どころとして挙げたのが、若い選手たちの成長だ。
名波：25歳以下の若い選手が1カ月に1回代表の試合があって、帰って来るたびに成長している、その成長度合いをしっかりと観てほしいです。あと、こっそりと吉田麻也や長友佑都や川島永嗣がうしろでしっかり支えているよという心強さを感じながら2次予選は観てほしい。最終予選になるとアジアの強豪国が対戦相手になってくるので、勝ち点3、勝ち点1と、数字をしっかりみながら戦わないといけない。
日本代表の森保 一監督は、名波と一緒にプレーした仲だ。
名波：生真面目な方です。選手時代は、味方選手のほころびを全部掃除するような人だったので、監督になってからも緻密さや大胆さを併せ持った素晴らしい監督だと思います。
■辞任の日、中山雅史が...
名波が、監督を辞任した際のエピソードを披露した。
名波：（辞任を発表した）川崎戦の前の日に中山雅史さんに電話して「明日で辞めますから観にきてください」といったところ「仕事が入っていて行けない。夜も生放送がある」ということで「頑張れよ」って言われながら電話を切ったんです。ところが、試合が終わって大ブーイングのなかでロッカーに帰って行ったら監督室に中山さんがいて、無言でガッと抱きしめてきて、あれはちょっとヤバかったですね。二言三言会話して東京に向かってくれました。ハグしに来てくれましたね。
今後について名波は、以下のように抱負を語った。
名波：少しでもサッカー界に貢献できるように頑張りたいです。解説業をやりながらいろいろなサッカーを観て学ぶことも多いだろうと思います。YouTubeとかでもヨーロッパのトレーニングを観て学ぶこともできます。そういうことも取り入れながら、辞めてすぐに札幌、徳島、FC東京の練習を何日か見に行って、新しい発見もありました。自分にないものを持っている監督さんだったので、非常によかったです。これを今後の監督業に活かせるようにしたいです。
『～JK RADIO～TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」。GAKU-MCがサッカーの魅力を伝える、放送は毎週金曜の6時30分頃から。お楽しみに！
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【番組情報】
番組名：『～JK RADIO～TOKYO UNITED』
放送日時：毎週金曜 6時－11時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited