CHAI、思い出深いジブリ音楽を紹介! 泣きながら聴いたのは…

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週水曜日はCHAIが登場。9月4日(水)のオンエアでは、カナ(Vo.&Gt.)とユナ(Dr.&Cho.)が、「ジブリ」をテーマに選曲した。 【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月11日28時59分)


■海外から帰ってきたら最初に観たくなる

「ジブリはCHAIでよく歌っている。世界が広がる感じ、景色が広い感じに影響を受けている」と言うユナ。カナは「海外から帰ってきて一番最初に観たくなるのがジブリ。日本のいいところに浸りたいときはジブリ」と話す。ふたりともジブリ作品には、日本らしさが詰まっていると感じているようだ。

ということで、カナが最初に選んだジブリ音楽は、『平成狸合戦ぽんぽこ』から上々颱風の『いつでも誰かが』。映画のエンディングで流れるこの曲だが、ユナは「ちゃんと曲として聴くの初めてだったんだけど、すごい温かくて、何この広がり感!? 私も一緒にこのなかで歌いたい」と感動した様子。「最後はちょっと苦しい内容だけどいい話」と映画の内容についても触れた。

カナは「ジブリは自然に対して訴えることが多いよね。『もののけ姫』も『風の谷のナウシカ』もそう。小さいときに観て、あまり内容を覚えてないけど、王蟲が刺されたシーンや歌が印象に残っている。大人になってから改めて観たい」と話した。『平成狸合戦ぽんぽこ』は大人になってから観て、自然破壊について考えさせられたそうだ。


■CHAIが青春を思い出す曲

続いて、ユナは『もののけ姫』から久石 譲の『アシタカとサン』を選んだ。

ユナ:動揺が隠せない。これ本当にいい曲だよね。いつ聴いても鳥肌が立つ......。
カナ:なんか涙が出てきたね。スピリチュアルな感じで入り込みすぎちゃう。
ユナ:持っていかれるよね、本当に。『もののけ姫』で、タタラ場に平穏が戻ってきて緑が生えてくるシーンで流れる。本当にいいよね!

この曲は、CHAIにとって青春を思い出す思い出深い曲なのだそう。

ユナ:CHAIが名古屋から東京に遠征している時代に聴いたよね。自分たちで運転して、帰りに夕陽を見ながらこれを流して、みんなで泣きながら(笑)。
カナ:すごい青春だよね。「もっと頑張ろうね、もっと世界はきれいだから、もっと世界は美しいから、もっと頑張ろうね」と思わされる曲だから。
ユナ:心が温かくなる。「ゴミのポイ捨てとか絶対しちゃアカン」っていつも言ってたよね。
カナ:犯罪とかこれ聴いたらなくなるでしょ。戦争とかもこれを聴いたらなくなる。本当に素晴らしい。
ユナ:毎日お昼の12時に町内放送で流したほうがいいんじゃないか、というくらいの心の安らぎ感。人間に必要な音楽かなと思う。
カナ:日本人だから感じるところも多いかもしれないけど、すごい日本の風景や山に合っている。それが合いすぎちゃって、ドライブしながら山を見ながら4人でおかしくなっちゃうの。
ユナ:だいたいいつも静岡あたり。左手に駿河湾で右手に森みたいな。

「他にもたくさんいい曲がある」(カナ)と言うジブリ音楽。ぜひ、今回ふたりが紹介した曲もチェックしてみてほしい。

J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語っている。放送は月曜~木曜の22時30分頃から。お楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月11日28時59分)
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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