J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、今年でデビュー15周年を迎えたフジファブリックを特集。メンバーの山内総一郎(Vo&Gt)、金澤ダイスケ(Key)、加藤慎一(Ba)のコメントとともにお届けした。
フジファブリックは、自身初のプレイリストアルバム『FAB LIST 1』『FAB LIST 2』を8月にリリース。いずれもファン投票により選ばれた上位15曲を収録したもので、EMI Records / UNIVERSAL MUSICとソニー・ミュージックレーベルズで分けられている。
特集2日目となる26日(水)のオンエアでは、メンバーが『FAB LIST 2』から「転機となった曲」を3曲選んだ。
【1日目】フジファブリック、デビュー後に「戦える曲がないとダメだ」と思って作ったのは...
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月2日28時59分まで)
・『夜明けのBEAT』
山内:この曲は、2009年に志村正彦(Vo/Gt)くんが亡くなる前に、次の作品に向けてみんなでデモを出したり、次に進もうとしている最中だったんですね。レコーディング作業はまだできていなくて、デモの段階のものをもとに、僕らが形にした曲です。アルバム『MUSIC』に収録されています。意地もあり『MUSIC』を作ることが使命だと思って作りましたよね。
加藤:「とりあえず世に出さないといけない」という気持ちがみんな強かったと思います。
山内:志村くんがいない場で作業するということもなかったことですし、手探りだったんですけど、いろいろなスタッフやみなさんの支えがあってできたことです。使命感のなかでレコーディング、曲作り、作品づくりをしていたんです。
レコーディング中には、金澤が肺気胸でダウンし、悔し涙を流したこともあった。そうした中でも、山内と加藤は作品づくりを進めた。『夜明けのBEAT』は、映画とドラマの『モテキ』(テレビ東京系)主題歌に起用され、多くの人が耳にした。
・『STAR』
山内、加藤、金澤の3人でフジファブリックを再開しようと作った曲だ。
山内:手探りの中の手探り。だけど、バンドをなくしたくない、続けたい、フジファブリックの音楽をなくしたくない、その気持ちの高ぶりと当時の自分たちの爆発力を注ぎ込んだ曲だと思います。
加藤:3人でやるというときに、自分たちを照らしてくれた曲なんじゃないかと思います。
金澤:いま聴いても勢いがありますね。こういうとなんですけど、勢いしかない(笑)。
加藤は「その曲を聴くとそのときに戻れる。リスナーが『当時のことを思い出す』と言うけれど、作っている側にもそれがある」と語った。
・『手紙』
山内:15周年を迎えるバンドに対して、いろいろと考える時期がありました。15年続けられるなんて感謝しかない。「このバンドを続ける」といったときに、ファンのみなさんやスタッフが「いい」と言ってくれなければ、できなかったですからね。いろいろな感謝の気持ちを伝えたかった曲。言いたいことはシンプルで、いま会いたいけど会えない人とか故郷の友人とかに対して、僕は東京に住んで時間は経ったけど「きみみたいな大切な友だちが東京にもできて、一緒にバンドとして活動しているよ」と、バンドメンバーを故郷の友人に紹介する、そんな内容の曲になっています。15周年のバンドを総括すると、一言では言い切れないけれど、これから先もフジファブリックは続いていくという意思表示の曲。
金澤:エネルギーがある曲。バンドでやったときにどう増幅されるのかなと思って聴いていました。
加藤:(たくさん作り直したので最初と)形は変わったけれど、曲の持ってる力は最初から変わっていない。
山内:この曲ができたことで、バンドも一皮むけた気がするので、バンドの転機となった曲ですね。
特集3日目は、J-WAVEリスナーが選ぶ「フジファブリックといえばこの曲」を紹介する。更新をお楽しみに。
『SONAR MUSIC』のワンコーナー「FEATURE TOPICS」では、様々な旬の音楽トピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていく。放送は月曜~木曜23時頃から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月2日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
フジファブリックは、自身初のプレイリストアルバム『FAB LIST 1』『FAB LIST 2』を8月にリリース。いずれもファン投票により選ばれた上位15曲を収録したもので、EMI Records / UNIVERSAL MUSICとソニー・ミュージックレーベルズで分けられている。
特集2日目となる26日(水)のオンエアでは、メンバーが『FAB LIST 2』から「転機となった曲」を3曲選んだ。
【1日目】フジファブリック、デビュー後に「戦える曲がないとダメだ」と思って作ったのは...
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月2日28時59分まで)
・『夜明けのBEAT』
山内:この曲は、2009年に志村正彦(Vo/Gt)くんが亡くなる前に、次の作品に向けてみんなでデモを出したり、次に進もうとしている最中だったんですね。レコーディング作業はまだできていなくて、デモの段階のものをもとに、僕らが形にした曲です。アルバム『MUSIC』に収録されています。意地もあり『MUSIC』を作ることが使命だと思って作りましたよね。
加藤:「とりあえず世に出さないといけない」という気持ちがみんな強かったと思います。
山内:志村くんがいない場で作業するということもなかったことですし、手探りだったんですけど、いろいろなスタッフやみなさんの支えがあってできたことです。使命感のなかでレコーディング、曲作り、作品づくりをしていたんです。
レコーディング中には、金澤が肺気胸でダウンし、悔し涙を流したこともあった。そうした中でも、山内と加藤は作品づくりを進めた。『夜明けのBEAT』は、映画とドラマの『モテキ』(テレビ東京系)主題歌に起用され、多くの人が耳にした。
・『STAR』
山内、加藤、金澤の3人でフジファブリックを再開しようと作った曲だ。
山内:手探りの中の手探り。だけど、バンドをなくしたくない、続けたい、フジファブリックの音楽をなくしたくない、その気持ちの高ぶりと当時の自分たちの爆発力を注ぎ込んだ曲だと思います。
加藤:3人でやるというときに、自分たちを照らしてくれた曲なんじゃないかと思います。
金澤:いま聴いても勢いがありますね。こういうとなんですけど、勢いしかない(笑)。
加藤は「その曲を聴くとそのときに戻れる。リスナーが『当時のことを思い出す』と言うけれど、作っている側にもそれがある」と語った。
・『手紙』
山内:15周年を迎えるバンドに対して、いろいろと考える時期がありました。15年続けられるなんて感謝しかない。「このバンドを続ける」といったときに、ファンのみなさんやスタッフが「いい」と言ってくれなければ、できなかったですからね。いろいろな感謝の気持ちを伝えたかった曲。言いたいことはシンプルで、いま会いたいけど会えない人とか故郷の友人とかに対して、僕は東京に住んで時間は経ったけど「きみみたいな大切な友だちが東京にもできて、一緒にバンドとして活動しているよ」と、バンドメンバーを故郷の友人に紹介する、そんな内容の曲になっています。15周年のバンドを総括すると、一言では言い切れないけれど、これから先もフジファブリックは続いていくという意思表示の曲。
金澤:エネルギーがある曲。バンドでやったときにどう増幅されるのかなと思って聴いていました。
加藤:(たくさん作り直したので最初と)形は変わったけれど、曲の持ってる力は最初から変わっていない。
山内:この曲ができたことで、バンドも一皮むけた気がするので、バンドの転機となった曲ですね。
特集3日目は、J-WAVEリスナーが選ぶ「フジファブリックといえばこの曲」を紹介する。更新をお楽しみに。
『SONAR MUSIC』のワンコーナー「FEATURE TOPICS」では、様々な旬の音楽トピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていく。放送は月曜~木曜23時頃から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月2日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/