9月23日（月・祝）にオンエアされた特番『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL UNIQLO presents WEAR YOUR LIFE』（ナビゲーター：DJ TARO）。シンプルで上質、そして細部への工夫に満ちている、生活ニーズから考え抜かれ、進化し続ける普段着。ユニクロ「LifeWear」の世界観を、音楽と言葉で表現しお届け。11時台はエッセイストの松浦弥太郎が登場。日々感じていること、大切にしていることを語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年9月30日28時59分まで）
■家族との時間を最優先
松浦は、暮らしの中のひとつひとつを面白くする工夫を大切にしている。暮らしのすべてに学びがあるという。家族との時間を最優先するのもこだわりだ。「今の社会はとても忙しく、家族が犠牲になってしまうことが多い。僕は家族との関係を何よりも大切にしたほうがいいと、いつも思っている」と語る。
松浦：家族との約束は、毎日19時には一緒にご飯を食べること。ルールのように自分のなかで心がけています。19時に家族とご飯を食べるには、何時まで仕事をすればいいのか、そして何時から仕事をはじめればいいのか、その時間から仕事をはじめるには何時に起きればいいのか。それを考えたら何時に寝たらいいのかとなりますよね。暮らしのスケジュールは全て「家族と一緒に19時からご飯を食べる」を基点に考えています。
■服との付き合い方
松浦の服のこだわりは「清潔感」だ。清潔なものを着ると「気持ちが爽やかになり、姿勢も自然と正される」という。「身だしなみとして相手に与える印象も違うのでは」とも。そのため松浦は、着ることで「心から自分がリラックスできること」と「心地よくいられること」を大切にしている。無理をした服を着ると1日がギクシャクしてしまうと指摘した。
松浦は、同じ服・好きな服をローテーションで着ている。秋はボタンダウンシャツ、クルーネックセーター、チノパンだ。同じチノパンがみっつあり、洗濯しながら同じパターンを繰り返すことが松浦の定番となっている。
また、松浦にとっての「上質な服」の定義は「動きやすくて肌さわりのいい服」「組み合わせを考えなくても落ち着く服」だ。「上質なものを持っていれば、どんな組み合わせをしてもバランスが崩れないので安心する」と話す。
松浦は、若い世代へ向けて、服との付き合い方をこうアドバイスする。
松浦：いろいろな服を着る、いろいろな靴を履く、いろいろな小物を身につける、そういうことをしていく中で、結果として自分が一番好きな色、似合う色、リラックスできる服が絞られていきます。（年を重ねると）「こんな服で大丈夫かな」と不安にならなくなる。
松浦も若いころは「人によく見られたいとか、人に好まれたいと思って、無理をしていろいろな服を着ていたときもあります」と明かす。
松浦：でも、それはそれで必要な時間だったと思います。年齢とともに自分が「こういうものを着ると気持ちいいな」「こういう服が好きなんだ」「こういう服で日々の暮らしと仕事をしていくんだ」というのが、わかるんじゃないですかね。
■「ユニクロ LifeWear Story 100」
最後に松浦は、自らが監修しているコンテンツ「ユニクロ LifeWear Story 100」を語った。同コンテンツでは、ユニクロのLifeWearと松浦の旅の物語が紹介されている。同コンテンツを手がけて松浦が感じたことは「友人のように感じる服がある」ということだった。
松浦：若い頃から現在に至るまで、いろいろな旅をしたり、いろいろな人と出会ったり、嬉しいこと、悲しいこと、たくさんの出来事を体験しました。そのなかで、朝に1枚のTシャツを着ることで元気をもらえたり、寒い日に体を温めてくれたダウンジャケットがあったり、心地よく感じたデニムがあったり。どんなにその服がボロボロになったとしても、捨てることができないような服って誰しも1着や2着は持っているんじゃないですかね。その服をよく見てみると、そこには自分とそのときの物語、忘れていたようなことが浮かび上がってくるんです。改めて僕は「ユニクロ LifeWear Story 100」を綴ることで気づかされました。
この機会に、みなさんも暮らしと服への向き合い方を考えてみてはいかがだろうか。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL UNIQLO presents WEAR YOUR LIFE』
放送日時：9月23日（月・祝） 9時－17時55分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/holiday/20190923/
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■家族との時間を最優先
松浦は、暮らしの中のひとつひとつを面白くする工夫を大切にしている。暮らしのすべてに学びがあるという。家族との時間を最優先するのもこだわりだ。「今の社会はとても忙しく、家族が犠牲になってしまうことが多い。僕は家族との関係を何よりも大切にしたほうがいいと、いつも思っている」と語る。
松浦：家族との約束は、毎日19時には一緒にご飯を食べること。ルールのように自分のなかで心がけています。19時に家族とご飯を食べるには、何時まで仕事をすればいいのか、そして何時から仕事をはじめればいいのか、その時間から仕事をはじめるには何時に起きればいいのか。それを考えたら何時に寝たらいいのかとなりますよね。暮らしのスケジュールは全て「家族と一緒に19時からご飯を食べる」を基点に考えています。
■服との付き合い方
松浦の服のこだわりは「清潔感」だ。清潔なものを着ると「気持ちが爽やかになり、姿勢も自然と正される」という。「身だしなみとして相手に与える印象も違うのでは」とも。そのため松浦は、着ることで「心から自分がリラックスできること」と「心地よくいられること」を大切にしている。無理をした服を着ると1日がギクシャクしてしまうと指摘した。
松浦は、同じ服・好きな服をローテーションで着ている。秋はボタンダウンシャツ、クルーネックセーター、チノパンだ。同じチノパンがみっつあり、洗濯しながら同じパターンを繰り返すことが松浦の定番となっている。
また、松浦にとっての「上質な服」の定義は「動きやすくて肌さわりのいい服」「組み合わせを考えなくても落ち着く服」だ。「上質なものを持っていれば、どんな組み合わせをしてもバランスが崩れないので安心する」と話す。
松浦は、若い世代へ向けて、服との付き合い方をこうアドバイスする。
松浦：いろいろな服を着る、いろいろな靴を履く、いろいろな小物を身につける、そういうことをしていく中で、結果として自分が一番好きな色、似合う色、リラックスできる服が絞られていきます。（年を重ねると）「こんな服で大丈夫かな」と不安にならなくなる。
松浦も若いころは「人によく見られたいとか、人に好まれたいと思って、無理をしていろいろな服を着ていたときもあります」と明かす。
松浦：でも、それはそれで必要な時間だったと思います。年齢とともに自分が「こういうものを着ると気持ちいいな」「こういう服が好きなんだ」「こういう服で日々の暮らしと仕事をしていくんだ」というのが、わかるんじゃないですかね。
■「ユニクロ LifeWear Story 100」
最後に松浦は、自らが監修しているコンテンツ「ユニクロ LifeWear Story 100」を語った。同コンテンツでは、ユニクロのLifeWearと松浦の旅の物語が紹介されている。同コンテンツを手がけて松浦が感じたことは「友人のように感じる服がある」ということだった。
松浦：若い頃から現在に至るまで、いろいろな旅をしたり、いろいろな人と出会ったり、嬉しいこと、悲しいこと、たくさんの出来事を体験しました。そのなかで、朝に1枚のTシャツを着ることで元気をもらえたり、寒い日に体を温めてくれたダウンジャケットがあったり、心地よく感じたデニムがあったり。どんなにその服がボロボロになったとしても、捨てることができないような服って誰しも1着や2着は持っているんじゃないですかね。その服をよく見てみると、そこには自分とそのときの物語、忘れていたようなことが浮かび上がってくるんです。改めて僕は「ユニクロ LifeWear Story 100」を綴ることで気づかされました。
この機会に、みなさんも暮らしと服への向き合い方を考えてみてはいかがだろうか。
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【番組情報】
番組名：『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL UNIQLO presents WEAR YOUR LIFE』
放送日時：9月23日（月・祝） 9時－17時55分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/holiday/20190923/