J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、ミュージシャンやバンドが題材となった「音楽映画」を特集。
特集最終日となる9月12日(木)のオンエアでは、リスナーおすすめの音楽映画をコメントとともに紹介した。
【1日目】ハマ・オカモトおすすめの音楽映画「バンドマンの全部が映ってるんじゃないかな」
【2日目】新垣結衣が演じた「めちゃめちゃ秀逸な演奏シーン」 Base Ball Bear・小出祐介が号泣!
【3日目】R-指定がおすすめ! MCバトルをするラッパーが「自分の人生を重ねる」音楽映画
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月19日28時59分まで)
■リスナーおすすめの音楽映画3選
・『はじまりのうた』
「オープニングで主人公のグレタ(キーラ・ナイトレイ)が歌う『A Step You Can't Take Back』が最高です。ささやくような歌声に惚れ惚れします」
『はじまりのうた』は2013年公開の映画。恋人・デイヴに裏切られ、失意を抱えながらバーで歌っていたグレタ。しかし、音楽プロデューサーを名乗る男との出会いで、思わぬ運命をたどるというストーリー。
恋人・デイヴ役としてアダム・レヴィーン(マルーン5)が映画に初出演したことでも話題になった。ジョン・カーニー監督は元ベーシストで、『ONCE ダブリンの街角で』など、音楽をテーマにした作品も多い。
・『シング・ストリート 未来へのうた』(同じくジョン・カーニー監督作品)
「デュラン・デュラン、ザ・キュアー、ザ・クラッシュなど、80年代の音楽が当時どんな温度感で聴かれていたかがすごく伝わる作品。そのなかに、映画のために作られたはずのシング・ストリートのオリジナル楽曲がめちゃくちゃ馴染んでいる。どの曲もすごくいい」
<あらすじ>
1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった――。
・『ジャージー・ボーイズ』
「来日中のフランキー・ヴァリとそのバンドであるザ・フォー・シーズンズのヒストリーを、クリント・イーストウッド監督が描いたミュージカル作品。ミュージカル映画にありがちな突然歌い出す不自然さがない。一番好きだったのは、ピアノが新曲を披露するシーン。作曲した本人がピアノで弾き語ると、楽器を持ったメンバーが近づいてきて、楽譜を覗き見ながら合わせていくセッションが、自然とひとつの楽曲になっていく。不自然さがまったくない演出にしびれました。ストーリーに没頭できる。『ジャージー・ボーイズ』はドキュメンタリーではないのに、ミュージシャンの喜びや苦悩をリアルに描き出していて、しかも誰もが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げている。クリント・イーストウッド監督の手腕に脱帽です」
■あっこゴリラおすすめ音楽映画は...
・『グッド・ヴァイブレーションズ』
<あらすじ>
自由をつかむんだ! この魂は、決して"金"には渡さない――。その音楽は、1978年の北アイルランド<ベルファスト>で若者達と1人のレコード店主に生きる理由を与えた。"グッド・ヴァイブレーションズ"はレコード屋じゃない、レーベルでもない。それは生き方なんだ。
あっこゴリラ:かつて北アイルランドにはクラブやディスコがあって、そこには本当にさまざまな思想の人が入り乱れて、多様性に満ちあふれていて、みんなで音楽を楽しんでいました。その後、カトリックとプロテスタントの宗教的な争いが起きてしまって、思想に引っ張られて音楽が楽しめなくなって、クラブには誰も来なくなってしまったんです。権力者が身勝手なことをして市民が置いてけぼりになっている状況。そんな時代に、おじさんがライブハウスに行って、若者がやっているパンクに衝撃を受けるんですよ。それで「レコード屋はじめるぞ!」と言って、紛争が起きている状況で立ち上げたレコード屋の名前が「グッド・ヴァイブレーションズ」なんですよ。これ、すごくパンクだと思いません? グッド・ヴァイブスにあふれてない世の中で「グッド・ヴァイブレーションズ」というお店を立ち上げる精神性がすごくカッコいい。
あっこゴリラは映画『グッド・ヴァイブレーションズ』に感動して曲を制作。番組では、その楽曲『GOOD VIBRATIONS×GEN(from 04 limited sazabys)』を流した。
『グッド・ヴァイブレーションズ』は現在上映中。劇場に足を運んでみては。
▽作品情報
『グッド・ヴァイブレーションズ』
2013年アイルランド・アカデミー賞作品賞ノミネート
2014年英国アカデミー賞英国デビュー賞ノミネート(脚本)
監督:リサ・バロス・ディーサ、グレン・レイバーン|脚本:コリン・カーベリー、グレン・パターソン
出演:リチャード・ドーマー、ジョディ・ウィッテカー、マイケル・コーガン、カール・ジョンソン、リーアム・カニンガム、エイドリアン・ダンバー、ディラン・モラン他
2012年|原題:Good Vibrations|イギリス=アイルランド|カラー|シネマスコープ|103分|DCP|PG12
英国公開:2013年3月29日|日本語字幕:岡俊彦|配給:SPACE SHOWER FILMS
(C)Canderblinks (Vibes) Limited / Treasure Entertainment Limited 2012
公式HP:http://good-vibrations-film.com/
『SONAR MUSIC』のワンコーナー「FEATURE TOPICS」では、様々な旬の音楽トピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていく。放送は月曜~木曜23時頃から。お聴き逃しなく。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
特集最終日となる9月12日(木)のオンエアでは、リスナーおすすめの音楽映画をコメントとともに紹介した。
【1日目】ハマ・オカモトおすすめの音楽映画「バンドマンの全部が映ってるんじゃないかな」
【2日目】新垣結衣が演じた「めちゃめちゃ秀逸な演奏シーン」 Base Ball Bear・小出祐介が号泣!
【3日目】R-指定がおすすめ! MCバトルをするラッパーが「自分の人生を重ねる」音楽映画
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月19日28時59分まで)
■リスナーおすすめの音楽映画3選
・『はじまりのうた』
「オープニングで主人公のグレタ(キーラ・ナイトレイ)が歌う『A Step You Can't Take Back』が最高です。ささやくような歌声に惚れ惚れします」
『はじまりのうた』は2013年公開の映画。恋人・デイヴに裏切られ、失意を抱えながらバーで歌っていたグレタ。しかし、音楽プロデューサーを名乗る男との出会いで、思わぬ運命をたどるというストーリー。
恋人・デイヴ役としてアダム・レヴィーン(マルーン5)が映画に初出演したことでも話題になった。ジョン・カーニー監督は元ベーシストで、『ONCE ダブリンの街角で』など、音楽をテーマにした作品も多い。
・『シング・ストリート 未来へのうた』(同じくジョン・カーニー監督作品)
「デュラン・デュラン、ザ・キュアー、ザ・クラッシュなど、80年代の音楽が当時どんな温度感で聴かれていたかがすごく伝わる作品。そのなかに、映画のために作られたはずのシング・ストリートのオリジナル楽曲がめちゃくちゃ馴染んでいる。どの曲もすごくいい」
<あらすじ>
1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった――。
・『ジャージー・ボーイズ』
「来日中のフランキー・ヴァリとそのバンドであるザ・フォー・シーズンズのヒストリーを、クリント・イーストウッド監督が描いたミュージカル作品。ミュージカル映画にありがちな突然歌い出す不自然さがない。一番好きだったのは、ピアノが新曲を披露するシーン。作曲した本人がピアノで弾き語ると、楽器を持ったメンバーが近づいてきて、楽譜を覗き見ながら合わせていくセッションが、自然とひとつの楽曲になっていく。不自然さがまったくない演出にしびれました。ストーリーに没頭できる。『ジャージー・ボーイズ』はドキュメンタリーではないのに、ミュージシャンの喜びや苦悩をリアルに描き出していて、しかも誰もが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げている。クリント・イーストウッド監督の手腕に脱帽です」
■あっこゴリラおすすめ音楽映画は...
・『グッド・ヴァイブレーションズ』
<あらすじ>
自由をつかむんだ! この魂は、決して"金"には渡さない――。その音楽は、1978年の北アイルランド<ベルファスト>で若者達と1人のレコード店主に生きる理由を与えた。"グッド・ヴァイブレーションズ"はレコード屋じゃない、レーベルでもない。それは生き方なんだ。
あっこゴリラ:かつて北アイルランドにはクラブやディスコがあって、そこには本当にさまざまな思想の人が入り乱れて、多様性に満ちあふれていて、みんなで音楽を楽しんでいました。その後、カトリックとプロテスタントの宗教的な争いが起きてしまって、思想に引っ張られて音楽が楽しめなくなって、クラブには誰も来なくなってしまったんです。権力者が身勝手なことをして市民が置いてけぼりになっている状況。そんな時代に、おじさんがライブハウスに行って、若者がやっているパンクに衝撃を受けるんですよ。それで「レコード屋はじめるぞ!」と言って、紛争が起きている状況で立ち上げたレコード屋の名前が「グッド・ヴァイブレーションズ」なんですよ。これ、すごくパンクだと思いません? グッド・ヴァイブスにあふれてない世の中で「グッド・ヴァイブレーションズ」というお店を立ち上げる精神性がすごくカッコいい。
あっこゴリラは映画『グッド・ヴァイブレーションズ』に感動して曲を制作。番組では、その楽曲『GOOD VIBRATIONS×GEN(from 04 limited sazabys)』を流した。
『グッド・ヴァイブレーションズ』は現在上映中。劇場に足を運んでみては。
▽作品情報
『グッド・ヴァイブレーションズ』
2013年アイルランド・アカデミー賞作品賞ノミネート
2014年英国アカデミー賞英国デビュー賞ノミネート(脚本)
監督:リサ・バロス・ディーサ、グレン・レイバーン|脚本:コリン・カーベリー、グレン・パターソン
出演:リチャード・ドーマー、ジョディ・ウィッテカー、マイケル・コーガン、カール・ジョンソン、リーアム・カニンガム、エイドリアン・ダンバー、ディラン・モラン他
2012年|原題:Good Vibrations|イギリス=アイルランド|カラー|シネマスコープ|103分|DCP|PG12
英国公開:2013年3月29日|日本語字幕:岡俊彦|配給:SPACE SHOWER FILMS
(C)Canderblinks (Vibes) Limited / Treasure Entertainment Limited 2012
公式HP:http://good-vibrations-film.com/
『SONAR MUSIC』のワンコーナー「FEATURE TOPICS」では、様々な旬の音楽トピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていく。放送は月曜~木曜23時頃から。お聴き逃しなく。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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