J-WAVEで放送中の番組『MAKE MY DAY』(ナビゲーター:前田智子)のワンコーナー「THERMOS HERE WE GO」。9月1日(日)のオンエアでは、小豆島で体験したそうめん作りを紹介した。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月8日28時59分まで)
■小豆島は、そうめんの日本3大産地のひとつ
小豆島の名産といえばオリーブ、醤油などが有名だが、そうめんの名産地としても知られる。今回、前田は、小豆島の「なかぶ庵」を訪れた。なかぶ庵の社長・中武義景さんによると、小豆島はそうめんの日本3大産地で、1590年代、約420年前にそうめんの製造が始まったという。
なかぶ庵では、小豆島の手延べそうめんと、自社で開発した乾麺とは異なる生のそうめんを提供しており、そうめん作りも体験できる。そうめんは完成するのに最低でも約14時間掛かるため、全ては体験できないが、なかでも動きのある「箸分け」の行程を体験できる。2本の管にそうめんを90から100本近く巻き付けてあり、それを引っ張って1メートル80センチから90センチまで伸ばし、真ん中のくっついている部分を大きな箸で2、3回分けると、乾燥できる状態になる。
中武さんは「箸ですっと分けると一瞬でパッと分かれるんです。見ていてもきれいですし、自分でやっても気持ちがいいです。そこを味わっていただきたくてこのプログラムを提供しています」と話した。
うどんは大きな生地を平たく伸ばして細長く切り分けていくが、手延べそうめんは、小麦粉で作った大きな生地を引っ張って1本の細い麺に伸ばしていく。最終的には太さは1ミリ、全長350キロほどの長さに伸ばす。なかぶ庵では、手延べそうめんが商品のカタチになるまでの過程を見学し体験することができる。
■生のそうめんは現場でしか食べられない味
「箸分け」は、2メートルほどの高さの物干し竿のような装置を使い、腕の力でグイグイと伸ばす。最終的に8の字に巻かれたそうめんを箸を使って上下に開いて分ける。この過程で、40センチくらいの生地が2メートルくらいまで細く伸びる。
前田は、「30分ほどの体験で、終わるころには最初に伸ばしたそうめんが乾燥し、表面がカサカサになり縮み始めていた」と言う。その乾燥する前のそうめんが、生のそうめんだ。昔は賄いとして食べられていたという生のそうめん。箸分けまでやるとだいたいお昼くらいになり、天日干しをしていると昼食が食べられないので、そうめんの状態を見ながら食べられるように、その場で茹でて水につけて食べていたのだとか。
現場でしか食べられない味ということだ。そうめんが乾きすぎると生ではなくなるし、あまりにも生だと生地がくっついてしまう。生地の時点でくっつかないようにゴマ油を使用しているため、ほんのりと香りがする。
戦国時代の末期から製造が始まった小豆島のそうめん作り。前田にとっても、島の歴史や文化、そして味に触れた貴重な体験になったようで「小豆島をさらに好きになりました」と語った。
なかぶ庵の工場見学や箸分け体験は、随時受け付け中。小豆島を訪れた際にはぜひ足を運んでみてほしい。
J-WAVE『MAKE MY DAY』のワンコーナー「THERMOS HERE WE GO」では、ココロとカラダをリフレッシュさせてくれるような、番組一押しのアクティビティ、イベントを紹介している。時間は8時10分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月8日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『MAKE MY DAY』
放送日時:毎週日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/makemyday/
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月8日28時59分まで)
■小豆島は、そうめんの日本3大産地のひとつ
小豆島の名産といえばオリーブ、醤油などが有名だが、そうめんの名産地としても知られる。今回、前田は、小豆島の「なかぶ庵」を訪れた。なかぶ庵の社長・中武義景さんによると、小豆島はそうめんの日本3大産地で、1590年代、約420年前にそうめんの製造が始まったという。
なかぶ庵では、小豆島の手延べそうめんと、自社で開発した乾麺とは異なる生のそうめんを提供しており、そうめん作りも体験できる。そうめんは完成するのに最低でも約14時間掛かるため、全ては体験できないが、なかでも動きのある「箸分け」の行程を体験できる。2本の管にそうめんを90から100本近く巻き付けてあり、それを引っ張って1メートル80センチから90センチまで伸ばし、真ん中のくっついている部分を大きな箸で2、3回分けると、乾燥できる状態になる。
中武さんは「箸ですっと分けると一瞬でパッと分かれるんです。見ていてもきれいですし、自分でやっても気持ちがいいです。そこを味わっていただきたくてこのプログラムを提供しています」と話した。
うどんは大きな生地を平たく伸ばして細長く切り分けていくが、手延べそうめんは、小麦粉で作った大きな生地を引っ張って1本の細い麺に伸ばしていく。最終的には太さは1ミリ、全長350キロほどの長さに伸ばす。なかぶ庵では、手延べそうめんが商品のカタチになるまでの過程を見学し体験することができる。
■生のそうめんは現場でしか食べられない味
「箸分け」は、2メートルほどの高さの物干し竿のような装置を使い、腕の力でグイグイと伸ばす。最終的に8の字に巻かれたそうめんを箸を使って上下に開いて分ける。この過程で、40センチくらいの生地が2メートルくらいまで細く伸びる。
前田は、「30分ほどの体験で、終わるころには最初に伸ばしたそうめんが乾燥し、表面がカサカサになり縮み始めていた」と言う。その乾燥する前のそうめんが、生のそうめんだ。昔は賄いとして食べられていたという生のそうめん。箸分けまでやるとだいたいお昼くらいになり、天日干しをしていると昼食が食べられないので、そうめんの状態を見ながら食べられるように、その場で茹でて水につけて食べていたのだとか。
現場でしか食べられない味ということだ。そうめんが乾きすぎると生ではなくなるし、あまりにも生だと生地がくっついてしまう。生地の時点でくっつかないようにゴマ油を使用しているため、ほんのりと香りがする。
戦国時代の末期から製造が始まった小豆島のそうめん作り。前田にとっても、島の歴史や文化、そして味に触れた貴重な体験になったようで「小豆島をさらに好きになりました」と語った。
なかぶ庵の工場見学や箸分け体験は、随時受け付け中。小豆島を訪れた際にはぜひ足を運んでみてほしい。
J-WAVE『MAKE MY DAY』のワンコーナー「THERMOS HERE WE GO」では、ココロとカラダをリフレッシュさせてくれるような、番組一押しのアクティビティ、イベントを紹介している。時間は8時10分から。
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【番組情報】
番組名:『MAKE MY DAY』
放送日時:毎週日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/makemyday/