【注目の学生アーティスト】あっこゴリラもパワーをもらった、Koyano Takahiroの楽曲

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。

大学生・専門学生の音楽事情に迫る「SONAR TO THE NEXT」のコーナーでは、大学生・専門学生アーティストを数珠つなぎで紹介していく。9月3日(火)のオンエアでは、Koyano Takahiroさんに話を訊くとともに、大学生・専門学生アーティストを紹介してもらった。


■純粋に音楽に求めるものがある

【前回の記事】凶暴だけど繊細、爆発力が魅力のビートメイカー・KANYA

KANYAさんが「音楽の他にも映像とかもクリエイトしている」と紹介したKoyano Takahiroさん。楽曲『Where Did We Meet』を聴いたあっこゴリラも、その独特の世界観に「どういう思いでこの曲を作ったんだろう」とコメントした。

あっこゴリラ:もうなんかスーパーアンビエントな曲ですけれども......。これ暗闇で聴いたら泣いちゃうかもしれない。どういう思いで作ったんですか?
Koyano:曲名の『Where Did We Meet』にもあるように、「私たちはどこで出会ったんだろう」っていう郷愁というか、どこで始まってどこで終わったのかいろんなわからない部分がいっぱいあって......その懐かしい思いを届けたいなと思いました。
あっこゴリラ:後半の展開もおもしろいよね。
Koyano:そうですね。なんか地球に帰ってきたみたいな感じというか......。
あっこゴリラ:そうそうそう! すごく安心感のある感じ。
Koyano:やっぱりたどり着くところは安心する場所なので。
あっこゴリラ:なるほどね~。じゃあここに行くまでの不安とかいろんな思いを馳せて、こういう音になったの?
Koyano:ラジオの声とか、人の声や音とか、テレビのチャンネルみたいにいろんな場面があるように、みたいな感じで思いを馳せてました。

Koyanoさんの思いを聞いたあっこゴリラは、「めっちゃおもしろいね。やっぱり、ここまで実験的にやってる人ってなかなか出会えない。すごくピュアだよね」と感想を述べた。

Koyano:ありがとうございます。やっぱり純粋に求めてるものがあって、どっちかっていうと物語みたいな感じで作りたいなといつも思ってます。
あっこゴリラ:これってほんとすごいことだと思うんだよね。やっぱりどうしてもポップスだったら3分間、AとBとサビがあったりとか、ダンスミュージックだったらまたいろんな基本があったりとかするけど、こういうピュアなの聴くと、「ああ~、自由だわ~」ってなる! めっちゃパワーもらった。最初泣きそうになったけど......。アハハハハ!
Koyano:すごく嬉しいです。

・Koyano Takahiroの楽曲を聴く
https://soundcloud.com/user-849612382


■純粋に音楽を楽しんでるアーティスト

そんな、Koyanoさんがおすすめする大学生・専門学生アーティストは、Tatsuro-Banana。

あっこゴリラ:Tatsuro-Bananaさんはどんなアーティストなんですか?
Koyano:大学の仲間なんですけど、彼も純粋に音楽を楽しんでる人で、逆に僕にはできないような曲を作っています。色々語り合ったりして、いつも"すごいな~"って思うので、ぜひ紹介させていただきたいなと思いました。
あっこゴリラ:大学の同じサークルとか?
Koyano:そういうわけではなくて、友だちです。
あっこゴリラ:でもいいね~。別のベクトルでピュアでやってるもの同士がいて、話したりとか、曲を聴かせ合ったりとかさ。
Koyano:やっぱり違った音楽でも、求めるところが似てたりとかありますね。

次回は、Tatsuro-Bananaさんに話を訊くとともに、おすすめアーティストを紹介してもらう。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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