J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、今年で20周年を迎える都市型音楽フェス「SUMMER SONIC」を特集する。
2000年にスタートしたサマソニ。「SUMMER SONIC 2019」はアニバーサリーイヤーということで、10年ぶりに8月16日(金)・17日(土)・18日(日)の3日間開催となる。特集2日目となる8月6日(火)のオンエアでは、2010年以降のサマソニの歴史に迫った。
1日目:【ライブ音源あり】サマソニ20年の歴史を振り返る! "歴代1位"との呼び声も高い2003年のレディオヘッドのステージとは?
■日本のロックレジェンド・矢沢永吉が初参戦!
2010年はヘッドライナーにスティーヴィー・ワンダーとジェイ・Zが登場。両日ともにロックアーティスト以外がヘッドライナーを務めるのは、サマソニ初のことだった。その他、ナズやア・トライブ・コールド・クエストなど、レジェンドヒップホップ勢が出演。ロックフェスのイメージを超えた新たなフィールドへ挑戦した。
しかし、ロック勢も健在。スマッシング・パンプキンズ、オフスプリング、Sum 41が出演。日本からは矢沢永吉が参戦するなど、11回目にしてフェスの多様性を示した。
サマソニ史上初、ロックアーティスト以外が両日ヘッドライナーを務めた前年から一転、2011年はサマソニ初期の王道に立ち返る。ザ・ストロークス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがヘッドライナーを務めた。
そして、2011年のサプライズといえばX JAPANの出演である。X JAPANにとってこれが初めてのフェス出演だった。また、2011年からは、サマソニ前日の金曜深夜に行なわれていた「SONICMANIA」が復活。アンダーワールドやプライマル・スクリームなど、豪華アーティストが出演した。
2012年は、通算3度目のヘッドライナーとなるミスターサマソニことグリーン・デイと、人気絶頂のR&Bクイーンであるリアーナがヘッドライナーを務めた。グリーン・デイが出演した日は、ONE OK ROCK、吉井和哉、フランツ・フェルディナンドなど、バラエティに富んだロックアーティストが出演。リアーナが出演した日は、ジャミロクワイやピットブルなど、R&Bやヒップホップの大物たちが名を連ねた。
さらに、今や世界屈指のDJとして活躍するカルヴィン・ハリスが、ソニックステージのクロージングアクトとして出演。のちに彼は、メインステージのヘッドライナーを務めることとなる。
■「奇跡の復活」があった2015年
2013年は、サマソニ史上初となる1日2組のダブルヘッドライナーとなった。初日はメタリカとリンキン・パーク、2日目はミューズとMr.Children。サマソニ初年度にトップバッターとして参戦したミューズが、ついにヘッドライナーとなったのだ。一方、メインステージのトップバッターには、のちに世界的ロックバンドとなるイマジン・ドラゴンズが初来日ながら抜擢された。さらにシンディ・ローパー、チープ・トリック、アース・ウィンド・アンド・ファイアーなど、往年のレジェンドたちがインドアステージを彩った。
2014年は、アルバム『AM』でロック界の頂点に立ったアークティック・モンキーズが2007年以来となる2度目のヘッドライナーを務めた。もう1組のヘッドライナーは、アダム・ランバートをボーカルに迎え、クイーンがクイーン+アダム・ランバートとして出演を果たした。
ほかにも、ロバート・プラント・アンド・ザ・センセーショナル・スペース・シフターズ、リッチー・サンボラ、DREAMS COME TRUE、アヴリル・ラヴィーンなど、ボーダレスなジャンルのアーティストが多数出演。またBillboard JAPANとサマソニがコラボしたステージ「Billboard JAPAN Party!」が登場し、デ・ラ・ソウルなどが出演。サマソニ内の特色あるステージとして、以降恒例イベントとなる。
この日のオンエアでは、2009年のサマソニに出演したビヨンセ『Crazy in Love』のライブ音源を紹介した。
16回目の開催となった2015年は、「FUJI ROCK FESTIVAL」をはじめ日本の夏フェスに偉大な足跡を残してきたケミカル・ブラザーズと、アルバム『GIRL』の世界的大ヒットで時の人となったファレル・ウィリアムスがヘッドライナーを務めた。その他、アリアナ・グランデ、Zedd、イマジン・ドラゴンズ、インドアステージにマリリン・マンソン、「奇跡の復活」と称されたディアンジェロ&ザ・ヴァンガードが出演。
2015年から、東京公演の初日深夜に「ホステス・ クラブ・オールナイター」が開催され、レディオヘッドのフロントマン、トム・ヨークが初の単独来日を果たした。
■今を象徴するアーティストが多数出演!
2016年は、アンダーワールドとレディオヘッドというUKのビッグネームがヘッドライナーを務めた。その他、星野 源、THE YELLOW MONKEY、サカナクションなどの邦楽勢もメインステージに登場。ビーチステージのゲストとして出演したのは、2019年のヘッドライナーを務めるザ・チェインスモーカーズ。わずか3年でヘッドライナーとなったのだ。
18回目の開催となった2017年は、また新たな歴史が刻まれる。ヘッドライナーはカルヴィン・ハリスとフー・ファイターズ。カルヴィン・ハリスは単独DJとして初めてヘッドライナーを務めた。ちなみに、2017年はあっこゴリラも出演している。そして2017年は、中国・上海で「Summer Sonic Shanghai 2017」が初開催され、LUNA SEAとトラヴィスがヘッドライナーを務めた。
そして、19回目の開催となった2018年。ヘッドライナーとしてノエル・ギャラガーとベックが来日。さらに、チャンス・ザ・ラッパー、マシュメロ、ビリー・アイリッシュといった、今を象徴するアーティストが名を連ねた。『SONAR MUSIC』ファミリーのDAOKOも飛び入り出演を果たしている。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
2000年にスタートしたサマソニ。「SUMMER SONIC 2019」はアニバーサリーイヤーということで、10年ぶりに8月16日(金)・17日(土)・18日(日)の3日間開催となる。特集2日目となる8月6日(火)のオンエアでは、2010年以降のサマソニの歴史に迫った。
1日目:【ライブ音源あり】サマソニ20年の歴史を振り返る! "歴代1位"との呼び声も高い2003年のレディオヘッドのステージとは?
■日本のロックレジェンド・矢沢永吉が初参戦!
2010年はヘッドライナーにスティーヴィー・ワンダーとジェイ・Zが登場。両日ともにロックアーティスト以外がヘッドライナーを務めるのは、サマソニ初のことだった。その他、ナズやア・トライブ・コールド・クエストなど、レジェンドヒップホップ勢が出演。ロックフェスのイメージを超えた新たなフィールドへ挑戦した。
しかし、ロック勢も健在。スマッシング・パンプキンズ、オフスプリング、Sum 41が出演。日本からは矢沢永吉が参戦するなど、11回目にしてフェスの多様性を示した。
サマソニ史上初、ロックアーティスト以外が両日ヘッドライナーを務めた前年から一転、2011年はサマソニ初期の王道に立ち返る。ザ・ストロークス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがヘッドライナーを務めた。
そして、2011年のサプライズといえばX JAPANの出演である。X JAPANにとってこれが初めてのフェス出演だった。また、2011年からは、サマソニ前日の金曜深夜に行なわれていた「SONICMANIA」が復活。アンダーワールドやプライマル・スクリームなど、豪華アーティストが出演した。
2012年は、通算3度目のヘッドライナーとなるミスターサマソニことグリーン・デイと、人気絶頂のR&Bクイーンであるリアーナがヘッドライナーを務めた。グリーン・デイが出演した日は、ONE OK ROCK、吉井和哉、フランツ・フェルディナンドなど、バラエティに富んだロックアーティストが出演。リアーナが出演した日は、ジャミロクワイやピットブルなど、R&Bやヒップホップの大物たちが名を連ねた。
さらに、今や世界屈指のDJとして活躍するカルヴィン・ハリスが、ソニックステージのクロージングアクトとして出演。のちに彼は、メインステージのヘッドライナーを務めることとなる。
■「奇跡の復活」があった2015年
2013年は、サマソニ史上初となる1日2組のダブルヘッドライナーとなった。初日はメタリカとリンキン・パーク、2日目はミューズとMr.Children。サマソニ初年度にトップバッターとして参戦したミューズが、ついにヘッドライナーとなったのだ。一方、メインステージのトップバッターには、のちに世界的ロックバンドとなるイマジン・ドラゴンズが初来日ながら抜擢された。さらにシンディ・ローパー、チープ・トリック、アース・ウィンド・アンド・ファイアーなど、往年のレジェンドたちがインドアステージを彩った。
2014年は、アルバム『AM』でロック界の頂点に立ったアークティック・モンキーズが2007年以来となる2度目のヘッドライナーを務めた。もう1組のヘッドライナーは、アダム・ランバートをボーカルに迎え、クイーンがクイーン+アダム・ランバートとして出演を果たした。
ほかにも、ロバート・プラント・アンド・ザ・センセーショナル・スペース・シフターズ、リッチー・サンボラ、DREAMS COME TRUE、アヴリル・ラヴィーンなど、ボーダレスなジャンルのアーティストが多数出演。またBillboard JAPANとサマソニがコラボしたステージ「Billboard JAPAN Party!」が登場し、デ・ラ・ソウルなどが出演。サマソニ内の特色あるステージとして、以降恒例イベントとなる。
この日のオンエアでは、2009年のサマソニに出演したビヨンセ『Crazy in Love』のライブ音源を紹介した。
16回目の開催となった2015年は、「FUJI ROCK FESTIVAL」をはじめ日本の夏フェスに偉大な足跡を残してきたケミカル・ブラザーズと、アルバム『GIRL』の世界的大ヒットで時の人となったファレル・ウィリアムスがヘッドライナーを務めた。その他、アリアナ・グランデ、Zedd、イマジン・ドラゴンズ、インドアステージにマリリン・マンソン、「奇跡の復活」と称されたディアンジェロ&ザ・ヴァンガードが出演。
2015年から、東京公演の初日深夜に「ホステス・ クラブ・オールナイター」が開催され、レディオヘッドのフロントマン、トム・ヨークが初の単独来日を果たした。
■今を象徴するアーティストが多数出演!
2016年は、アンダーワールドとレディオヘッドというUKのビッグネームがヘッドライナーを務めた。その他、星野 源、THE YELLOW MONKEY、サカナクションなどの邦楽勢もメインステージに登場。ビーチステージのゲストとして出演したのは、2019年のヘッドライナーを務めるザ・チェインスモーカーズ。わずか3年でヘッドライナーとなったのだ。
18回目の開催となった2017年は、また新たな歴史が刻まれる。ヘッドライナーはカルヴィン・ハリスとフー・ファイターズ。カルヴィン・ハリスは単独DJとして初めてヘッドライナーを務めた。ちなみに、2017年はあっこゴリラも出演している。そして2017年は、中国・上海で「Summer Sonic Shanghai 2017」が初開催され、LUNA SEAとトラヴィスがヘッドライナーを務めた。
そして、19回目の開催となった2018年。ヘッドライナーとしてノエル・ギャラガーとベックが来日。さらに、チャンス・ザ・ラッパー、マシュメロ、ビリー・アイリッシュといった、今を象徴するアーティストが名を連ねた。『SONAR MUSIC』ファミリーのDAOKOも飛び入り出演を果たしている。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/