次世代DJ・HiRAPARKがプッシュするフランスのDJとは?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなど、さまざまなジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

7月2日(火)は注目の若手音楽プロデューサー、DJとしても活躍中のHiRAPARKさんがオススメのアーティストを紹介しました。



■『Taipei』のタイトルに隠された意外な理由

【オンエアはこちら】HiRAPARK『Taipei』をradikoで聴く

HiRAPARKさんは今年4月、新曲『Taipei』をリリースしました。

あっこゴリラ:この曲はどのへんで台北を意識したんですか? 
HiRAPARK:基本的に僕は歌を歌わずにトラックメイクだけさせてもらっていて、曲への思い入れとかは意識せずにかっこいいものを作るということを意識してるんです。この『Taipei』は、曲に対して台北を意識したっていうよりかは、去年フェスで台北に行かせてもらったときから作り始めた曲なので、『Taipei』というタイトルにしました。
あっこゴリラ:すごい不思議な感覚! へ~面白い。

海外フェスへの出演や海外プロデューサーとの共作などもしているHiRAPARKさん。今の日本の音楽シーンはどのように見ているのでしょうか。

HiRAPARK:ダンスミュージックって、国によっても盛り上がり方が本当に違ってて面白いんですけど、僕が出させてもらってるフェスも国によってカラーが違ったりします。普段ストリーミングなどで聴いて曲を楽しむのと、実際にアーティストを見にフェスに行く楽しみ方は、同じ曲でも醍醐味が変わってきますね。
あっこゴリラ:全然違いますよね。特にEDMとかは現場の熱狂具合がすごいですもんね。 HiRAPARK:すごいですね。
あっこゴリラ:響き方も変わるしまた違う聴き方になりますよね。そういうのが日本にももっと根付いてほしいなってとこですかね? 
HiRAPARK:そうですね。



■Launchpadで演奏する動画が話題に!  

HiRAPARKさんのオススメは、フランスのDJ/プロデューサー、Madeon。

あっこゴリラ:オススメポイントはどこですか? 
HiRAPARK:彼は音楽シーンではけっこう長いアーティストで、最近だとPorter Robinsonというアーティストとタッグを組んだ共作が話題になりました。そしてMadeon名義での新曲を出したのが3年ぶりくらいなんです。時間があいた分、今っぽさも含まれてますしMadeonっぽさも感じる曲になってて面白いです。
あっこゴリラ:なるほど~! さっそく聴きたいですね。

番組内ではMadeon『All My Friends』をオンエアしました。

あっこゴリラ:ノリノリのダンスミュージックですね。元々はどういうスタイルだったんですか? 
HiRAPARK:1番最初は5、6年以上前にLaunchpadと言われる小さなパッド状の、ボタンがたくさん配置されているものに音をサンプリングして演奏する動画からバズったアーティストなんですよね。
あっこゴリラ:はい。
HiRAPARK:そんな彼は結構エレクトロ寄りの曲だったんですけど、今回の『All My Friends』はポップス要素も含む楽曲になってますね。
あっこゴリラ:なるほど~! じゃぁそこからまた掘っていく、というきっかけになるのもいいですね! 
HiRAPARK:そうですね。昔の曲も楽しいと思います。

HiRAPARKさんは7月19日(金)福岡bijou、7月20日(土)ATOM TOKYO、7月25日(木)CAMELOTに出演予定です。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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