イギリスの注目ラッパー・Slowthai! 今のイギリスを痛烈に描いた作品とは?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、さまざまなジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

6月27日(木)は、音楽ライターで、日本におけるイギリスのカルチャー情報を紹介するメディア「British Culture in Japan」編集長の油納将志さんがオススメのアーティストを紹介しました。


■音楽ライターになったきっかけ

小学5年生の頃から洋楽を聴いてきた油納さん。将来は音楽に関係する仕事にどうしても就きたかったと振り返ります。

油納:J-WAVEも受けたんですけど落とされまして、大学生くらいから音楽関係の雑誌の編集プロダクションでアシスタントを始めました。そこは人が多くなかったので、言語も書かされてインタビューもさせられて……みたいな感じで、自然に音楽ライターになっていました。
あっこゴリラ:今となってはJ-WAVEで「あのときの僕です!」って言えますね(笑)! 元々文章を書くのが好きだったんですか? 
油納:全く書くこともなくて、いきなり書かされたので最初は怒られっぱなしでした。


■編集長を務める「British Culture in Japan」とは?  

油納:2011年にイギリス政府が「GREATキャンペーン」という、音楽、アート、ファッション、フード、テクノロジー、旅行などを対象にイギリスの魅力を世界に発信するキャンペーンをスタートさせました。
あっこゴリラ:はい。
油納:それと提携し、2012年からイギリス大使館と一緒にSNSを使って、イギリスの音楽を紹介する「British Music in Japan」をスタートさせました。昨年、音楽だけに限定せず、カルチャー全般を紹介するメディアとして「British Culture in Japan」に名称を変更しました。
あっこゴリラ:なるほど! イギリスっていいミュージシャンが常にいっぱいいますよね。油納さん的にその理由はなんだと思いますか? 
油納:音楽だけでなく文化全般に言えることですが、イギリスの伝統的なものを尊重しつつ、でもすごく尖ってるというか、ラジカルですよね。
あっこゴリラ:そうなんですよね! いつも常に新しい音楽をMIXしたり、挑戦的なことをいつもしているなっていう印象があって、そこがかっこいいですよね。
油納:そういうところが一番の魅力であり、特徴かなと思います。


■ノーザンプトン出身の男性ラッパー・Slowthai

油納さんのオススメは、ロンドンから北に100kmほどいったノーザンプトン出身の24歳の男性ラッパー、Slowthaiです。

油納:よくBBCラジオを聴いていて、そこでよくかかるんです。ちょうど先月もロンドンにいたときにメディアでも取り上げられていて、今回紹介するのにすごく良いかなと思いました。
あっこゴリラ:Slowthaiのオススメポイントは、ズバリどこですか? 
油納:今日かける曲なんですけど、タイトルが『Nothing Great About Britain』といって、「もう何もイギリスには良いところがない」という意味です。ブレグジットからメイ首相の辞任など、現在のイギリスの状況を痛烈に描いた作品になります。
あっこゴリラ:なるほど! そういうのを社会の鏡として、いつもラッパーは破っていきますからね。これは是非聴きたいです。

番組内ではSlowthai『Nothing Great About Britain』をオンエアしました。

曲を聴いたあっこゴリラは「音楽的にめちゃめちゃドツボ!」「ビートがまたかっこいい」と絶賛しました。

「British Culture in Japan」では、スコットランドのグラスゴー市とコラボし、年末までグラスゴーの魅力を伝えるコンテンツを展開しています。グラスゴーの音楽フェスティバルの記事も公開されたばかりなので、是非チェックしてみて下さい。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

関連記事