SHISHAMO「部活として3年間で引退しようと思っていた」 これまでの活動を振り返る

J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「MEET UP」。6月21日(金)のオンエアでは、SHISHAMOから松岡 彩さん(Ba)、宮崎朝子さん(Gt/Vo)、吉川美冴貴さん(Dr)が登場。初のベストアルバム『SHISHAMO BEST』について話を訊きました。

【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月28日28時59分まで)】


■SHISHAMOの入り口になるベストアルバム

6月19日にリリースされた『SHISHAMO BEST』は、「高校のときに作った曲から最新のシングルまで入っていて、これを聴けばSHISHAMOの5年間の歴史がわかるものになっている」と言います。

渡部:聴きどころはどこですか?
宮崎:若い。録り直しをしていないので、当時の下手くそなまま。
吉川:ちょっと粗い。
渡部:それはそれで楽しんでもらえそうですね。
宮崎:成長も感じていただけると思います。

ベストアルバムをこのタイミングで出した心境も訊きました。

宮崎:いろんな人に知っていただいて、ライブに来てくださる人の層が広がったんです。でも、最近知ってくださった方がアルバムを買おうって思っても、たくさんあるからどれから聴いたらいいんだろうってなるんです。私も、ほかのアーティストのベストアルバムを買うことが多いので、入り口になるようなものが作れたらと思いました。

番組では、『SHISHAMO BEST』から『OH!』『夏の恋人』をオンエアしました。


■9年続けたサッカーをやめて音楽の道へ

高校生のときに出したCDが、オリコンインディーズチャート7位という快挙を達成したSHISHAMO。当時をこう振り返ります。

宮崎:知らない先生がサインを求めてきたりしました。
吉川:後輩とかもね。
渡部:有名になると、いわゆる“知人が増える”ってやつですね。そのときからプロでやっていこうって気持ちがあったの?
宮崎:高校の頃は正直、最初はプロになる気はなかったです。部活として3年間で引退しようかなっていう感じだったんですけど、顧問の先生が週4で通っているトンカツ屋さんがあって、そこで私たちの音源をかけてもらっていたら、見つけてもらえて、そこからです。
渡部:すごい経緯だよね。

ここで、リスナーからSHISHAMOへ、こんなメッセージが届きました。

「中3の息子が高校で軽音部に入りたいと言っています。今まで9年間サッカーをやってきたので親の私としてサッカーを続けてほしいです。SHISHAMOのみなさんは、音楽の道に進むにあたり、家族からの反対はなかったのですか?」

吉川:まったく一緒です! 私もサッカーを同じ9年くらいやっていて軽音部に入ったので。
宮崎:県選抜とかね。
吉川:両親はサッカーをやってほしかったみたいです。でも、文化祭のライブに親を呼んで、私が演奏しているのを見て、そこで「やりたいんだったら」って。


■『NHK紅白歌合戦』 家族の反応は

『NHK紅白歌合戦』にも出場したSHISHAMOに、渡部は「どうでしたか?」と問いかけます。

松岡:本当にすごく緊張しました。あれほど緊張したことはないです。空気が全然違う。
渡部:誰に対して一番緊張した?
吉川:ほかの人に目がいかなかったよね。
松岡:そもそもの雰囲気がすごくて……。ずっと緊張してたんですけど、すごくいい演奏ができたかなと思います。
渡部:家族からの反響はどうでした?
吉川:すごく喜んでくれました。祖母祖父とか。
渡部:『紅白』ってひとつの“家族孝行”だよね。親もきっと「サッカーをやめさせてよかったな」って思ってるよね、きっと。

SHISHAMOは、9月22日(日)大阪・大阪城ホール、28日(土)埼玉・さいたまスーパーアリーナにて、ライブ「SHISHAMO NO BEST ARENA!!!」を開催します。さいたまスーパーアリーナでのワンマンは初めてということで、「晴れ舞台のような気持ちで気合が入ってます」と話します。ぜひチェックしてみてください。

【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月28日28時59分まで)】
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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分-20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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