スパイスが効いた「すっぱからいカレー」 アンジャッシュ・渡部が舌鼓

J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「HUNGRY OUT」。6月14日(金)のオンエアでは、西荻窪にオープンした「SPICE飯店」に注目しました。

『GOLD RUSH』の「HUNGRY OUT」(17時15分頃から)】


■ジャンルレスな「SPICE飯店」

さっそく店主に話を訊きました。

渡部:「飯店」というと中華っぽい響きがありますけど、そうではないんですよね?
店主:「飯店」という響きが好きなんです。スパイスを使った中華やイタリアンの前菜もあったりして、ジャンルレスにしています。スパイスを使うと中華やイタリアンも違う表情をみせます。だからジャンルを訊かれると難しいですね。
渡部:なるほど。ちなみに、スパイス料理とお酒を楽しめる店というのは最近流行っているのでしょうか?
店主:そうですね。以前は、スパイスとお燗をあわせて提供する店で勉強させていただいてまして、スパイスが最近注目されているなということを感じていました。
渡部:どういったスパイスを使っていますか?
店主:僕が一番好きなのは、店のロゴにもなっているカルダモンです。ほかにも、台湾の原住民族が使っているマーガオという柑橘っぽい山胡椒も使います。あとは、ティンブールというネパールの山椒。これは普通の山椒と違って、辛みやしびれではなく、爽やかな柑橘っぽさがあり、よく使います。

■すっぱからいカレー!



スタジオには、数ある人気メニューのなかから、締めとして人気があるカレー「猪とれんこんのビンダルー」を用意。

渡部:スパイスのいい香りがしますね。
店主:ビンダルーは、南インド・ゴア発祥のすっぱからいカレーです。豚肉を使ったポークビンダルーが主流ですけど、これは猪を使っています。普通より“肉肉しい”仕上がりです。スパイスは、カルダモンやマスタードシード、地中海沿岸で広く使われている西洋版の豆板醬みたいなハリサというものを使って辛みを出しています。

さっそく渡部が試食しました。

渡部:まず肉肉しさ。そのあとに酸味が出てきて、すっぱいし、からい。でも、両方ガツンとくるのではなく、ほのかにきますね。いやあ、おいしい!
店主:通常、酸味はワインビネガーなどで出しますが、「SPICE飯店」ではヨーグルトと台湾の黒酢を使用しています。この黒酢はフルーツも含まれているため、コクが出て、酸味も奥深いです。
渡部:お米は何を使っていますか?
店主:パキスタン産のバスマティライスに「あきたこまち」の玄米を混ぜて食感をプラスしています。
渡部:これに合うお酒はなんですか?
店主:にごり酒のソーダ割りを試していただきたいです。
渡部:おいしい! ラッシーみたいですね。
店主:そうです。ラッシーとか、大人のカルピスソーダみたいな感じで、甘みはないんですけど、酸味があってカレーとの相性はバッチリです。


■スパイスを使ったメニューが日替わりで



ほかにも、中国の青山椒を使った、しびれが強いしらすのポテトサラダ(写真)や、中国の東北地方で食べられている、塩と白菜だけで乳酸発酵させたすっぱからい麻婆、ダルカレーをイメージした納豆キーマカレーなどがあり、メニューは日替わりです。

渡部:メニューはすべて1000円以内なんですね。だいたい350円から。
店主:そうですね。
渡部:西荻窪って安くておいしい店がたくさんあるイメージです。
店主:個人の魅力的な店がすごく多いです。いい意味でチェーン店が流行らない。お客様も個性的で魅力的な方が多いので、それとマッチングしているかなと思います。



「SPICE飯店」は西荻窪駅南口から徒歩5分ほどのところにあり、定休日は火曜日です。気になる方はぜひ足を運んでみてください。

【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月21日23時59分)】
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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分ー20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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