J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲20曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。6月19日(水)のオンエアでは、PELICAN FANCLUBの『ベートーヴェンのホワイトノイズ』をピックアップしました。
■3人のルーツが混ざった音楽
PELICAN FANCLUBは、2012年に結成したロックバンドです。メンバーは、エンドウアンリ(Vo/Gt)、カミヤマリョウタツ(Ba)、シミズヒロフミ(Dr)の3人。ドリームポップやシューゲイザーを彷彿とさせつつも、ポップな曲はとことんポップに、ダークな曲はとことんダークに、という両極さが特徴。そして、それを表現するライブパフォーマンスが「クレイジー」だと話題になっています。
そんなPELICAN FANCLUBは、昨年ミニアルバム『Boys just want to be culture』でメジャーデビューしました。そして、6月26日(水)にリリースされる『Whitenoise e.p.』から、今回『ベートーヴェンのホワイトノイズ』が「J-WAVE SONAR TRAX」に選ばれました。まず、そのポップさとクレイジーさの絶妙なバランスがどのようにして生まれたのか訊きました。
エンドウ:アレンジをするメンバーが、バランスを取ってくれています。僕自身は好きに原形を作っていって、メンバーに投げたときに3人全員のルーツをまぜたりするので、それがPELICAN FANCLUBという音楽になっていると思っています。ただ、どんな音楽を消化しても、アウトプットする際は、“日本のロックバンド”という意識は普段からもっています。
■キッカケは“人間であることを忘れたとき”
今回「J-WAVE SONAR TRAX」になっている『ベートーヴェンのホワイトノイズ』は、何がキッカケで作られた曲なのでしょうか。
エンドウ:僕自身が、“人間であることを忘れたとき”がキッカケで出来上がりました。今年に入ってメジャーデビューして半年が経つんですけど、自分が何者かわからなくなったとき、突然の不安や喜びに襲われることがあって。そんなとき、散歩をしていて、野良猫や鳩を見て、「あぁ、生物学上、僕も同じ動物なんだ」と思ったのがキッカケでした。
さらに、昔の人間関係も思い出したと、明かします。
エンドウ:昔、人間関係がうまくいかなくなったときに、すぐ自分をふさいで「人間は嫌いだ」と言いながら、音楽や映画、アニメに逃げていたんです。だけど、音楽や映画も人間が作っているんだということに、自分が音楽を作る側になって改めて気づいて、“僕は人間に向けて音楽を作ってるんだ、人間が好きなんだ”という流れで曲を作っていきました。
この曲の聴きどころについても教えてくれました。
エンドウ:詩の伝えたい雰囲気を、コード進行や音色で純度高く表現しています。この曲は、うれし泣きをするような多幸感というか、そういったハッピーの中にある切なさを表現したので、そのあたりを意識して聴いていただけたらなと思います。
『ベートーヴェンのホワイトノイズ』を聴く
曲を聴いたあっこゴリラは「コメント聞いてから曲を聴くと、やっぱり刺さりますね。すっごいハッピーだけど切ないっていう多幸感が伝わった方も多いんじゃないでしょうか」とコメントしました。
最後に、6月26日リリースの『Whitenoise e.p.』についても教えてもらいました。
エンドウ:僕自身が人間だということを忘れたときに書いた4曲が収録されているので、ぜひ「我は人間だ」という方に聴いていただきたいです。リードラックももちろんそうなんですけど、他の3曲も、歌詞カードを見ながら最後まで聴いてほしい曲が揃っています。最後の1行やフレーズで、この曲はどんなシチュエーションだったのか、何が言いたかったのかわかる構成になっています。
PELICAN FANCLUBの『Whitenoise e.p.』、ぜひチェックしてみて下さい。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■3人のルーツが混ざった音楽
PELICAN FANCLUBは、2012年に結成したロックバンドです。メンバーは、エンドウアンリ(Vo/Gt)、カミヤマリョウタツ(Ba)、シミズヒロフミ(Dr)の3人。ドリームポップやシューゲイザーを彷彿とさせつつも、ポップな曲はとことんポップに、ダークな曲はとことんダークに、という両極さが特徴。そして、それを表現するライブパフォーマンスが「クレイジー」だと話題になっています。
そんなPELICAN FANCLUBは、昨年ミニアルバム『Boys just want to be culture』でメジャーデビューしました。そして、6月26日(水)にリリースされる『Whitenoise e.p.』から、今回『ベートーヴェンのホワイトノイズ』が「J-WAVE SONAR TRAX」に選ばれました。まず、そのポップさとクレイジーさの絶妙なバランスがどのようにして生まれたのか訊きました。
エンドウ:アレンジをするメンバーが、バランスを取ってくれています。僕自身は好きに原形を作っていって、メンバーに投げたときに3人全員のルーツをまぜたりするので、それがPELICAN FANCLUBという音楽になっていると思っています。ただ、どんな音楽を消化しても、アウトプットする際は、“日本のロックバンド”という意識は普段からもっています。
■キッカケは“人間であることを忘れたとき”
今回「J-WAVE SONAR TRAX」になっている『ベートーヴェンのホワイトノイズ』は、何がキッカケで作られた曲なのでしょうか。
エンドウ:僕自身が、“人間であることを忘れたとき”がキッカケで出来上がりました。今年に入ってメジャーデビューして半年が経つんですけど、自分が何者かわからなくなったとき、突然の不安や喜びに襲われることがあって。そんなとき、散歩をしていて、野良猫や鳩を見て、「あぁ、生物学上、僕も同じ動物なんだ」と思ったのがキッカケでした。
さらに、昔の人間関係も思い出したと、明かします。
エンドウ:昔、人間関係がうまくいかなくなったときに、すぐ自分をふさいで「人間は嫌いだ」と言いながら、音楽や映画、アニメに逃げていたんです。だけど、音楽や映画も人間が作っているんだということに、自分が音楽を作る側になって改めて気づいて、“僕は人間に向けて音楽を作ってるんだ、人間が好きなんだ”という流れで曲を作っていきました。
この曲の聴きどころについても教えてくれました。
エンドウ:詩の伝えたい雰囲気を、コード進行や音色で純度高く表現しています。この曲は、うれし泣きをするような多幸感というか、そういったハッピーの中にある切なさを表現したので、そのあたりを意識して聴いていただけたらなと思います。
『ベートーヴェンのホワイトノイズ』を聴く
曲を聴いたあっこゴリラは「コメント聞いてから曲を聴くと、やっぱり刺さりますね。すっごいハッピーだけど切ないっていう多幸感が伝わった方も多いんじゃないでしょうか」とコメントしました。
最後に、6月26日リリースの『Whitenoise e.p.』についても教えてもらいました。
エンドウ:僕自身が人間だということを忘れたときに書いた4曲が収録されているので、ぜひ「我は人間だ」という方に聴いていただきたいです。リードラックももちろんそうなんですけど、他の3曲も、歌詞カードを見ながら最後まで聴いてほしい曲が揃っています。最後の1行やフレーズで、この曲はどんなシチュエーションだったのか、何が言いたかったのかわかる構成になっています。
PELICAN FANCLUBの『Whitenoise e.p.』、ぜひチェックしてみて下さい。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/