J-WAVEで放送中の『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」(ナビゲーター:GAKU-MC)。5月17日(金)のオンエアでは、ゲストにサッカー日本代表監督の森保一さんが登場。日本代表が参加する「コパ・アメリカ2019」や来年のオリンピック日本代表について訊きました。
■日本代表監督に就任…「自分でいいのかな」
「アルフレッド ダンヒル 銀座本店」で行われた、2019年度のSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)オフィシャルスーツのローンチパーティに出席した森保さん。スーツについては「ダンヒルさんのスーツを着ると背筋が伸びて、気持ちがシャキッとなりますね」と話しました。GAKU-MCは、昨年の夏に日本代表監督に就任した森保さんに、「もともと代表監督をやる気持ちはありましたか?」と質問を投げかけます。
森保:私自身は覚えてないんですけど、選手を引退したときに「将来は日本代表の監督になる」って言ってたみたいです。Jリーグの監督をしていて、そのあと代表監督はあまりイメージしなかったですね。
GAKU-MC:悩んだというよりも「来たぞ!」という感じですか?
森保:「来たぞ!」というよりは「自分でいいのかな」と思いました。責任が大きい仕事ですし、「どうしようかな」というのはありました。だけど、せっかくやらせていただけるということで声をかけてもらえたので、ここは自分ができる限りのことはやらせていただこうかなと思って、お受けしました。
GAKU-MC:広島で確実に結果も出されていますが、同じ職種でも随分と違うと思います。クラブチームと代表監督の違いはありますか?
森保:クラブでチームづくりをしているときは1年間かけて、シーズン前もしっかりと時間をかけられますが、代表活動はほとんど事前準備や期間も取れずに試合をすることが多いので、準備する期間が違うかなと思います。選手にいい経験もしてもらって成長してもらえるようにということや、チームが強くなるためにという思いは、クラブも代表も変わりはないですね。
また、森保さんは視察として多くの現場に向かっています。
森保:1試合でも多く現場で試合を見たい、選手を見たいと思っています。もちろん映像でも試合を確認して選手を発掘するということもします。たくさんの選手を見て、そこから選手を招集させていただく。そのために多く現場に行きたいです。また、所属チームがあって、選手を派遣していただいて我々の活動があるので、日頃の活動に協力していただいているチームにはお礼を言ったり、コミュニケーションを取らせていただければという思いもあります。
■アウェイで戦うのが楽しみ
6月にブラジルで開幕する「コパ・アメリカ2019」に出場する日本代表については、以下のように語りました。
森保:「キリンチャレンジカップ」で南米チームと日本で対戦する機会はありますが、我々のホーム・日本ではなく、アウェイ・ブラジルでやる南米チームは「絶対に自分たちのいる大陸では負けないぞ」という、日本でやるときとは違う厳しさを持って戦ってくると思うので、非常に楽しみですね。
GAKU-MC:南米特有のマリーシア(ずる賢さ)も僕は楽しみです。
森保:楽しみですね。南米チームは日本人の持っていないものを持っていて、サッカーの歴史も長くて深いので、ピッチ上で学ぶべきことは学んでこられれば。選手個々の力として培っていければと思っています。日本人は賢いので、ずる賢さを上回っていけるようにいろいろな選択肢をもって、臨機応変に対応できるようになればと思います。
また、森保さんが監督を兼務している来年のオリンピック代表についての展望を訊きました。
森保:オリンピックでは金メダルをとるために活動していますし、選手にもそう言っています。私もチームのひとりとして金メダルをとるつもりで最善の努力をしていきたいと思っています。
最後に、これまでのサッカー人生で大切にしている言葉を訊くと、「継続は力なり。地味ですけどコツコツとやり続けることが目標や夢を叶えることができるのかなと思って生きてきました」と答えてくれました。
コパ・アメリカ、そして東京オリンピックでの金メダルの目標を掲げる森保ジャパンの今後の活躍に期待です!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
■日本代表監督に就任…「自分でいいのかな」
「アルフレッド ダンヒル 銀座本店」で行われた、2019年度のSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)オフィシャルスーツのローンチパーティに出席した森保さん。スーツについては「ダンヒルさんのスーツを着ると背筋が伸びて、気持ちがシャキッとなりますね」と話しました。GAKU-MCは、昨年の夏に日本代表監督に就任した森保さんに、「もともと代表監督をやる気持ちはありましたか?」と質問を投げかけます。
森保:私自身は覚えてないんですけど、選手を引退したときに「将来は日本代表の監督になる」って言ってたみたいです。Jリーグの監督をしていて、そのあと代表監督はあまりイメージしなかったですね。
GAKU-MC:悩んだというよりも「来たぞ!」という感じですか?
森保:「来たぞ!」というよりは「自分でいいのかな」と思いました。責任が大きい仕事ですし、「どうしようかな」というのはありました。だけど、せっかくやらせていただけるということで声をかけてもらえたので、ここは自分ができる限りのことはやらせていただこうかなと思って、お受けしました。
GAKU-MC:広島で確実に結果も出されていますが、同じ職種でも随分と違うと思います。クラブチームと代表監督の違いはありますか?
森保:クラブでチームづくりをしているときは1年間かけて、シーズン前もしっかりと時間をかけられますが、代表活動はほとんど事前準備や期間も取れずに試合をすることが多いので、準備する期間が違うかなと思います。選手にいい経験もしてもらって成長してもらえるようにということや、チームが強くなるためにという思いは、クラブも代表も変わりはないですね。
また、森保さんは視察として多くの現場に向かっています。
森保:1試合でも多く現場で試合を見たい、選手を見たいと思っています。もちろん映像でも試合を確認して選手を発掘するということもします。たくさんの選手を見て、そこから選手を招集させていただく。そのために多く現場に行きたいです。また、所属チームがあって、選手を派遣していただいて我々の活動があるので、日頃の活動に協力していただいているチームにはお礼を言ったり、コミュニケーションを取らせていただければという思いもあります。
■アウェイで戦うのが楽しみ
6月にブラジルで開幕する「コパ・アメリカ2019」に出場する日本代表については、以下のように語りました。
森保:「キリンチャレンジカップ」で南米チームと日本で対戦する機会はありますが、我々のホーム・日本ではなく、アウェイ・ブラジルでやる南米チームは「絶対に自分たちのいる大陸では負けないぞ」という、日本でやるときとは違う厳しさを持って戦ってくると思うので、非常に楽しみですね。
GAKU-MC:南米特有のマリーシア(ずる賢さ)も僕は楽しみです。
森保:楽しみですね。南米チームは日本人の持っていないものを持っていて、サッカーの歴史も長くて深いので、ピッチ上で学ぶべきことは学んでこられれば。選手個々の力として培っていければと思っています。日本人は賢いので、ずる賢さを上回っていけるようにいろいろな選択肢をもって、臨機応変に対応できるようになればと思います。
また、森保さんが監督を兼務している来年のオリンピック代表についての展望を訊きました。
森保:オリンピックでは金メダルをとるために活動していますし、選手にもそう言っています。私もチームのひとりとして金メダルをとるつもりで最善の努力をしていきたいと思っています。
最後に、これまでのサッカー人生で大切にしている言葉を訊くと、「継続は力なり。地味ですけどコツコツとやり続けることが目標や夢を叶えることができるのかなと思って生きてきました」と答えてくれました。
コパ・アメリカ、そして東京オリンピックでの金メダルの目標を掲げる森保ジャパンの今後の活躍に期待です!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/