The 1975・マシューが熱烈アタックしたシンガー・ソングライター「No Rome」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:三原勇希)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲10曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。5月16日(木)のオンエアでは、No Romeの『Cashmoney』をピックアップしました。


■The 1975マシュー・ヒーリーのお墨付き

フィリピン・マニラ出身のシンガー・ソングライター ・No Romeは、現在24歳。父親はミュージシャン、母親は元ボーカル・コーチ、兄弟もシンガーや音楽プロデューサーという音楽一家に育ちました。No Rome自身も12歳から曲作りを始め、バンドやソロで活動し、フィリピンのレーベルからシングルやEPをリリースしていましたが、それがネットで拡散し、海外でも注目を集め始めました。

それをネットで発見したのが、The 1975のフロントマンであるマシュー・ヒーリー。No Romeの音楽を一発で気に入ったマシューは、とにかく一緒に仕事がしたいと、No Romeをイギリスに呼んで、自分たちの作品に参加させ、最終的には自分が所属している「Dirty Hit」とNo Romeとの契約をまとめました。

今やイギリスを代表するバンドになりつつあるThe 1975のマシューのお墨付きは、効果絶大。スタジオでコラボするだけでなく、The 1975のツアーのオープニングアクトにも抜擢され、さらにNo Romeの作品のプロデュースを担当するなど、そのお気に入りっぷりは相当なもの。ちなみに、先月行われたアメリカのコーチェラ・フェスティバルでも、The 1975のステージにNo Romeを出演させています。


■どこか懐かしいような郷愁を感じるサウンド

そんなNo Romeが、今月リリースした最新EPが『Crying In The Prettiest Places』。どの曲も、近代的なシンセサイザーがメインに使用されていますが、作品を通して聴いていると、どこか懐かしいような、郷愁を感じるサウンドです。

No Romeは、このEPについてTwitterで「crying in the prettiest places sounds a little bit like the films i grew up with」(訳:このアルバムは、僕が幼少期によく観て育った映画のような雰囲気があるんだ)とコメントしています。

今回、SONAR TRAXに選ばれた『Cashmoney』は、このEP『Crying In The Prettiest Places』に収録されている楽曲。作品全体を通して聴いてみると、No Romeの育ってきたマニラでの生活や音楽的背景が浮かび上がってくるかもしれません。ぜひ、EPまるごとチェックしてみてください。

番組では、No Romeの『Cashmoney』をオンエアしました。曲を聴いた三原は「メローな感じで、夜、高速道路とかドライブしながら聴きたくなるような曲ですね。ライブパフォーマンスも見てみたい」とコメントしました。


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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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