THE YELLOW MONKEY・吉井、メンバーに「もう一度、僕とバンドやってください」とメールすると…笑える返信が!【特集】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、先日19年ぶりのオリジナルアルバム『9999』をリリースした、THE YELLOW MONKEYを特集。

今回の特集では、ボーカルの吉井和哉さんと、ベースの廣瀬洋一さんのコメントを交えながら、結成30周年を迎えたバンドの歴史に迫ります。

3日目となる4月24日(水)は、解散後のメンバーそれぞれのソロ活動を経て、再集結に至るまでのお話を聴きました。

【1日目】吉井&廣瀬、ブレイクした当時を振り返る「調子にのったね!」
【2日目】吉井、バンド活動休止と解散を振り返る「冷凍保存したような」


■ 再結成のきっかけは、ザ・ローリング・ストーンズの50周年ライブ

THE YELLOW MONKEYの活動休止前の最後のライブは2001年。2004年の七夕に解散を発表し、再結成のきっかけは2013年の同じく七夕でした。

吉井:2013年の七夕に吉井和哉がロンドンに、ザ・ローリング・ストーンズの結成50周年のライブを観に行ったんです。なんとなく七夕も挟んでいて、ロンドンゆかりの地をひとりで歩き、懐かしくなったのかノスタルジーにかられたのか、七夕の日にメンバーに「もう一度僕とバンドやってください」と一斉送信したの。
廣瀬:海を越えてそれが届きましたよ。
吉井:HEESEY(廣瀬)は「やってやろうじゃないか!」と。赤い太いビックリマークの絵文字が4つくらいあったね(笑)。
廣瀬:それくらいの気持ちだったよ(笑)。嬉しかった。
吉井:EMMA(菊地英昭)は時差があったのか、僕は昼間送ったつもりだったんだけど、真夜中の打ち上げの最中でベロベロだったみたいで。当時の流行語の「じぇじぇじぇ」って返ってきたの。
廣瀬:(笑)。平成を思い起こさせるね。
吉井:俺はイエスかノーかよくわからなくて一日置きました。一日置いて「どうなの? それはOKなの?」と訊いたら「OK」と。相変わらずだと思って。ニューアルバムのタイトル『じぇじぇじぇじぇ』でもよかったね(笑)。


■運命に導かれた再集結

THE YELLOW MONKEYの復活に向けてスタッフが必死でアリーナ会場を押さえたことで、当時「このアリーナ会場の仮押さえは誰だ?」と噂が飛び交ったこともあったそうですが、2016年1月8日に正式に再始動が発表されました。

廣瀬:嬉しかったね。想定外のみなさんのリアクションが。
吉井:あんなに待たれていたのかと。我々はレコードデビューの1992年が申年、解散した2004年が申年、再集結した2016年も申年でTHE YELLOW MONKEYと。これはもう神が与えたヒストリー。運命なのかと。
廣瀬:オール猿で(笑)。
吉井:本当に運命の力に導かれている気がしたし、そういう意味も込めて『ALRIGHT』という曲も作りました。自分たちのものだけじゃないTHE YELLOW MONKEYを思い知ったし、だからこそ我々は責任を持ってTHE YELLOW MONKEYにならないといけないと頑張っているんです。

「ソロの別々の時間があってひとりひとりの道がまたひとつに集まった」(吉井)と振り返った再結集。最終日の25日(木)は、再集結後の19年ぶりのオリジナルアルバム『9999』について語ります。

【4日目】THE YELLOW MONKEYのジンクス「HEESEYが○○をするといいアルバムができる」

この記事の放送回をradikoで聴く
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

関連記事