J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜担当ナビゲーター:尾崎世界観<クリープハイプ>)。12月3日(月)のオンエアでは、尾崎が先日行われたライブでの出来事について語りました。
■体調不良で…観客にすがるような気持ちでライブ
現在ツアー中のクリープハイプ。今回のツアーは日程も詰まっていて大変だそうです。
尾崎:仙台でライブをしたときにけっこうやりきって。向こうは寒いですから、その後から「ちょっとおかしいな」と思ってたんですね。外で撮影する機会もあって、高松(での公演)の日に熱が出まして。発熱、悪寒。「ああ、節々ってこことここにあるんだなあ」と、(体の)節をすごく感じるんですよ、痛みでね。寒気と痛みで。
病院に行きインフルエンザの検査を受け、結果は陰性。「たいしたことないですよ」と言われたそうです。
尾崎:薬をもらってリハーサルやって……。喉には来てなかったので、歌がどうこうってわけじゃなかったんですが、とにかく辛かったですね。立ってることが辛くて。で、ライブが始まって「いけるかな」と思ったんですけど、中盤以降からもうどうしようもなくて。とにかく立っていられないんですよ。もう「寝たいな」と思って。横になりたくてしょうがない。「辛いなあ」と思うんだけど、お客さんがすごく嬉しそうに見てくれてるから。
尾崎は体調が悪い中ライブを行うことがこれまでなく、こんな事態は音楽を始めてから初めてだったとのこと。
尾崎:もうどうしようかなあと思って。でも「寝たらびっくりするだろうなあ」とも思って。お客さんは気づいてないんだとしたら、絶対そのほうがいいと思うし。やっぱりねえ、(お客さんの)顔ね、大事ですね。こんなふうに(見てくれて)ありがたいなと改めて思ったなあ。こっちがお客さんにすがるような感じでしたね(笑)。「もうちょっとなんとかもたせてくれ」って。
ライブが終わった後は楽屋に戻るのも大変だったと言う尾崎。翌日、大阪に移動し、ライブ前に病院に行って治療したおかげで体調は良くなり、大阪城ホールのライブは無事にできたと明かす尾崎でした。
■昔を思い出した観客の反応
また、ライブの反応について、こんな話も。
尾崎:いろんなライブの感想をもらうんですけど、すごく嬉しいですね。自分が思ってるものと同じところもあれば違うところもあるんだけど、救われますね。自分が「もうちょっといけたな」「足りないな」というところはお客さんがカバーしてくれるというか、ちゃんと届いてたりするし。逆に「ここ届いたな」ってところが届いてなかったりするから「次またやろう」と思えるし。そういうズレっていうのも大事ですね。ライブを完璧にやりきったら「もういいかな」と思いますよね。「歌詞が飛んだな」「間違えたな」っていう、プロとしてはそんなことよくないんだけど、それがあるから続けていけるのかなあ。本当に最高な、なんの不満もないライブをしてしまったら怖いですよね。もうやめるかもしれないね、そのときに。
先日行われたあるライブでは、お客さんはそこまで盛り上がらず静かに見ていたそうですが、尾崎は「すごくよかった。大事なことを思い出した」と感じたそうです。
尾崎:昔のクリープハイプのライブはこうだったなと思い出しましたね。ロックフェスに出るようになって、お客さんがいっせいに手をあげてくれる光景に慣れすぎてて忘れてたけど、それのほうが本来、異様な光景だったんじゃないかなと思って。すごくよかったなあ、あの日。メンバーともしゃべりましたけど。あんまりライブのこととか話さないけど「懐かしいなあ」って話をして。よかったなあ、本当に。あのライブができてよかったし、あの日いたお客さんに見てもらえてよかったです。
「あの日は初めて見るお客さんが多かったせいかも」と分析しつつ、尾崎の中で非常に印象に残るライブだったようです。
次週の放送では、月曜『SPARK』大忘年会「ハシゴ酒SP」を開催! ゲストに井上苑子さんと、お笑い芸人・パーパー 三人合わせて星野です、が登場します。またこの日メッセージを読まれた方全員に、出演者全員のサインが入った尾崎のイナズマが贈られるようなので、ふるってメールを送ってみましょう!
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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/spark/
■体調不良で…観客にすがるような気持ちでライブ
現在ツアー中のクリープハイプ。今回のツアーは日程も詰まっていて大変だそうです。
尾崎:仙台でライブをしたときにけっこうやりきって。向こうは寒いですから、その後から「ちょっとおかしいな」と思ってたんですね。外で撮影する機会もあって、高松(での公演)の日に熱が出まして。発熱、悪寒。「ああ、節々ってこことここにあるんだなあ」と、(体の)節をすごく感じるんですよ、痛みでね。寒気と痛みで。
病院に行きインフルエンザの検査を受け、結果は陰性。「たいしたことないですよ」と言われたそうです。
尾崎:薬をもらってリハーサルやって……。喉には来てなかったので、歌がどうこうってわけじゃなかったんですが、とにかく辛かったですね。立ってることが辛くて。で、ライブが始まって「いけるかな」と思ったんですけど、中盤以降からもうどうしようもなくて。とにかく立っていられないんですよ。もう「寝たいな」と思って。横になりたくてしょうがない。「辛いなあ」と思うんだけど、お客さんがすごく嬉しそうに見てくれてるから。
尾崎は体調が悪い中ライブを行うことがこれまでなく、こんな事態は音楽を始めてから初めてだったとのこと。
尾崎:もうどうしようかなあと思って。でも「寝たらびっくりするだろうなあ」とも思って。お客さんは気づいてないんだとしたら、絶対そのほうがいいと思うし。やっぱりねえ、(お客さんの)顔ね、大事ですね。こんなふうに(見てくれて)ありがたいなと改めて思ったなあ。こっちがお客さんにすがるような感じでしたね(笑)。「もうちょっとなんとかもたせてくれ」って。
ライブが終わった後は楽屋に戻るのも大変だったと言う尾崎。翌日、大阪に移動し、ライブ前に病院に行って治療したおかげで体調は良くなり、大阪城ホールのライブは無事にできたと明かす尾崎でした。
■昔を思い出した観客の反応
また、ライブの反応について、こんな話も。
尾崎:いろんなライブの感想をもらうんですけど、すごく嬉しいですね。自分が思ってるものと同じところもあれば違うところもあるんだけど、救われますね。自分が「もうちょっといけたな」「足りないな」というところはお客さんがカバーしてくれるというか、ちゃんと届いてたりするし。逆に「ここ届いたな」ってところが届いてなかったりするから「次またやろう」と思えるし。そういうズレっていうのも大事ですね。ライブを完璧にやりきったら「もういいかな」と思いますよね。「歌詞が飛んだな」「間違えたな」っていう、プロとしてはそんなことよくないんだけど、それがあるから続けていけるのかなあ。本当に最高な、なんの不満もないライブをしてしまったら怖いですよね。もうやめるかもしれないね、そのときに。
先日行われたあるライブでは、お客さんはそこまで盛り上がらず静かに見ていたそうですが、尾崎は「すごくよかった。大事なことを思い出した」と感じたそうです。
尾崎:昔のクリープハイプのライブはこうだったなと思い出しましたね。ロックフェスに出るようになって、お客さんがいっせいに手をあげてくれる光景に慣れすぎてて忘れてたけど、それのほうが本来、異様な光景だったんじゃないかなと思って。すごくよかったなあ、あの日。メンバーともしゃべりましたけど。あんまりライブのこととか話さないけど「懐かしいなあ」って話をして。よかったなあ、本当に。あのライブができてよかったし、あの日いたお客さんに見てもらえてよかったです。
「あの日は初めて見るお客さんが多かったせいかも」と分析しつつ、尾崎の中で非常に印象に残るライブだったようです。
次週の放送では、月曜『SPARK』大忘年会「ハシゴ酒SP」を開催! ゲストに井上苑子さんと、お笑い芸人・パーパー 三人合わせて星野です、が登場します。またこの日メッセージを読まれた方全員に、出演者全員のサインが入った尾崎のイナズマが贈られるようなので、ふるってメールを送ってみましょう!
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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/spark/