J-WAVEで放送中の番組『JUMP OVER』(ナビゲーター:松居大悟)。12月2日(日)の放送では、来年2月に公演が迫る舞台『みみばしる』に出演する、Czecho No Republicのタカハシマイさんと、モデル・俳優・ショップ店員のゆうたろうさんをゲストにお迎えしました。
■オーディションでの印象
この日のオンエアは、現時点での『みみばしる』の台本を使った読み合わせ&エチュード(即興芝居)を初めて行いました。本来、脚本家としては未完成の台本を出したくないと松居は思っているものの、この番組は「稽古場」という設定。どんな脚本になっているのか。タカハシさんとゆうたろうさんはどんな演技を見せてくれるのか、松居にとってもドキドキのオンエアとなりました。
まずは公開稽古の前に、モデル・俳優として活動されているゆうたろうさんの素顔について掘り下げることに。
タカハシ:最初、私、一番はじめに控え室に入ってたんですよ。で、すごいかわいい雰囲気のある女性が入ってきて、「めちゃかわいい!」と思って見てたら、(低い声で)「ゆうたろうです」って。「男!?」って思って。まさかの男だし、しかもあのゆうたろうくんだとわかって、「うわ!」と思って。同じチームだし、すごい緊張してやだなぁと思ってました(笑)。
松居:すごい不思議なチームだったなぁ。ちなみにオーディションのときの印象はどうでした?
ゆうたろう:お互いのですか? でも一緒にお芝居をやってないんですよね。
タカハシ:そう、やってない。見てた。
ゆうたろう:ペアにはなってないんですけど、声キレイだなってすごい思って。
タカハシ:嬉しい! ありがとうございます!
ゆうたろうさんが『みみばしる』のオーディションを受けた理由については、これまでオーディションは映像作品しか受けたことがなかったけれど、『みみばしる』の話を聞き、皆で作り上げていく作り方にもとても興味が湧いたからだと明かしました。
ゆうたろう:舞台もやってましたが、2.5次元で原作ありきの舞台ばかりだったんで、こういう何もないところからみんなで作り上げていく舞台っていうのが、すごい興味があって。
松居:けっこう勇気がいらないですか?
ゆうたろう:新しいことをするのが好きなんですよ。なのでそこに関しては不安はまったくなくて。どんどんチャレンジしていきたい。
これまで出演した舞台では、歌や踊りが多かったというゆうたろうさん。そしてタカハシさんもバンドマンということで、ステージの前には各自で準備ができたのですが、今回は何もないところから作り始めます。準備の面ではふたりとも不安があるそうです。
松居:まあ本を書いてない言い訳でもあるんですけど、本を書いてると、みんな読んできて、すごい準備をするじゃない?
タカハシ:あー、なるほど。
松居:みんな準備したがりだから。そんなことさせない!
タカハシ:えー!(笑)
ゆうたろう:(笑)。
松居:準備なんて、体調管理で。
■変身願望が強い?
松居はゆうたろうさんをテレビで見て知っていたのですが、お芝居に興味があるとは思っていなかったそう。
ゆうたろう:僕ってもともとショップ店員で、洋服がすごい大好きで、変身願望がすごく強いんですよ。だから家だと、髪はボサボサでスウェットで、ほんとクズなんですよ。
松居:いやいや。まぁなるほど。
ゆうたろう:イコール無個性で、自分のことがほんとに嫌いだったんですけど、好きな洋服を着て、自分の好きなメイクをして、髪の毛もちゃんとセットした“ゆうたろう”でいられることがすごい好きで。役者ってそれの延長線上にあるかなって。
松居:そうですね、いろんな役をやって。
ゆうたろう:やっぱり役だと自分の知らない感情も出てきたりとか、自分が意外とこう思ってたんだっていう部分も知れたりするので、それがすごく楽しくて。
この考えに「しっかりしてるなぁ」と感心していた松居とタカハシさん。そんなゆうたろうさんは、オーディションで松居と話した時に「とにかく僕はモテない。女性から男として見られない」と悩みを明かしていたそう。これを聞いたときに松居は、「この人はテレビで見る印象じゃないところで、ふつふつと(何かを)持っているんじゃないか」と感じたそうです。
■公開稽古に「いけそうですね!」
ということで、そんなゆうたろうさんとタカハシさんによる、現段階の台本を使った公開稽古が行われました。台本はまだ書き進めている段階なので、「この感じでいいのかな?」という松居の確認でもあるようです。
今回、おふたりにやってもらったのは、決まったセリフが書かれている台本の「読み合わせ」。そして出来事と簡単なセリフの雰囲気が書かれたものを使った「エチュード」といわれる即興芝居。エチュードは「その人らしさ」がすごく出るから好きだと松居。
そしてまだ今後変わる可能性はあるのですが、現段階でのふたりの配役が発表されました。ゆうたろうさんは、主演の本仮屋ユイカさんが手伝う劇団の主宰者で演出家の役。その劇団の女優がタカハシさん。タカハシさんの役柄が、冷めた人なのか優しい人なのか、ゆうたろうさんの役柄がアツい人なのか胡散臭い人なのかも、まだ迷い中という松居。そこも含めて探りながらの読み合わせとなりました。実際にやってみると、緊張感と恥ずかしさがあったというふたりに対し、松居的には、ふたりの役柄の力関係も見えて、とても満足な出来だったようです。
続いてはエチュード。ここではゆうたろうさんの役とタカハシさんの役が揉める、というシーンを即興で行いました。最初はふたりが思うままに即興演技をし、2度目は松居のアドバイス受けて再挑戦。2度目では「おもしろかった! いけそうですね」と、松居のアドバイスがバッチリハマり大きな手応えがあったようです。
どんどん完成に向かって進んでいる舞台『みみばしる』。今回はまだ未完成だった台本とふたりのキャラクターが、来年2月の本番ではどんなふうに変わっているのかも楽しみですね。チケットは12月8日(土)から一般発売開始です。
【関連記事】リスナーと創り上げる『みみばしる』どんな舞台? 松居大悟×本仮屋ユイカ×石崎ひゅーいが語る
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【番組情報】
番組名:『JUMP OVER』
放送日時:毎週日曜 23時-23時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/
■オーディションでの印象
この日のオンエアは、現時点での『みみばしる』の台本を使った読み合わせ&エチュード(即興芝居)を初めて行いました。本来、脚本家としては未完成の台本を出したくないと松居は思っているものの、この番組は「稽古場」という設定。どんな脚本になっているのか。タカハシさんとゆうたろうさんはどんな演技を見せてくれるのか、松居にとってもドキドキのオンエアとなりました。
まずは公開稽古の前に、モデル・俳優として活動されているゆうたろうさんの素顔について掘り下げることに。
タカハシ:最初、私、一番はじめに控え室に入ってたんですよ。で、すごいかわいい雰囲気のある女性が入ってきて、「めちゃかわいい!」と思って見てたら、(低い声で)「ゆうたろうです」って。「男!?」って思って。まさかの男だし、しかもあのゆうたろうくんだとわかって、「うわ!」と思って。同じチームだし、すごい緊張してやだなぁと思ってました(笑)。
松居:すごい不思議なチームだったなぁ。ちなみにオーディションのときの印象はどうでした?
ゆうたろう:お互いのですか? でも一緒にお芝居をやってないんですよね。
タカハシ:そう、やってない。見てた。
ゆうたろう:ペアにはなってないんですけど、声キレイだなってすごい思って。
タカハシ:嬉しい! ありがとうございます!
ゆうたろうさんが『みみばしる』のオーディションを受けた理由については、これまでオーディションは映像作品しか受けたことがなかったけれど、『みみばしる』の話を聞き、皆で作り上げていく作り方にもとても興味が湧いたからだと明かしました。
ゆうたろう:舞台もやってましたが、2.5次元で原作ありきの舞台ばかりだったんで、こういう何もないところからみんなで作り上げていく舞台っていうのが、すごい興味があって。
松居:けっこう勇気がいらないですか?
ゆうたろう:新しいことをするのが好きなんですよ。なのでそこに関しては不安はまったくなくて。どんどんチャレンジしていきたい。
これまで出演した舞台では、歌や踊りが多かったというゆうたろうさん。そしてタカハシさんもバンドマンということで、ステージの前には各自で準備ができたのですが、今回は何もないところから作り始めます。準備の面ではふたりとも不安があるそうです。
松居:まあ本を書いてない言い訳でもあるんですけど、本を書いてると、みんな読んできて、すごい準備をするじゃない?
タカハシ:あー、なるほど。
松居:みんな準備したがりだから。そんなことさせない!
タカハシ:えー!(笑)
ゆうたろう:(笑)。
松居:準備なんて、体調管理で。
■変身願望が強い?
松居はゆうたろうさんをテレビで見て知っていたのですが、お芝居に興味があるとは思っていなかったそう。
ゆうたろう:僕ってもともとショップ店員で、洋服がすごい大好きで、変身願望がすごく強いんですよ。だから家だと、髪はボサボサでスウェットで、ほんとクズなんですよ。
松居:いやいや。まぁなるほど。
ゆうたろう:イコール無個性で、自分のことがほんとに嫌いだったんですけど、好きな洋服を着て、自分の好きなメイクをして、髪の毛もちゃんとセットした“ゆうたろう”でいられることがすごい好きで。役者ってそれの延長線上にあるかなって。
松居:そうですね、いろんな役をやって。
ゆうたろう:やっぱり役だと自分の知らない感情も出てきたりとか、自分が意外とこう思ってたんだっていう部分も知れたりするので、それがすごく楽しくて。
この考えに「しっかりしてるなぁ」と感心していた松居とタカハシさん。そんなゆうたろうさんは、オーディションで松居と話した時に「とにかく僕はモテない。女性から男として見られない」と悩みを明かしていたそう。これを聞いたときに松居は、「この人はテレビで見る印象じゃないところで、ふつふつと(何かを)持っているんじゃないか」と感じたそうです。
■公開稽古に「いけそうですね!」
ということで、そんなゆうたろうさんとタカハシさんによる、現段階の台本を使った公開稽古が行われました。台本はまだ書き進めている段階なので、「この感じでいいのかな?」という松居の確認でもあるようです。
今回、おふたりにやってもらったのは、決まったセリフが書かれている台本の「読み合わせ」。そして出来事と簡単なセリフの雰囲気が書かれたものを使った「エチュード」といわれる即興芝居。エチュードは「その人らしさ」がすごく出るから好きだと松居。
そしてまだ今後変わる可能性はあるのですが、現段階でのふたりの配役が発表されました。ゆうたろうさんは、主演の本仮屋ユイカさんが手伝う劇団の主宰者で演出家の役。その劇団の女優がタカハシさん。タカハシさんの役柄が、冷めた人なのか優しい人なのか、ゆうたろうさんの役柄がアツい人なのか胡散臭い人なのかも、まだ迷い中という松居。そこも含めて探りながらの読み合わせとなりました。実際にやってみると、緊張感と恥ずかしさがあったというふたりに対し、松居的には、ふたりの役柄の力関係も見えて、とても満足な出来だったようです。
続いてはエチュード。ここではゆうたろうさんの役とタカハシさんの役が揉める、というシーンを即興で行いました。最初はふたりが思うままに即興演技をし、2度目は松居のアドバイス受けて再挑戦。2度目では「おもしろかった! いけそうですね」と、松居のアドバイスがバッチリハマり大きな手応えがあったようです。
どんどん完成に向かって進んでいる舞台『みみばしる』。今回はまだ未完成だった台本とふたりのキャラクターが、来年2月の本番ではどんなふうに変わっているのかも楽しみですね。チケットは12月8日(土)から一般発売開始です。
【関連記事】リスナーと創り上げる『みみばしる』どんな舞台? 松居大悟×本仮屋ユイカ×石崎ひゅーいが語る
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【番組情報】
番組名:『JUMP OVER』
放送日時:毎週日曜 23時-23時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/