J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。11月17日(土)のオンエアでは、デビュー15周年を迎えたシンガーソングライターの安藤裕子さんが登場。幼少時代の変わった遊びや、今までの活動について話してくれました。
■小さい頃の意外な友だち
まずは、安藤さんの幼少期について伺いました。
安藤:恐ろしいほど、人間と関われていない感じの子でした(笑)。
渡辺:わりとひとりでいましたか?
安藤:ひとりでしたね。ひとりで長く居過ぎたせいで、小学校3年生か4年生くらいまで、友だちらしい友だちができなかったんです。
渡辺:ひとりで何をしてました?
安藤:空を飛びたいっていうイメージが強かったんです。『オズの魔法使い』の世界に行きたくて、段ボールに白い羽みたいなのを刺して、風の強い日に庭で何時間もその箱に座ってました。
渡辺:飛べるんじゃないかと思って?
安藤:飛ぶんじゃないかと思って(笑)。風に対しての意識が強かったから、風を友だちにして、風としゃべって操ったり、「こういう風のときは、こういう返事」みたいな、本気でしゃべってました。
その後、ある出会いがきっかけで、友だちと遊ぶようになります。
安藤:4年生くらいのときに、私よりボーっとしている子と親友になったんです。感覚が合うんですよ。ふたりでいつも図書館にこもって、学校もののミステリーを読むんですよ。そして「この開かずのトイレを真似しよう」とか言って、学校の端のトイレに鍵をかけてよじ登って出てくるんです。それを毎日繰り返してました。
渡辺:なるほど。
安藤:そうすると、(学校が)ざわざわしだして、「このトイレいつも開かない!」みたいな(笑)。先生も「誰がやったんですか!」って。それをふたりでみて、クスクス笑ってるんです。
渡辺:よい子のみなさんは真似をしないように(笑)。
山田:でも、イマジネーションが豊かで素晴らしいと思います。
安藤さんは「何かを作るっていうことは、そこで培った作業なのかなと思います」と、当時を振り返りました。
■唯一の趣味は食事
続いて、現在の楽しみを訊きました。
安藤:私、つまんない人間で、趣味がないんですよ。ただ、食欲だけは強い。だから、疲れてくると「貯金を全部はたいてでもこれが食べたい!」ってなります。
渡辺:そこまで高いものはないと思う(笑)。
安藤:それぐらいの気持ちで「この店のこれが食べたい!」って思います。
渡辺:どんなものがお好きなんですか?
安藤:プリン体っぽいものが好きなのかな。白子とかフォアグラとかウニとかあん肝とか。
食事以外で好きなものについて伺うと……。
安藤:モノに対して執着がなくて、好きなモノがないんですよ。
山田:散歩とか運動とか。
安藤:家でボーっと膝を抱えているのが一番好きなんです(笑)。
渡辺:何かをコレクションするとかは?
安藤:全くないです。
山田:旅行とか。
安藤:温泉。でも温泉も食べものありきです。食べものがおいしそうな宿を調べに調べ抜いて「いくら払ってもいいからここに行くんだ!」って(笑)。
渡辺:そこでボーっとしてるんですか?
安藤:露天風呂でお尻くらいまで浸かって、高めの岩の上で膝を抱えて座るのが好きです。
渡辺:それニホンザルだよ(笑)。
■次の安藤裕子へ
今年デビュー15周年を迎えた安藤さん。最後に今までを振り返り、これからのことを話してくれました。
安藤:実は半分休業みたいなことを地味にしてたんですね。身内の人に「そろそろヤバイぞ」って言われてたんですけど、それを経て、今一度「自分に帰る」っていうことを始めたいなと思っています。
山田:休んだ期間がよかったっていうことなんですかね。
安藤:そうですね。自分の空白を眺めるような「空虚」だったんですよね。それを「思いっきり空虚なまま生きてやれ」って思いました。
渡辺:では、いい意味でぼんやりできましたか?
安藤:雑用はいっぱいあったけど、心が止まってました。でもそれを悪いこととしない。
渡辺:「一旦リセット」じゃないけど、次の安藤裕子に向かいだしたんですね。
安藤:そうね、そのはず!
「今までは自分がやってきた道筋から外れちゃいけないっていう感覚があったんだけど、もうちょっと自由になってもいいかな、という感覚があります」と話した安藤さん。2019年1月6日(日)には、なかのZERO 大ホールにて、「2018-19 ACOUSTIC LIVE」が開催されます。ぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
■小さい頃の意外な友だち
まずは、安藤さんの幼少期について伺いました。
安藤:恐ろしいほど、人間と関われていない感じの子でした(笑)。
渡辺:わりとひとりでいましたか?
安藤:ひとりでしたね。ひとりで長く居過ぎたせいで、小学校3年生か4年生くらいまで、友だちらしい友だちができなかったんです。
渡辺:ひとりで何をしてました?
安藤:空を飛びたいっていうイメージが強かったんです。『オズの魔法使い』の世界に行きたくて、段ボールに白い羽みたいなのを刺して、風の強い日に庭で何時間もその箱に座ってました。
渡辺:飛べるんじゃないかと思って?
安藤:飛ぶんじゃないかと思って(笑)。風に対しての意識が強かったから、風を友だちにして、風としゃべって操ったり、「こういう風のときは、こういう返事」みたいな、本気でしゃべってました。
その後、ある出会いがきっかけで、友だちと遊ぶようになります。
安藤:4年生くらいのときに、私よりボーっとしている子と親友になったんです。感覚が合うんですよ。ふたりでいつも図書館にこもって、学校もののミステリーを読むんですよ。そして「この開かずのトイレを真似しよう」とか言って、学校の端のトイレに鍵をかけてよじ登って出てくるんです。それを毎日繰り返してました。
渡辺:なるほど。
安藤:そうすると、(学校が)ざわざわしだして、「このトイレいつも開かない!」みたいな(笑)。先生も「誰がやったんですか!」って。それをふたりでみて、クスクス笑ってるんです。
渡辺:よい子のみなさんは真似をしないように(笑)。
山田:でも、イマジネーションが豊かで素晴らしいと思います。
安藤さんは「何かを作るっていうことは、そこで培った作業なのかなと思います」と、当時を振り返りました。
■唯一の趣味は食事
続いて、現在の楽しみを訊きました。
安藤:私、つまんない人間で、趣味がないんですよ。ただ、食欲だけは強い。だから、疲れてくると「貯金を全部はたいてでもこれが食べたい!」ってなります。
渡辺:そこまで高いものはないと思う(笑)。
安藤:それぐらいの気持ちで「この店のこれが食べたい!」って思います。
渡辺:どんなものがお好きなんですか?
安藤:プリン体っぽいものが好きなのかな。白子とかフォアグラとかウニとかあん肝とか。
食事以外で好きなものについて伺うと……。
安藤:モノに対して執着がなくて、好きなモノがないんですよ。
山田:散歩とか運動とか。
安藤:家でボーっと膝を抱えているのが一番好きなんです(笑)。
渡辺:何かをコレクションするとかは?
安藤:全くないです。
山田:旅行とか。
安藤:温泉。でも温泉も食べものありきです。食べものがおいしそうな宿を調べに調べ抜いて「いくら払ってもいいからここに行くんだ!」って(笑)。
渡辺:そこでボーっとしてるんですか?
安藤:露天風呂でお尻くらいまで浸かって、高めの岩の上で膝を抱えて座るのが好きです。
渡辺:それニホンザルだよ(笑)。
■次の安藤裕子へ
今年デビュー15周年を迎えた安藤さん。最後に今までを振り返り、これからのことを話してくれました。
安藤:実は半分休業みたいなことを地味にしてたんですね。身内の人に「そろそろヤバイぞ」って言われてたんですけど、それを経て、今一度「自分に帰る」っていうことを始めたいなと思っています。
山田:休んだ期間がよかったっていうことなんですかね。
安藤:そうですね。自分の空白を眺めるような「空虚」だったんですよね。それを「思いっきり空虚なまま生きてやれ」って思いました。
渡辺:では、いい意味でぼんやりできましたか?
安藤:雑用はいっぱいあったけど、心が止まってました。でもそれを悪いこととしない。
渡辺:「一旦リセット」じゃないけど、次の安藤裕子に向かいだしたんですね。
安藤:そうね、そのはず!
「今までは自分がやってきた道筋から外れちゃいけないっていう感覚があったんだけど、もうちょっと自由になってもいいかな、という感覚があります」と話した安藤さん。2019年1月6日(日)には、なかのZERO 大ホールにて、「2018-19 ACOUSTIC LIVE」が開催されます。ぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/