J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。10月16日(火)のオンエアでは、DAOKOとのコンビでお届けしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。今週はBUMP OF CHICKENを大特集! 藤原基央さん(Vo./Gt.)、増川弘明さん(Gt.)、直井由文さん(Ba.)、升秀夫さん(Dr.)というメンバー全員のコメントも交え、その魅力に迫ります。
【第1回】BUMP OF CHICKENメンバーが語る! 結成のきっかけになった「言葉」とは?
■ライブハウス時代に初めて…
2日目のテーマは「転機」。結成20年を超えるBUMP OF CHICKENのバンド活動について、升さんは「ずっとこういう感じでやってるなって気がします」と話します。一方で、藤原さんは「転機」について以下のエピソードを語ります。
藤原:こういうのは転機かどうかわからないんですけど、最初にチケットノルマってあるじゃないですか?
増川:ライブハウス時代はありましたね。
藤原:当然のことなんですけど、ライブハウスに出演させていただくためには、「チケットを何枚売りましょう」っていうノルマが課せられるわけですよ。当初はなかなかチケットが売れなかったから、友人たちにお願いをしてライブに来てもらったりもしてたけど、そのうちノルマ以上にチケットが売れるようになると、「キャッシュバック」っていって、「ノルマ以上売った枚数、1枚につき何パーセントはバンドに還元しますよ」っていうシステムがあったじゃないですか。よく覚えてるんですけど、下北沢でライブをやったときに、オールナイトのイベントだったんですけど、帰りにそのキャッシュバック、要するにライブの売り上げってものがちゃんとある程度あるっていうのが、すごく嬉しかったすね。
直井:嬉しかったね!
その売り上げで、みんなで牛丼を食べて始発で帰ったことを、今でも覚えていると話します。ちなみにその当時、お金をすべて管理していたのは升さん。このトークを聞いた藤田は以下のように語ります。
藤田:たぶん、初期の活動のときも、「この日に初めてライブやった!」みたいに、ちゃんと手帳とかにメモってたのは秀ちゃん(升さん)だったんじゃないかな。そんなエピソードも聞いたことがある気がする。しっかり者です! さすがです。
■プロデューサーとの曲作りで気持ちが変化
藤原さんは家にこもって曲作りをするスタイルでしたが、2010年にリリースされたアルバム『COSMONAUT』の制作途中から、プロデューサーと一緒にスタジオに入って曲作りをするようになりました。曲作りの楽しさを感じづらくなっていたときに、違うスタイルを取り入れたことで、楽しいと感じられるようになったそう。このとき、プロデューサーからお題に答えるかたちで曲をいくつか制作。『COSMONAUT』に収録されている『R.I.P.』は「シングル曲を作成する」というお題で作られました。
■「ライブは生がいい」それでも映像作品をつくったワケ
そして、『COSMONAUT』リリース以降、配信でのリリースをはじめたほか、地上波のテレビ番組に出演するなど、少しずつ活動の幅に変化が出てきました。その中でも特に印象的なのが、初のライブ映像作品『BUMP OF CHICKEN GOLD GLIDER TOUR 2012』をリリースしたことです。
これまで「ライブは生がいい」と言い続けてきた彼らがライブ映像作品をリリースした理由は、「現実的に来ることができないファンに作品として届けよう」という思いがあったからです。そのため、メンバーの映像はもちろん、会場の雰囲気や観客の気持ちにフォーカスした作品になっています。
今回はここまで。続きとなる10月17日(水)のオンエアでは、「ライブ」についてメンバーが語ってくれます。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。今週はBUMP OF CHICKENを大特集! 藤原基央さん(Vo./Gt.)、増川弘明さん(Gt.)、直井由文さん(Ba.)、升秀夫さん(Dr.)というメンバー全員のコメントも交え、その魅力に迫ります。
【第1回】BUMP OF CHICKENメンバーが語る! 結成のきっかけになった「言葉」とは?
■ライブハウス時代に初めて…
2日目のテーマは「転機」。結成20年を超えるBUMP OF CHICKENのバンド活動について、升さんは「ずっとこういう感じでやってるなって気がします」と話します。一方で、藤原さんは「転機」について以下のエピソードを語ります。
藤原:こういうのは転機かどうかわからないんですけど、最初にチケットノルマってあるじゃないですか?
増川:ライブハウス時代はありましたね。
藤原:当然のことなんですけど、ライブハウスに出演させていただくためには、「チケットを何枚売りましょう」っていうノルマが課せられるわけですよ。当初はなかなかチケットが売れなかったから、友人たちにお願いをしてライブに来てもらったりもしてたけど、そのうちノルマ以上にチケットが売れるようになると、「キャッシュバック」っていって、「ノルマ以上売った枚数、1枚につき何パーセントはバンドに還元しますよ」っていうシステムがあったじゃないですか。よく覚えてるんですけど、下北沢でライブをやったときに、オールナイトのイベントだったんですけど、帰りにそのキャッシュバック、要するにライブの売り上げってものがちゃんとある程度あるっていうのが、すごく嬉しかったすね。
直井:嬉しかったね!
その売り上げで、みんなで牛丼を食べて始発で帰ったことを、今でも覚えていると話します。ちなみにその当時、お金をすべて管理していたのは升さん。このトークを聞いた藤田は以下のように語ります。
藤田:たぶん、初期の活動のときも、「この日に初めてライブやった!」みたいに、ちゃんと手帳とかにメモってたのは秀ちゃん(升さん)だったんじゃないかな。そんなエピソードも聞いたことがある気がする。しっかり者です! さすがです。
■プロデューサーとの曲作りで気持ちが変化
藤原さんは家にこもって曲作りをするスタイルでしたが、2010年にリリースされたアルバム『COSMONAUT』の制作途中から、プロデューサーと一緒にスタジオに入って曲作りをするようになりました。曲作りの楽しさを感じづらくなっていたときに、違うスタイルを取り入れたことで、楽しいと感じられるようになったそう。このとき、プロデューサーからお題に答えるかたちで曲をいくつか制作。『COSMONAUT』に収録されている『R.I.P.』は「シングル曲を作成する」というお題で作られました。
■「ライブは生がいい」それでも映像作品をつくったワケ
そして、『COSMONAUT』リリース以降、配信でのリリースをはじめたほか、地上波のテレビ番組に出演するなど、少しずつ活動の幅に変化が出てきました。その中でも特に印象的なのが、初のライブ映像作品『BUMP OF CHICKEN GOLD GLIDER TOUR 2012』をリリースしたことです。
これまで「ライブは生がいい」と言い続けてきた彼らがライブ映像作品をリリースした理由は、「現実的に来ることができないファンに作品として届けよう」という思いがあったからです。そのため、メンバーの映像はもちろん、会場の雰囲気や観客の気持ちにフォーカスした作品になっています。
今回はここまで。続きとなる10月17日(水)のオンエアでは、「ライブ」についてメンバーが語ってくれます。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/