J-WAVEで10月1日(月)にオンエアされたJ-WAVE開局30周年を記念した特別番組『TUNE INTO THE FUTURE 1988』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。J-WAVEと同い年、1988年生まれでプライベートでも親友の吉高由里子さんと森矢カンナさんによる対談をお届けしました。ふたりが聴いてきた音楽や、心に残った言葉とは。
■10代の頃にずっと聴いていた音楽は?
まずは「10代の頃によく聴いていた音楽は?」というテーマに、森矢さんは「アヴリル・ラヴィーン、キングギドラ(現KGDR)、リリイ・シュシュ」と回答。
吉高:リリイ・シュシュね。
森矢:中学2年生のときに『リリイ・シュシュのすべて』を観て、初めて映画で心が“ぐいーっ”てなった。
吉高:映画の内容も内容だからね、その頃はちょうど思春期だし。
森矢:思春期ど真ん中の時に観ちゃったから。まだ観てない人は観てほしいです。
吉高:邦画の底力というか。陰湿な描写が日本は得意だよなって思っちゃう。
森矢:そのときにリリイ・シュシュをずっと聴いてて。
吉高:キングギドラは意外だった(笑)。
森矢:私はけっこうジャパニーズ・ヒップホップが好きで、その軸がキングギドラになってる。キングギドラは衝撃だった。アルバムがカッコよくてずっと聴いてたの。最近はZORNがカッコよくて聴いたりしてる。アヴリル・ラヴィーンはみんな聴いてて、みっちりアルバムを聴いたのは彼女だった気がする。その流れでリンキン・パークとかも聴いたりしてたの。
一方の吉高さんは「スピッツ、Cocco、LOVE PSYCHEDELICO、クラシック」。
吉高:(スピッツの)草野マサムネさんの声のお湯につかりたい。うっとりするし、うれしいときも悲しいときも聴ける声だなって思って。スピッツはずっと聴いてたな。Coccoも好きで。
森矢:カラオケでもたまに歌うよね。
吉高:そう、歌う。
森矢:22歳くらいのときに、由里子とLOVE PSYCHEDELICOさんのスタジオに遊びに行かせてもらったよね。
吉高:行った! それで、セッションして、歌ってくれて。カンナはドラムやって、私はベースをやってたかも。超ぜいたくだったね。クラシックは10代の思春期に。洋楽はあんまり聴いてなかったんだけど、邦楽を聴くと歌詞の意味が入ってきちゃって、すごく言葉に対しての抵抗が大きかったから。
森矢:多感な時期だったから。特に由里子は多感だったんだろうね。
吉高:特に敏感だし多感だったから、一度曲と声がわからないものを聴きたくなって、クラシックにたどり着いて、それがすごく気持ちよくて。ドビュッシーの『月の光』がクラシックの入口で、ニューヨークに行く飛行機の12時間はずっとその曲を聴いてた。
森矢:怖い怖い。
吉高:聴きながらブランケットかぶって、窓にはり付いてずっと星を観てた。怖いよね(笑)。
森矢:気持ちよさそうだけどね。
■「自分は自分でいよう」と思わされた出来事
話題は「心に残る、あの人の言葉」になり、吉高さんは「人が言われて1番うれしい言葉は、その人の名前なんだよ。だからたくさん呼んであげよう」というセリフを紹介しました。
吉高:これは、映画『ラースと、その彼女』で出てくるセリフなんだけど、めちゃめちゃハッとさせられて、そこから人の名前を覚えようと思ったし、呼ぼうと思った。
森矢:由里子はそうだよね。この間、由里子が主演のドラマ『正義のセ』に私がゲストで出演したときも、スタッフ全員の名前を覚えて呼んでたのがすごく印象的だったんだよね。そういうところからきてるんだね。
吉高:人柄がね。
森矢:自分で言っちゃうと違うんだけどね。
吉高:(笑)。
続いて森矢さんが心に残っている言葉は「誰になりたいの?」。
吉高:それ、誰に言われたの?
森矢:これは安室奈美恵さんとかをずっとメイクしてる中野明海さんに、中学3年生くらいに言われた言葉なの。私は中学2年生からモデルの仕事をやりはじめて、CMの仕事のメイクさんが中野さんで。そのとき、中野さんに「ぽっちゃぽちゃな顔がイヤなんです。細くなるにはどうしたらいいんですか?」って言ったら、「誰になりたいの? そこがいいんじゃん」って言われて、その言葉が突き刺さって。誰かになりたいとか、いろんなコンプレックスもあるけど、それも受け入れるっていう。由里子だったら少し目が小さいとかね。
吉高:ねえ、親に謝りに来て(笑)。これ私のせいじゃなくて親の遺伝子だから。一応、愛の結晶で生まれてきた、このつぶらな瞳だから。
森矢:申し訳ない(笑)。中学3年生くらいのときにこの言葉を聞いて、「自分は自分でいよう」って思った。顔がおまんじゅうでもいいんだって。
吉高:腹くくるしかないよね。一生自分でやっていくしかないからね。
他にも、「今の自分が超えるべき壁」や「理想の未来」について、仲のよいふたりがときには軽快に、時には真剣に話をしてくれました。
番組後半では、タレント・キャスターのホラン千秋さんと、ソチ五輪銅メダリストのフリースタイル スキー選手・小野塚彩那さんの対談をお届けしました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『TUNE INTO THE FUTURE 1988』
放送日時:10月1日(月)20時-21時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/special/1988/
■10代の頃にずっと聴いていた音楽は?
まずは「10代の頃によく聴いていた音楽は?」というテーマに、森矢さんは「アヴリル・ラヴィーン、キングギドラ(現KGDR)、リリイ・シュシュ」と回答。
吉高:リリイ・シュシュね。
森矢:中学2年生のときに『リリイ・シュシュのすべて』を観て、初めて映画で心が“ぐいーっ”てなった。
吉高:映画の内容も内容だからね、その頃はちょうど思春期だし。
森矢:思春期ど真ん中の時に観ちゃったから。まだ観てない人は観てほしいです。
吉高:邦画の底力というか。陰湿な描写が日本は得意だよなって思っちゃう。
森矢:そのときにリリイ・シュシュをずっと聴いてて。
吉高:キングギドラは意外だった(笑)。
森矢:私はけっこうジャパニーズ・ヒップホップが好きで、その軸がキングギドラになってる。キングギドラは衝撃だった。アルバムがカッコよくてずっと聴いてたの。最近はZORNがカッコよくて聴いたりしてる。アヴリル・ラヴィーンはみんな聴いてて、みっちりアルバムを聴いたのは彼女だった気がする。その流れでリンキン・パークとかも聴いたりしてたの。
一方の吉高さんは「スピッツ、Cocco、LOVE PSYCHEDELICO、クラシック」。
吉高:(スピッツの)草野マサムネさんの声のお湯につかりたい。うっとりするし、うれしいときも悲しいときも聴ける声だなって思って。スピッツはずっと聴いてたな。Coccoも好きで。
森矢:カラオケでもたまに歌うよね。
吉高:そう、歌う。
森矢:22歳くらいのときに、由里子とLOVE PSYCHEDELICOさんのスタジオに遊びに行かせてもらったよね。
吉高:行った! それで、セッションして、歌ってくれて。カンナはドラムやって、私はベースをやってたかも。超ぜいたくだったね。クラシックは10代の思春期に。洋楽はあんまり聴いてなかったんだけど、邦楽を聴くと歌詞の意味が入ってきちゃって、すごく言葉に対しての抵抗が大きかったから。
森矢:多感な時期だったから。特に由里子は多感だったんだろうね。
吉高:特に敏感だし多感だったから、一度曲と声がわからないものを聴きたくなって、クラシックにたどり着いて、それがすごく気持ちよくて。ドビュッシーの『月の光』がクラシックの入口で、ニューヨークに行く飛行機の12時間はずっとその曲を聴いてた。
森矢:怖い怖い。
吉高:聴きながらブランケットかぶって、窓にはり付いてずっと星を観てた。怖いよね(笑)。
森矢:気持ちよさそうだけどね。
■「自分は自分でいよう」と思わされた出来事
話題は「心に残る、あの人の言葉」になり、吉高さんは「人が言われて1番うれしい言葉は、その人の名前なんだよ。だからたくさん呼んであげよう」というセリフを紹介しました。
吉高:これは、映画『ラースと、その彼女』で出てくるセリフなんだけど、めちゃめちゃハッとさせられて、そこから人の名前を覚えようと思ったし、呼ぼうと思った。
森矢:由里子はそうだよね。この間、由里子が主演のドラマ『正義のセ』に私がゲストで出演したときも、スタッフ全員の名前を覚えて呼んでたのがすごく印象的だったんだよね。そういうところからきてるんだね。
吉高:人柄がね。
森矢:自分で言っちゃうと違うんだけどね。
吉高:(笑)。
続いて森矢さんが心に残っている言葉は「誰になりたいの?」。
吉高:それ、誰に言われたの?
森矢:これは安室奈美恵さんとかをずっとメイクしてる中野明海さんに、中学3年生くらいに言われた言葉なの。私は中学2年生からモデルの仕事をやりはじめて、CMの仕事のメイクさんが中野さんで。そのとき、中野さんに「ぽっちゃぽちゃな顔がイヤなんです。細くなるにはどうしたらいいんですか?」って言ったら、「誰になりたいの? そこがいいんじゃん」って言われて、その言葉が突き刺さって。誰かになりたいとか、いろんなコンプレックスもあるけど、それも受け入れるっていう。由里子だったら少し目が小さいとかね。
吉高:ねえ、親に謝りに来て(笑)。これ私のせいじゃなくて親の遺伝子だから。一応、愛の結晶で生まれてきた、このつぶらな瞳だから。
森矢:申し訳ない(笑)。中学3年生くらいのときにこの言葉を聞いて、「自分は自分でいよう」って思った。顔がおまんじゅうでもいいんだって。
吉高:腹くくるしかないよね。一生自分でやっていくしかないからね。
他にも、「今の自分が超えるべき壁」や「理想の未来」について、仲のよいふたりがときには軽快に、時には真剣に話をしてくれました。
番組後半では、タレント・キャスターのホラン千秋さんと、ソチ五輪銅メダリストのフリースタイル スキー選手・小野塚彩那さんの対談をお届けしました。
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【番組情報】
番組名:『TUNE INTO THE FUTURE 1988』
放送日時:10月1日(月)20時-21時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/special/1988/
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