小4から作曲スタート! 注目のシンガーソングライター・松室政哉が影響を受けたのは…

J-WAVEでオンエア中の『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。今回は、休みのジョン・カビラの代わりに平井理央がナビゲーターを務めました。7月13日(金)のオンエアでは、シンガーソングライターの松室政哉さんをゲストに迎えて、生歌を披露していただきました。

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■親が聴いていたサザンに影響を受け…

松室さんは1990年1月4日生まれ。小学生の頃に、カセットテープから流れてきたサザンオールスターズの曲に感銘を受けて、おもちゃのピアノで作曲を始めました。

平井:いきなり作曲を始めたんですか?
松室:親がサザン好きやって、家でよく流れてたんですね。「曲があるということは、作った人がおるらしい」ということを、自分の中で“発明”したんです。小学校低学年のときに「どうやらサザンオールスターズの曲は、歌っている桑田佳祐さんが作っているらしい」と知って、曲を作りたいと思ったんですよね。
平井:へぇ~!
松室:でも全然やり方とかもわからないし、楽器もやったことがなかったので、おもちゃのピアノを買ってもらってやりだしたっていう。小学校4年生くらいですね。

そのときに作った曲は覚えておらず、「作るという行為自体が楽しかった」と話しました。


■全ての人へのテーマソング!



松室さんは、配信シングル『衝動のファンファーレ』をリリースしたばかりです。

松室:今回は夏ということもあって、“青春”をテーマにしました。キラキラした青春。恋をしたり、部活で汗を流したり。ただ、僕はそういうのをあまりやってこなくて、ひっそりと過ごしてました。でも、いま思い出せば、キラキラしてたし、「青春やったな」と感じています。年齢関係なく、いろいろなことに挑戦したり、新しいステージに行くときって、不安とか葛藤があったりすると思うんですけど、そういうのをこの曲では全部“青春”と呼んでいて、全ての人のテーマソングになればいいなと思って作りました。



放送では『きっと愛は不公平』をオンエアし、歌詞と映像の話で盛り上がりました。

平井:切ない歌詞ですね。ミュージックビデオは渾身の作品ですよね。
松室:『きっと愛は不公平』のミュージックビデオは、自分で監督をさせていただきました。もともと映画がすごく好きで、よく観てたときは、年間300本ぐらい観てたし、映画も作りたいと思ってて、ミュージックビデオを撮らせていただきました。曲自体はフラれた男の曲なんですけど、MVでは出ていった彼女も悪者にはしたくなかったし、お互いにどういう感情があるかを描きたかったので、曲とテーマは同じだけど、違う目線にしました。

歌詞の内容は「実体験ではない」と松室さん。曲を作るときは先に曲を作って、あとから歌詞を考えると言います。しかし、この曲は「きっと愛は不公平だ」というサビのフレーズが先に浮かんだと明かします。

松室:この主人公が「きっと愛は不公平だ」と言うためにはどんなストーリーを作ってあげればいいだろうと考えて作ったら、悲しい曲になっていきました。

オンエアでは松任谷由実『Hello,my friend』のカバーも披露。ぜひradikoでお聴きください。松室さんは夏にさまざまなライブイベントに出演するほか、9月19日にメジャー1stシングル『海月』のリリースを控えています。こちらも要チェック!

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【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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