J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)。6月29日(金)のオンエアでは、俳優・津田寛治さんが出演。LiLiCoも出演した映画『ニワトリ★スター』などの話を伺いました。
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■悪役のときは…
劇中での共演はなかったものの、打ち上げで津田さんに会ったLiLiCo。緊張のあまり「ドキドキだった」と、打ち上げの様子を振り返ります。まず、津田さんの幅広い役作りについて訊きました。
LiLiCo:寛治さんは、エロい役はすごくエロいし、怖い役はすごく怖い。6月30日(土)公開の映画『名前』では、いい雰囲気の優しい男性を演じているんだけど。目の奥が「目玉を入れ替えたんですか?」ってくらい、優しい方があんなに気持ち悪い“ワル”になる。どういうマジックなんですか?
津田:あれは全部自分の中にありますね。俺はエロいスケベだし、悪い部分もすげぇ持ってるし、今回の『名前』みたいにカッコいいキザな部分も持ってたりするし。全部自分の中にあるので、そこから引き出す感じですかね。
LiLiCo:『ニワトリ★スター』で超ワルのとき、撮影とか終わっても、その間はずっとあの感じなんですか?
津田:なんかスケベとか二枚目とかやってるときは、終ったらすぐ抜けるんだけど、悪いのだけは抜けないんですよ。なんかずっとイライラしてたり、心の中で暴言吐いているんですよね。通りかかる人に暴言吐いて、コンビニの店員に暴言吐いて、心の中でですけど。
LiLiCo:私は言っちゃうからね(笑)。
■共演者・駒井 蓮は天使?
津田さんは、映画『名前』で主演を務めています。直木賞作家の道尾秀介さん原案で、舞台演出家としても知られる戸田彬弘さんが監督を務めたミステリーです。経営していた会社が倒産したため、身分を偽って暮らす中村正男(津田さん)。名前を偽り孤独に生きる正男の前に、正男を「お父さん」と呼ぶ見知らぬ女子高生・葉山笑子(駒井 蓮)が突然現れる……という物語。オンエアでは、共演者である駒井さんの印象を伺いました。
津田:心根のいい子というか、最近の若い人、稲葉さんもそんな感じがするんですけど、いい人が多いですよね。天使タイプっていうんですか。
LiLiCo:最近いい波がきてる。最近の若い子たちはすごくちゃんとしてる。
津田:「私はこの作品でこういうことを学びました」とか、すごく一生懸命語る子が多いけど、彼女なんかはその典型というか。映画作りをやっている段階からすごく一生懸命だし、素直だし、監督から少しキツイことを言われてもへこまないし、それを全部プラスに受け止めて演じるタイプですね。まだあの子17歳だから、キャンバスでいったら白なんですよね。一緒に演じているとすごく芝居も素敵だから、ちょっと上(の歳)みたいに思っちゃって、「この子は素直すぎて影の部分がないな」とか思っちゃうんだけど、17歳なんだからまだ影の部分は出なくていいかなという感じがしましたね。
■あぁ、失敗したな(笑)
『名前』の脚本についての感想も伺いました。
津田:好みの脚本だなと思いましたね。やっぱり俳優だから登場人物が気になるんです。どの登場人物も、やたらキャラばっかり立ってて中身のないような感じじゃなく、ちゃんと呼吸をしている感じがしたんですね。派手ではない、地味な感じだけど、呼吸をしている感じがあるから、一つひとつ登場人物の背景が見えるというか。「これはいい台本に出会わせてもらったな」という感じがしましたね。
津田さんは、役者としての仕事をどのように受けているのでしょうか?
LiLiCo:寛治さんは、自分で選ぶんですか? どんなに忙しくても必ず台本を読んで、それがどんなに安いギャラでもやるタイプですか?
津田:事務所に来たものは、全部僕に教えてくれるんですよ。「これが来たけど、今はスケジュール上できませんよ」みたいな報告もあれば、「これはできますけど、どうする?」ってなったら、とりあえずやりますね。「今日中に読んでください。お返事は明日までなんで」と言われて、「これは今日中に読めない」と思ったら、読まずに「OKにしてください」って言ったりとか。
LiLiCo:それで困ったことはないんですか?
津田:なかには自主映画とか低予算のものもたくさんあるんで、やってみて「あぁ、これは失敗したな(笑)」というのもあるけど、やらずに失敗したと思うよりは、やって失敗したほうがいいじゃないですか。「あれやっとけばよかった」というのが一番悔しいですよ。
LiLiCo:ウィル・スミスも「失敗したな」っていう映画があるんだって(笑)。
津田:みんなあるんですよ。あるでしょ?
稲葉:僕はないですよ(笑)。
津田:あれあれ(笑)?
稲葉:僕は言えた身分じゃないです(笑)。
■好きな名前
後半では、リスナーからの質問に答えていただきました。
「今回の作品は『名前』ということですが、津田さんは自分の名前は好きですか? 憧れる名前や好きな女性の名前はありますか?」
津田:僕、「寛治」って特殊な名前なんで、子どものときは嫌いでしたね。「津田幹事長」とか「津田ひらがな」とか言われるんで、自己紹介がすごく嫌いだったんですけど、大人になるにつれてこの名前がどんどん好きになっていくというか。みなさんもそうなんじゃないですかね。
LiLiCo:お父さんとお母さんは、何を考えて名前をつけたかわかりますか?
津田:実は親父とお袋は平凡に「太郎」とか、そういう名前にしたかったらしいんですよ。でも、おじいちゃんが「この子は寛治にしなきゃ絶対ダメだ」と言い張って、おじいちゃんの意見で寛治になったらしく。
稲葉:当時、憧れた名前とかありますか?
津田:ありましたね。名字で「そうま」とか、透明感のある名前がいいな。女性は何だろうな。「美和」とかね。可愛い名前がいいですよね。「れんげ」ちゃんとか。
LiLiCo:私、もし子どもが生まれたら「まりも」にしようかな、女の子で。
津田:まりもちゃん、可愛いですよね。まりもちゃんは小学校をちょっと我慢すればね(笑)。大人になったらいい名前だねって。
映画『名前』は、6月30日(土)より新宿シネマカリテ他、全国でロードショーです。ぜひ足を運んでみてください。
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【番組情報】
番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:金曜 11時半-16時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/
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■悪役のときは…
劇中での共演はなかったものの、打ち上げで津田さんに会ったLiLiCo。緊張のあまり「ドキドキだった」と、打ち上げの様子を振り返ります。まず、津田さんの幅広い役作りについて訊きました。
LiLiCo:寛治さんは、エロい役はすごくエロいし、怖い役はすごく怖い。6月30日(土)公開の映画『名前』では、いい雰囲気の優しい男性を演じているんだけど。目の奥が「目玉を入れ替えたんですか?」ってくらい、優しい方があんなに気持ち悪い“ワル”になる。どういうマジックなんですか?
津田:あれは全部自分の中にありますね。俺はエロいスケベだし、悪い部分もすげぇ持ってるし、今回の『名前』みたいにカッコいいキザな部分も持ってたりするし。全部自分の中にあるので、そこから引き出す感じですかね。
LiLiCo:『ニワトリ★スター』で超ワルのとき、撮影とか終わっても、その間はずっとあの感じなんですか?
津田:なんかスケベとか二枚目とかやってるときは、終ったらすぐ抜けるんだけど、悪いのだけは抜けないんですよ。なんかずっとイライラしてたり、心の中で暴言吐いているんですよね。通りかかる人に暴言吐いて、コンビニの店員に暴言吐いて、心の中でですけど。
LiLiCo:私は言っちゃうからね(笑)。
■共演者・駒井 蓮は天使?
津田さんは、映画『名前』で主演を務めています。直木賞作家の道尾秀介さん原案で、舞台演出家としても知られる戸田彬弘さんが監督を務めたミステリーです。経営していた会社が倒産したため、身分を偽って暮らす中村正男(津田さん)。名前を偽り孤独に生きる正男の前に、正男を「お父さん」と呼ぶ見知らぬ女子高生・葉山笑子(駒井 蓮)が突然現れる……という物語。オンエアでは、共演者である駒井さんの印象を伺いました。
津田:心根のいい子というか、最近の若い人、稲葉さんもそんな感じがするんですけど、いい人が多いですよね。天使タイプっていうんですか。
LiLiCo:最近いい波がきてる。最近の若い子たちはすごくちゃんとしてる。
津田:「私はこの作品でこういうことを学びました」とか、すごく一生懸命語る子が多いけど、彼女なんかはその典型というか。映画作りをやっている段階からすごく一生懸命だし、素直だし、監督から少しキツイことを言われてもへこまないし、それを全部プラスに受け止めて演じるタイプですね。まだあの子17歳だから、キャンバスでいったら白なんですよね。一緒に演じているとすごく芝居も素敵だから、ちょっと上(の歳)みたいに思っちゃって、「この子は素直すぎて影の部分がないな」とか思っちゃうんだけど、17歳なんだからまだ影の部分は出なくていいかなという感じがしましたね。
■あぁ、失敗したな(笑)
『名前』の脚本についての感想も伺いました。
津田:好みの脚本だなと思いましたね。やっぱり俳優だから登場人物が気になるんです。どの登場人物も、やたらキャラばっかり立ってて中身のないような感じじゃなく、ちゃんと呼吸をしている感じがしたんですね。派手ではない、地味な感じだけど、呼吸をしている感じがあるから、一つひとつ登場人物の背景が見えるというか。「これはいい台本に出会わせてもらったな」という感じがしましたね。
津田さんは、役者としての仕事をどのように受けているのでしょうか?
LiLiCo:寛治さんは、自分で選ぶんですか? どんなに忙しくても必ず台本を読んで、それがどんなに安いギャラでもやるタイプですか?
津田:事務所に来たものは、全部僕に教えてくれるんですよ。「これが来たけど、今はスケジュール上できませんよ」みたいな報告もあれば、「これはできますけど、どうする?」ってなったら、とりあえずやりますね。「今日中に読んでください。お返事は明日までなんで」と言われて、「これは今日中に読めない」と思ったら、読まずに「OKにしてください」って言ったりとか。
LiLiCo:それで困ったことはないんですか?
津田:なかには自主映画とか低予算のものもたくさんあるんで、やってみて「あぁ、これは失敗したな(笑)」というのもあるけど、やらずに失敗したと思うよりは、やって失敗したほうがいいじゃないですか。「あれやっとけばよかった」というのが一番悔しいですよ。
LiLiCo:ウィル・スミスも「失敗したな」っていう映画があるんだって(笑)。
津田:みんなあるんですよ。あるでしょ?
稲葉:僕はないですよ(笑)。
津田:あれあれ(笑)?
稲葉:僕は言えた身分じゃないです(笑)。
■好きな名前
後半では、リスナーからの質問に答えていただきました。
「今回の作品は『名前』ということですが、津田さんは自分の名前は好きですか? 憧れる名前や好きな女性の名前はありますか?」
津田:僕、「寛治」って特殊な名前なんで、子どものときは嫌いでしたね。「津田幹事長」とか「津田ひらがな」とか言われるんで、自己紹介がすごく嫌いだったんですけど、大人になるにつれてこの名前がどんどん好きになっていくというか。みなさんもそうなんじゃないですかね。
LiLiCo:お父さんとお母さんは、何を考えて名前をつけたかわかりますか?
津田:実は親父とお袋は平凡に「太郎」とか、そういう名前にしたかったらしいんですよ。でも、おじいちゃんが「この子は寛治にしなきゃ絶対ダメだ」と言い張って、おじいちゃんの意見で寛治になったらしく。
稲葉:当時、憧れた名前とかありますか?
津田:ありましたね。名字で「そうま」とか、透明感のある名前がいいな。女性は何だろうな。「美和」とかね。可愛い名前がいいですよね。「れんげ」ちゃんとか。
LiLiCo:私、もし子どもが生まれたら「まりも」にしようかな、女の子で。
津田:まりもちゃん、可愛いですよね。まりもちゃんは小学校をちょっと我慢すればね(笑)。大人になったらいい名前だねって。
映画『名前』は、6月30日(土)より新宿シネマカリテ他、全国でロードショーです。ぜひ足を運んでみてください。
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番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:金曜 11時半-16時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/