J-WAVEで放送中の番組『JUMP OVER』(ナビゲーター:松居大悟)。6月24日(日)の放送では、前週に引き続き、松居が監督を務めた『君が君で君だ』に出演する池松壮亮さんと満島真之介さんが登場! 3人による、この番組のレギュラーコーナー「ちょっと聞いてよ愚痴大会」の特別版をお届けしました。
【1回目】池松壮亮、“尾崎豊になれない男役”のオファーに「冗談だと思ってた」満島真之介・松居大悟とトーク
■日本映画は「共感」が必須? 松居が悔しさを吐露
池松さんと満島さんから、映画撮影中の愚痴を聞き出そうとした松居ですが「俺らからはない」と言う2人。「松居さんのほうがあるでしょ?」と振られ、松居が映画の準備段階のあるエピソードを明かしました。
この映画は7年前に準備を始め、2、3年前に台本がある程度できあがりました。そしていざ「やりたいんですけど」と企画を持ち込んだときに、「これってどこが共感できんの?」などと言われ、「日本映画を作るうえでまず必要とされるのは共感なんだ」「共感しないと、必要ないものと思われるのが悔しいな」と思ったことが「愚痴ではないけど腹立たしかった」と話す松居。しかしそのことで、より一層「この映画を成立させたい!」と奮起したのだとか。これを聞いた満島さんは……。
満島:結果7年だったっていうのはあるけど、普通に時間として考えたら、これに費やした時間とか思いとか。(その間にやっていたことは)これだけじゃないだろうと思うんですけど、生活の中でメインとしてこの本を映画にしたいなっていうのはあるわけだから。それは僕らにはわからないところだし、お客さんにも「苦節7年で作りました」って言わないでいいことだから、それってまたおもしろいよね。何気なく見たお客さんたちが、松居さんの時間じゃなくて自分の時間を感じるから。「私は7年前こうだった」とか「10年って、俺10年前何してたかな」とか。なんかわかんないけど、この映画はそういうのがある気がする。
■松居の髪のボリュームにクレーム!?
満島さんは、この映画が「3人の男性が1人の女性を10年間愛し続ける」という内容であるため、松居の苦労を作品になぞらえて話しました。一方、池松さんは、松居の髪が気になるようです。
池松:僕は、松居さんって天気によって髪のボリュームが変わるでしょ? それが気になってしょうがなくて。
松居:(笑)。
池松:愚痴まではいかないですよ? 愚痴とは言わないです、体質なんで。でもちょっと気になって。
松居:だからか! すごいチラチラするなと思ったら雨の日だったんだね。
池松:雨の日はすごいんですよ。
満島:雨の日とか湿気の多い日。しかも狭い部屋でやってたから汗もかくし。「あ、松居さんいる!」ってなっちゃう。
池松:そうそう。
満島:隠れてるつもりだと思うんですけど、見えてるんですよ、髪が。
松居:髪が見えてんの!? ごめん、邪魔してんだね芝居の(笑)。
満島:ただの邪魔だったなっていう。
松居:(笑)。
満島:芝居に集中したいときに変なキノコみたいなのが……。
池松:そうそう。
松居:うるせえ。それ言いすぎだろ。一生懸命生きてんだよ(笑)。
■撮影中、老夫婦にスイカあげまくり
『君が君で君だ』のあるシーンは、普通のアパートの2階を借りて撮影が行われました。そのアパートの1階には老夫婦が暮らしており、普通にゆっくり暮らしているところに、10日間くらい多くの人間が詰めかけて、上で大声をあげて歌ったりバタバタと騒がしかったため、老夫婦は戸惑っていたのでは……と3人は推測します。
池松:またそれを気遣ってさ、制作部とか制作見習いとかが差し入れのスイカとかを持って行くわけ。俺、その老夫婦の家のドアの5メートル先くらいに椅子を置いて、待ち時間座ってたんで、ずーっと見てたんですけど。
松居:うんうん。
池松:プロデューサーとか制作部とか、入れ替わり立ち替わり、みんな気を遣ってスイカを持って行くの。
松居:あ、(他の人がスイカを)渡したって知らないから!
池松:そのたびに「あ、もらいました」「もらいました」って。もう立つのもキツイくらいのおばあちゃんがさ。かわいそうでしょうがない。
松居:(笑)。それは話をしておくべきだったね。
満島:「あの老夫婦担当」とかを決めなきゃいけなかった。
松居:みんなよかれと思ってやってたから。
その老夫婦には、撮影が終わってから誰も会いに行っていないようで、「あんなにスイカ食べて、水分や糖分とりすぎて大丈夫なのか」と心配になった3人。松居が「俺が行く。夏に公開だから、もう1回スイカ持って行く」と決意しました。
【1回目】池松壮亮、“尾崎豊になれない男役”のオファーに「冗談だと思ってた」満島真之介・松居大悟とトーク
■日本映画は「共感」が必須? 松居が悔しさを吐露
池松さんと満島さんから、映画撮影中の愚痴を聞き出そうとした松居ですが「俺らからはない」と言う2人。「松居さんのほうがあるでしょ?」と振られ、松居が映画の準備段階のあるエピソードを明かしました。
この映画は7年前に準備を始め、2、3年前に台本がある程度できあがりました。そしていざ「やりたいんですけど」と企画を持ち込んだときに、「これってどこが共感できんの?」などと言われ、「日本映画を作るうえでまず必要とされるのは共感なんだ」「共感しないと、必要ないものと思われるのが悔しいな」と思ったことが「愚痴ではないけど腹立たしかった」と話す松居。しかしそのことで、より一層「この映画を成立させたい!」と奮起したのだとか。これを聞いた満島さんは……。
満島:結果7年だったっていうのはあるけど、普通に時間として考えたら、これに費やした時間とか思いとか。(その間にやっていたことは)これだけじゃないだろうと思うんですけど、生活の中でメインとしてこの本を映画にしたいなっていうのはあるわけだから。それは僕らにはわからないところだし、お客さんにも「苦節7年で作りました」って言わないでいいことだから、それってまたおもしろいよね。何気なく見たお客さんたちが、松居さんの時間じゃなくて自分の時間を感じるから。「私は7年前こうだった」とか「10年って、俺10年前何してたかな」とか。なんかわかんないけど、この映画はそういうのがある気がする。
■松居の髪のボリュームにクレーム!?
満島さんは、この映画が「3人の男性が1人の女性を10年間愛し続ける」という内容であるため、松居の苦労を作品になぞらえて話しました。一方、池松さんは、松居の髪が気になるようです。
池松:僕は、松居さんって天気によって髪のボリュームが変わるでしょ? それが気になってしょうがなくて。
松居:(笑)。
池松:愚痴まではいかないですよ? 愚痴とは言わないです、体質なんで。でもちょっと気になって。
松居:だからか! すごいチラチラするなと思ったら雨の日だったんだね。
池松:雨の日はすごいんですよ。
満島:雨の日とか湿気の多い日。しかも狭い部屋でやってたから汗もかくし。「あ、松居さんいる!」ってなっちゃう。
池松:そうそう。
満島:隠れてるつもりだと思うんですけど、見えてるんですよ、髪が。
松居:髪が見えてんの!? ごめん、邪魔してんだね芝居の(笑)。
満島:ただの邪魔だったなっていう。
松居:(笑)。
満島:芝居に集中したいときに変なキノコみたいなのが……。
池松:そうそう。
松居:うるせえ。それ言いすぎだろ。一生懸命生きてんだよ(笑)。
■撮影中、老夫婦にスイカあげまくり
『君が君で君だ』のあるシーンは、普通のアパートの2階を借りて撮影が行われました。そのアパートの1階には老夫婦が暮らしており、普通にゆっくり暮らしているところに、10日間くらい多くの人間が詰めかけて、上で大声をあげて歌ったりバタバタと騒がしかったため、老夫婦は戸惑っていたのでは……と3人は推測します。
池松:またそれを気遣ってさ、制作部とか制作見習いとかが差し入れのスイカとかを持って行くわけ。俺、その老夫婦の家のドアの5メートル先くらいに椅子を置いて、待ち時間座ってたんで、ずーっと見てたんですけど。
松居:うんうん。
池松:プロデューサーとか制作部とか、入れ替わり立ち替わり、みんな気を遣ってスイカを持って行くの。
松居:あ、(他の人がスイカを)渡したって知らないから!
池松:そのたびに「あ、もらいました」「もらいました」って。もう立つのもキツイくらいのおばあちゃんがさ。かわいそうでしょうがない。
松居:(笑)。それは話をしておくべきだったね。
満島:「あの老夫婦担当」とかを決めなきゃいけなかった。
松居:みんなよかれと思ってやってたから。
その老夫婦には、撮影が終わってから誰も会いに行っていないようで、「あんなにスイカ食べて、水分や糖分とりすぎて大丈夫なのか」と心配になった3人。松居が「俺が行く。夏に公開だから、もう1回スイカ持って行く」と決意しました。