J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。6月17日(日)のオンエアでは、チャットモンチーの橋本絵莉子さんと福岡晃子さんがゲストに登場。解散直前の二人に、6月27日(水)に発売されるラストアルバム『誕生』のことなど、じっくりお話を伺いました。
■約3年ぶりの再会に感激!
チャットモンチーの大ファンである吉岡。2015年にリリースした6枚目のアルバム『共鳴』に収録されている『いたちごっこ』のMVに出演して以来、3年ぶりの再会です。当時、関西から東京に通っていた吉岡にとって、同曲は応援ソングだったとか。そんなチャットモンチーと対面した吉岡は、好きな気持ちが溢れるあまり「緊張する!」と一言。「いつもそんな感じなんですか(笑)?」と橋本さんのツッコミから、対談がスタートしました。
はじめに伺ったのは、橋本さんと福岡さんの地元・徳島の思い出の場所について。
橋本:徳島駅前と、駅前からちょっとだけ離れた東新町のアーケードです。高校のときに友だちとプリクラ撮って、帰りにハンバーガー食べて、家で夜ご飯を食べるみたいなことをしていましたね(笑)。
福岡:徳島駅前は東京みたいに駅前がいっぱいなくて、ひとつしかなくて、その辺でみんな遊んでいました。みんな「街」と呼んでいて、「街遊びに行こー」みたいな(笑)。今思うと、概念がすごいなと。高校のときはプリクラ撮っていたりしていましたね。
吉岡はプリクラに反応。吉岡の年代はプリクラの落書きで、「仲のいい子」を略して「仲仔(なかこ)」と書くのが流行っていたという話に、福岡さんは思わず「時代を感じる、ほどよくダサい」と笑いました。
■ラストアルバム『誕生』について
6月27日(水)にチャットモンチーのラストアルバム『誕生』がリリースされます。ファンの一人である吉岡は、アルバムのタイトルについて熱弁しました。
吉岡:これは痺れますよ! 「終わらないから」という気持ちなんです。これが本当の始まりに思えて、「また次はどんな面白いことがやってくるんだろう」というワクワク感の方が強いんです。もちろん寂しいとか、二人が一緒じゃないと悲しいとかも感じてしまうんですけど、『誕生』がかっちりハマる言葉だなあと思います。 すごく素敵なタイトルです。
橋本:ありがとうございます。よかったー。
福岡:完全にファンやなあ(笑)。
番組では『誕生』に収録されている曲の中から『たったさっきから3000年までの話』をオンエア。そして2人が『誕生』に込めた想いをお訊きしました。
福岡:ラストシーズンで一番興味がある音楽の方向性として、打ち込みという、リズムを自分たちで打ち込んで作るというものに対して、生演奏、生楽器の演奏がどれくらい調和するか挑戦をしたくて、最後の最後で「挑戦」を感じてもらえたらなと思います。
吉岡:たしかに、打ち込みのイメージは今までなかったです。やっぱり「誕生」なんですね。
福岡:そうですね。「誕生」という気持ちが込められているように、そこから私たちが完結してからの時代が始まるという意味においては、私たちそれぞれのこれからが始まるいいスタートになるアルバムになったのかなと思っています。
■「舐められたくない」気持ちが原動力に
話題は、ふたりがデビューするまでの5年間に。当時はガールズバンドと呼ばれたくない意識があり、男性バンドと同じように軽自動車で関西ツアーをまわり、車の中で寝て、という経験をしていたそうです。ドラムの高橋久美子さんが加入してから「なめられたくない」という気持ちがさらに強くなり、3人でツアーを回っていました。反骨心が原動力になっていたそうです。
吉岡:高橋さんとの出会いはどんな感じでしたか?
福岡:私の大学の1つ上の先輩で、軽音部に入ったときに一番先に仲良くしてもらっていたんですね。ドラムが上手で絶対チャットモンチーに入ってほしいと思っていて、ずっと勧誘していたんですけど、断られてばかりでした。
吉岡:高橋さん、どうして断り続けていたんでしょうか?
福岡:久美子は学校の先生になりたかったんです。私も教育大学に通っていたから、先生になるはずだったんですけど、バンドに夢中になってしまって。どうしても久美子に入ってほしくて、お酒で酔っ払わせて、最終的には引きづりこむ形で入ってもらいました(笑)。
チャットモンチー完結に向けて、今の思いを聞くと……。
福岡:完結を発表したときから、最後の最後まで進化していたいと思っています。終わりに向けて終わるというよりは、終わったことに気づかないくらい猛ダッシュして、最後はみんなで一番盛り上がった状態で完結できたら嬉しいです。
アルバム『誕生』は6月27日(水)に発売です。ぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
■約3年ぶりの再会に感激!
チャットモンチーの大ファンである吉岡。2015年にリリースした6枚目のアルバム『共鳴』に収録されている『いたちごっこ』のMVに出演して以来、3年ぶりの再会です。当時、関西から東京に通っていた吉岡にとって、同曲は応援ソングだったとか。そんなチャットモンチーと対面した吉岡は、好きな気持ちが溢れるあまり「緊張する!」と一言。「いつもそんな感じなんですか(笑)?」と橋本さんのツッコミから、対談がスタートしました。
はじめに伺ったのは、橋本さんと福岡さんの地元・徳島の思い出の場所について。
橋本:徳島駅前と、駅前からちょっとだけ離れた東新町のアーケードです。高校のときに友だちとプリクラ撮って、帰りにハンバーガー食べて、家で夜ご飯を食べるみたいなことをしていましたね(笑)。
福岡:徳島駅前は東京みたいに駅前がいっぱいなくて、ひとつしかなくて、その辺でみんな遊んでいました。みんな「街」と呼んでいて、「街遊びに行こー」みたいな(笑)。今思うと、概念がすごいなと。高校のときはプリクラ撮っていたりしていましたね。
吉岡はプリクラに反応。吉岡の年代はプリクラの落書きで、「仲のいい子」を略して「仲仔(なかこ)」と書くのが流行っていたという話に、福岡さんは思わず「時代を感じる、ほどよくダサい」と笑いました。
■ラストアルバム『誕生』について
6月27日(水)にチャットモンチーのラストアルバム『誕生』がリリースされます。ファンの一人である吉岡は、アルバムのタイトルについて熱弁しました。
吉岡:これは痺れますよ! 「終わらないから」という気持ちなんです。これが本当の始まりに思えて、「また次はどんな面白いことがやってくるんだろう」というワクワク感の方が強いんです。もちろん寂しいとか、二人が一緒じゃないと悲しいとかも感じてしまうんですけど、『誕生』がかっちりハマる言葉だなあと思います。 すごく素敵なタイトルです。
橋本:ありがとうございます。よかったー。
福岡:完全にファンやなあ(笑)。
番組では『誕生』に収録されている曲の中から『たったさっきから3000年までの話』をオンエア。そして2人が『誕生』に込めた想いをお訊きしました。
福岡:ラストシーズンで一番興味がある音楽の方向性として、打ち込みという、リズムを自分たちで打ち込んで作るというものに対して、生演奏、生楽器の演奏がどれくらい調和するか挑戦をしたくて、最後の最後で「挑戦」を感じてもらえたらなと思います。
吉岡:たしかに、打ち込みのイメージは今までなかったです。やっぱり「誕生」なんですね。
福岡:そうですね。「誕生」という気持ちが込められているように、そこから私たちが完結してからの時代が始まるという意味においては、私たちそれぞれのこれからが始まるいいスタートになるアルバムになったのかなと思っています。
■「舐められたくない」気持ちが原動力に
話題は、ふたりがデビューするまでの5年間に。当時はガールズバンドと呼ばれたくない意識があり、男性バンドと同じように軽自動車で関西ツアーをまわり、車の中で寝て、という経験をしていたそうです。ドラムの高橋久美子さんが加入してから「なめられたくない」という気持ちがさらに強くなり、3人でツアーを回っていました。反骨心が原動力になっていたそうです。
吉岡:高橋さんとの出会いはどんな感じでしたか?
福岡:私の大学の1つ上の先輩で、軽音部に入ったときに一番先に仲良くしてもらっていたんですね。ドラムが上手で絶対チャットモンチーに入ってほしいと思っていて、ずっと勧誘していたんですけど、断られてばかりでした。
吉岡:高橋さん、どうして断り続けていたんでしょうか?
福岡:久美子は学校の先生になりたかったんです。私も教育大学に通っていたから、先生になるはずだったんですけど、バンドに夢中になってしまって。どうしても久美子に入ってほしくて、お酒で酔っ払わせて、最終的には引きづりこむ形で入ってもらいました(笑)。
チャットモンチー完結に向けて、今の思いを聞くと……。
福岡:完結を発表したときから、最後の最後まで進化していたいと思っています。終わりに向けて終わるというよりは、終わったことに気づかないくらい猛ダッシュして、最後はみんなで一番盛り上がった状態で完結できたら嬉しいです。
アルバム『誕生』は6月27日(水)に発売です。ぜひチェックしてみてください!
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【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/