J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「MUSIC +1」。5月30日(水)は、新作『DAPPER』を発表したSOIL & "PIMP" SESSIONSの社長と、シンガーのNao Kawamuraさんが登場。本作で実現したコラボレーションについて訊きました。
■「どこにいたんだ!」実力に驚愕
『DAPPER』の収録曲『Drivin’』にゲスト参加し歌声を披露しているNaoさん。最初の出会いは「フジロックフェスティバル」だったそうです。
社長:遡ること数年、フジロックの「ROOKIE A GO-GO」で、僕はyahyelをみに行ったんですけど、その前にNaoちゃんが歌っていて。一緒に行ってた友人が「良いから観ようよ」と。SuchmosのTAIHEIが鍵盤を弾くとかいろいろ情報が入ってきて、観てみたところ、見事に心を撃ち抜かれまして。「どこにいたんだこんな女! なぜ僕のアンテナに引っかからなかったんだ!」とすぐに突撃しまして「素晴らしかったよ」と。そしたらCDをくれました。
Nao:私からしたら「目の前からSOILの社長が歩いてきた!」ってなって、そこにあったものを全部渡しました(笑)。
その場にあった物販CDも全種類渡したというNaoさん。そんな縁もありSOILとのコラボが実現し、「ずっと聴かせていただいていたので、オファーをいただいてありがたかったし、飛び上がって」と振り返りました。
Nao:レコーディングはすごく楽しかったです。全体的に、音も人間性も先輩の現場という感じで、いろいろ学ぶことが多かったです。
社長:曲のイメージでボーカルのラインは作曲してあったけど、コーラスに関してはNaoちゃんが主導権を取ってくれて、僕が「こういうのをしたいな」というとコーラスのラインを考えてくれて、1人で声を重ねるという方法もあったんだけど、さらに2人コーラスの子をブッキングしてくれて、3人での声の混ざりまで考えてコーラスラインを作ってくれたんです。
アルバム『DAPPER』は、14曲中9曲が社長作曲。社長の割合が多い作品となっています。
【関連記事】SOIL & "PIMP" SESSIONSの新作は「第2のデビューアルバム」とも言える仕上がり!
社長:たまたま僕の書いた曲の採用率が高くて、これだけ書くことになってしまいました。
サッシャ:先行で出た曲も含めいろいろなフィーチャリングを入れてますね。
社長:そうですね。三浦大知くん、EGO-WRAPPIN'、沖縄出身のフィーメルラッパー・Awich。これは、トランペットのタブゾンビが、彼女のひとつ前のアルバムに参加していて、そこからのお付き合いで。タブくんが「すごい奴がいたぞ」とスタジオに帰ってきて。みんなでビデオをみて「すごい声だね、圧倒的だね」と、次はウチにも参加してもらいたと言ってたら今回実現して。あと僕も大好きなyahyel、パリを拠点に活動しているエレクトリック・デュオ、KodämaのボーカルのKialaちゃん、あとNaoちゃんと野田洋次郎ですね。
サッシャ:『DAPPER』という名前を付けましたけど?
社長:「DAPPER」って聞き慣れない単語ですよね。ここ数年気になっている言葉で、ファッション的には「こざっぱりした」とか「身ぎれい、小ぎれい、小粋」。横をきれいに刈り上げて、七三でペタっとポマードでわけてみたいなスタイルを「ダッパースタイル」と呼んだり。あと、かつてヒップホップカルチャー全盛の90年代の頃に、ヒップホップのアーティストたちが、ハーレムにあった「Dapper Dan」というテーラーのブートレグの服を着ていて、有名ブランドの生地を使って、例えばとあるモノグラムを使って上下トラックスーツを作って背中に全然違うブランドの名前を入れちゃったりとか、サンプリングカルチャーの一番おもしろかった時期の洋服のカルチャーがあって、最近それをグッチが正式採用する流れがあったりして。そういうブラックミュージックへのリスペクト、サンプリングカルチャーへの憧れみたいなのも込めて『DAPPER』というタイトルにしました。
トーク後半は、「近くで一緒に曲作りをしたNaoさんだから知っている社長の意外な一面」を暴露していただきました。「僕の台本には書いてないよ! 言っちゃいけないこと言っちゃ駄目だからね!」とやや焦り気味の社長でしたが……。
Nao:その1。社長は普段サングラスをかけていて貫禄があって近寄りがたい感じなんですけど、メガネを取るとすごい優しい顔をしている。ずるいんですよ。ギャップに萌えちゃう人がけっこういるんじゃないでしょうかね。
社長:それを狙って生きてるからね。
サッシャ:本当にね、人間ある心温かい目をされてるんですよ! だから(サングラスを)外せないんですよ。
Nao:その2。『DAPPER』の打ち合わせ現場に行ったら社長が前に座ってらして、白い帽子をかぶっていたんですけど、すごい汗ジミがついていて(笑)。「暑いよなあ」というのを感じました。
社長:たしかについてた。あれ取れないから、白い帽子とかグレーの帽子とかでライブでかぶってるから、でも汚いよね、ごめんね。
Nao:いつも暑いんだなと思って。ライブとかもすごい着込んで動いてらして。
社長:なのであれは今はライブ用から普段用にしてます。
SOIL & "PIMP" SESSIONSは6月から全国ツアーを開始します。東京はファイナルとなる8月1日(水)、中野サンプラザ。ファイナルにはNao Kawamuraさん、Awichさん、EGO-WRAPPIN'のゲスト参加も決定しています。社長も「自分たちにとっても間違いなく大きなステップになる公演。気合バリバリでいきたいです!」と抱負を語っていました。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■「どこにいたんだ!」実力に驚愕
『DAPPER』の収録曲『Drivin’』にゲスト参加し歌声を披露しているNaoさん。最初の出会いは「フジロックフェスティバル」だったそうです。
社長:遡ること数年、フジロックの「ROOKIE A GO-GO」で、僕はyahyelをみに行ったんですけど、その前にNaoちゃんが歌っていて。一緒に行ってた友人が「良いから観ようよ」と。SuchmosのTAIHEIが鍵盤を弾くとかいろいろ情報が入ってきて、観てみたところ、見事に心を撃ち抜かれまして。「どこにいたんだこんな女! なぜ僕のアンテナに引っかからなかったんだ!」とすぐに突撃しまして「素晴らしかったよ」と。そしたらCDをくれました。
Nao:私からしたら「目の前からSOILの社長が歩いてきた!」ってなって、そこにあったものを全部渡しました(笑)。
その場にあった物販CDも全種類渡したというNaoさん。そんな縁もありSOILとのコラボが実現し、「ずっと聴かせていただいていたので、オファーをいただいてありがたかったし、飛び上がって」と振り返りました。
Nao:レコーディングはすごく楽しかったです。全体的に、音も人間性も先輩の現場という感じで、いろいろ学ぶことが多かったです。
社長:曲のイメージでボーカルのラインは作曲してあったけど、コーラスに関してはNaoちゃんが主導権を取ってくれて、僕が「こういうのをしたいな」というとコーラスのラインを考えてくれて、1人で声を重ねるという方法もあったんだけど、さらに2人コーラスの子をブッキングしてくれて、3人での声の混ざりまで考えてコーラスラインを作ってくれたんです。
アルバム『DAPPER』は、14曲中9曲が社長作曲。社長の割合が多い作品となっています。
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社長:たまたま僕の書いた曲の採用率が高くて、これだけ書くことになってしまいました。
サッシャ:先行で出た曲も含めいろいろなフィーチャリングを入れてますね。
社長:そうですね。三浦大知くん、EGO-WRAPPIN'、沖縄出身のフィーメルラッパー・Awich。これは、トランペットのタブゾンビが、彼女のひとつ前のアルバムに参加していて、そこからのお付き合いで。タブくんが「すごい奴がいたぞ」とスタジオに帰ってきて。みんなでビデオをみて「すごい声だね、圧倒的だね」と、次はウチにも参加してもらいたと言ってたら今回実現して。あと僕も大好きなyahyel、パリを拠点に活動しているエレクトリック・デュオ、KodämaのボーカルのKialaちゃん、あとNaoちゃんと野田洋次郎ですね。
サッシャ:『DAPPER』という名前を付けましたけど?
社長:「DAPPER」って聞き慣れない単語ですよね。ここ数年気になっている言葉で、ファッション的には「こざっぱりした」とか「身ぎれい、小ぎれい、小粋」。横をきれいに刈り上げて、七三でペタっとポマードでわけてみたいなスタイルを「ダッパースタイル」と呼んだり。あと、かつてヒップホップカルチャー全盛の90年代の頃に、ヒップホップのアーティストたちが、ハーレムにあった「Dapper Dan」というテーラーのブートレグの服を着ていて、有名ブランドの生地を使って、例えばとあるモノグラムを使って上下トラックスーツを作って背中に全然違うブランドの名前を入れちゃったりとか、サンプリングカルチャーの一番おもしろかった時期の洋服のカルチャーがあって、最近それをグッチが正式採用する流れがあったりして。そういうブラックミュージックへのリスペクト、サンプリングカルチャーへの憧れみたいなのも込めて『DAPPER』というタイトルにしました。
トーク後半は、「近くで一緒に曲作りをしたNaoさんだから知っている社長の意外な一面」を暴露していただきました。「僕の台本には書いてないよ! 言っちゃいけないこと言っちゃ駄目だからね!」とやや焦り気味の社長でしたが……。
Nao:その1。社長は普段サングラスをかけていて貫禄があって近寄りがたい感じなんですけど、メガネを取るとすごい優しい顔をしている。ずるいんですよ。ギャップに萌えちゃう人がけっこういるんじゃないでしょうかね。
社長:それを狙って生きてるからね。
サッシャ:本当にね、人間ある心温かい目をされてるんですよ! だから(サングラスを)外せないんですよ。
Nao:その2。『DAPPER』の打ち合わせ現場に行ったら社長が前に座ってらして、白い帽子をかぶっていたんですけど、すごい汗ジミがついていて(笑)。「暑いよなあ」というのを感じました。
社長:たしかについてた。あれ取れないから、白い帽子とかグレーの帽子とかでライブでかぶってるから、でも汚いよね、ごめんね。
Nao:いつも暑いんだなと思って。ライブとかもすごい着込んで動いてらして。
社長:なのであれは今はライブ用から普段用にしてます。
SOIL & "PIMP" SESSIONSは6月から全国ツアーを開始します。東京はファイナルとなる8月1日(水)、中野サンプラザ。ファイナルにはNao Kawamuraさん、Awichさん、EGO-WRAPPIN'のゲスト参加も決定しています。社長も「自分たちにとっても間違いなく大きなステップになる公演。気合バリバリでいきたいです!」と抱負を語っていました。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/