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大の動物ファン、ココリコ田中直樹が選ぶ!オーストラリアで見たいユニーク動物ベスト3

大の動物ファン、ココリコ田中直樹が選ぶ!オーストラリアで見たいユニーク動物ベスト3

J-WAVEでは5月3日(木・休)に特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL FEELING EXPERIENCE IN AUSTRALIA』(ナビゲーター:グローバー)を9時間に渡ってオンエア。オーストラリアの魅力をたっぷりとお届けしました。


■ココリコ・田中直樹、ペリカンに感動

番組には、動物に詳しいお笑い芸人、ココリコの田中直樹さんも登場。今回は田中さんが語るオーストラリアの動物の魅力と、ユニークな動物ベスト3を紹介します。

田中さんは「(動物にとって)オーストラリアは、独特の生態系で守られている世界だと思います。哺乳類から爬虫類、鳥類、海の生き物を含めて、不思議で面白い生態を持つ生き物がたくさんいます」と語ります。オーストラリアに行ったときに、ペリカンが空を飛んでいる姿を見て、感動したそうです。

グローバー:ペリカンが飛んでるときは、大きい口はどうなってるんですか?
田中:たたまれている状態で、海水を飲み込む時は魚と一緒に10リットル近く飲み込むといわれています。
グローバー:10リットル! それなのに破れないものなんですね。
田中:破れないし、耐久力もあって、広がりますからね。僕もアゴの構造的に、ペリカンには親近感を感じてるんですけど。
グローバー:そんなには入らないでしょ(笑)。


■絶対に会っておきたい! 動物ベスト3

田中さんが選ぶ、オーストラリアに行ったら絶対に会っておきたいユニークな動物ベスト3を紹介します。豆知識も!


pixta_29109121_S.jpg 1位:カモノハシ

田中:色味やサイズ感はビーバーみたいな印象です。クチバシはカモのクチバシのような容姿です。
グローバー:ビーバーが、カモノハシのくちばしをくっつけたような感じですね。
田中:カモノハシは我々と同じ哺乳類の仲間ですけど、卵を産むところに特徴があります。哺乳類は胎生で赤ちゃんを産むものがほとんどなんですけど、カモノハシとハリモグラの仲間だけは、哺乳類なのに赤ちゃんを卵で産むんです。単孔類っていう大きなカテゴリーに属する生き物で、おしっこやうんちや出産も、ひとつの孔(あな)で賄っています。
グローバー:カモノハシの卵はどのようなものですか?
田中:いわゆる殻のついた卵です。大昔に両生類から爬虫類、哺乳類へと進化していく中で、哺乳類も昔は卵を産んでいたという名残がカモノハシやハリモグラからわかるので、すごく原始的なんです。
グローバー:ひとつ、進化論があるとすれば、そのブリッジになっているような存在なんですね。
田中:そのポイントがわかる生き物だと思います。オーストラリアでも数は少ないですし、移動にも強い生物ではないので、オーストラリア政府も保護しています。

ちなみに、オスの後ろ足の爪には毒が含まれていて、繁殖期になると毒の量も増えると言われているとか。また、泳いでいるときは目を閉じているそうです。


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2位:カンガルー

田中:カンガルーはワラビー、ワラルーなどもいて、種類が多いんです。
グローバー:ワラルーって、どんな動物ですか?
田中:ワラビーは小さなカンガルーの仲間で、カンガルーとワラビーの間の大きさのものをワラルーっていうんです。クジラとイルカの線引きのように、呼び方が変わるんです。
グローバー:なるほど!
田中:オーストラリアは、有袋類だけで140種類以上いると言われてるんです。それでおそらくなんですけど、袋が上向きについてるのはカンガルーだけなんです。ほかの有袋類は下向きについています。
グローバー:落ちちゃうじゃないですか!?
田中:カンガルーはお母さんのお腹に袋があります。飛び跳ねることもあって、下向きに袋がついてると当然落ちてしまいます。そこで上向きについています。 カンガルーは二足歩行ですが、その他の哺乳類は四足歩行なので、下向きについていても大丈夫なんです。
グローバー:お腹が横を向くから落ちないんですね!
田中:実はそれだけではないです。コアラはユーカリを食べますが、これには毒素が含まれていて、コアラはほとんどユーカリしか食べないので、毒素を分解するためにお母さんのお腹にバクテリアがいるんです。お母さんは、バクテリアで消化したうんちを出します。赤ちゃんはそのうんちを食べるんです。その中に栄養分なども含まれてるんですが、(袋が下向きについていることで)お母さんのお尻に近く、うんちを食べやすくなるんです。
グローバー:よくできてる!


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3位:ワライカワセミ

田中:まるで、人が笑っているかのような鳴き声が特徴です。鳴き声を聞くと楽しい気持ちになるので、オーストラリアに行ったら、カワセミとともにひと笑いしてから旅をスタートさせるのがいいと思います。

放送では、ワライカワセミの鳴き声の音声を紹介しました。

グローバー:本当に笑ってる! けっこうごきげんに笑ってる! もらい笑いしますね。
田中:誘われるんですよ。だからスタジオに来てほしいんです(笑)。こっちのテンションも上がりますから。

オーストラリアに行く際は、ぜひ、チェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL FEELING EXPERIENCE IN AUSTRALIA』
放送日時:5月3日(木・休) 9時-17時55分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/holiday/20180503/

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