「SXSW」で起きた衝撃的出来事! 基本アンコールはないのに…

J-WAVEが4月30日(月・祝)に放送した特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL ALWAYS WITH YOU』(ナビゲーター:ジョン・カビラ、クリス・ペプラー)。J-WAVE開局30周年キックオフプログラムは、J-WAVEを代表するナビゲーターのふたりが、リレー形式でお届けしました。10時台のゲストには、アメリカ最大級のマルチメディアフェスティバル「SXSW」(サウス・バイ・サウスウエスト)の日本事務局「SXSW Japan Sales Representative」代表・麻田 浩さんが登場しました。


■「SXSW」の企画「JAPAN NITE」とは?

「SXSW」は、最初は音楽でスタートしたコンベンション(集会)でした。現在はインタラクティブやフィルムなど、総合コンベンションへと発展。アーティストのお披露目の場だけではなく、映画やテクノロジーの発表の場としても、世界から注目されています。そんな「SXSW」では、「JAPAN NITE(ジャパンナイト)」という企画があります。

麻田:もう23~24年間やっています。日本のアーティストで、比較的インディーズの方が多いのですが、向こうでもお客さんが楽しんで来てくれます。
カビラ:アメリカのオーディエンスの反応に、年々変化はありますか?
麻田:反応がすごくいいですね。日本のアーティストが、アメリカで生演奏する機会はほとんどないので、そういう意味ではみなさん楽しみにしていて。世界中の音楽関係者が来るので、ヨーロッパのエージェントやFM局の人なども、よく観覧しています。
カビラ:テキサスというと、「カントリーミュージック」と理解する方が多いですが……。
麻田:テキサス州オースティンは、比較的リベラル(自由)な街です。テキサス大学のような大きな大学があり、DellやTexas Instruments(テキサス・インスツルメンツ)のようなIT系の会社もあります。


■記憶に残るアーティスト

カビラ:今までの「JAPAN NITE」の中で、特に記憶に残るアーティストやリアクションは?
麻田:今はもう解散したんですけど、NUMBER GIRLという福岡のバンドがすごくウケて。向井秀徳くんというリーダーが、福岡弁でめちゃくちゃ言うんです。観客は全く意味をわかっていないんだけど、彼の福岡弁のイントネーションがすごくウケたのが印象に残っています。初めてアンコールが来ましたね。40分やって20分休憩って決まっているので、「SXSW」はアンコールしないんですけど、すごくアンコールが来て、結局1曲余分にやりました。
カビラ:音楽が国境を超える瞬間。身震いするようなものがあるんでしょうね。
麻田:日本から行かれる方たちは日本語で歌うわけですよ。それでNUMBER GIRLが受けたのは、面白いと思いますね。
カビラ:日本でも「SXSW」のような、映画も音楽もテクノロジーもお披露目できる場がほしいですね。
麻田:そうですね。北海道で「No Maps」とか、神戸で「078Kobe」とか、アメリカだけでなく、だんだんと日本でも、音楽もインタラクティブも全部ミックスになったものが増えてきていますから。
カビラ:期待したいですね!

日本の新しい才能が海外でも開花する可能性を秘めた「SXSW」の「JAPAN NITE」。日本でも、こうした場がさらに盛り上がることを期待したいですね。

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【番組情報】
番組名:特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL ALWAYS WITH YOU』
放送日時:4月30日(月・祝) 9時-17時55分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/20180430/

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