J-WAVEでオンエア中の『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「TOKYO CROSSING」。4月27日(金)のオンエアでは、アメリカとイギリスにある変わったミュージアムに注目しました。
■「ギャングスター博物館」って?
アメリカ・ニューヨークには、メトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、ニューヨーク近代美術館、アメリカ自然史博物館など、さまざまなミュージアムがあります。「ミュージアムは我々の宝です」という、ニューヨーク在住の中野英雄さんの話では……
中野:数学博物館やお金に関する博物館、摩天楼博物館、911祈念博物館もあるし、ユダヤ博物館など、小~中規模でもいい博物館がたくさんあります。
なかには「アメリカンギャングスター博物館」というものもあるそうです。
中野:イーストビレッジにある、ひとりでやっているような小さな博物館で、1930年代の禁酒法時代からある古い酒場の2階が「ギャングスター博物館」になっています。当時のギャングのデスマスクや、有名な銃撃事件の薬莢(やっきょう)とか、新聞記事とか、実は真面目な博物館です。
カビラ:学芸員がいるわけでもなく、公的な施設でもない……というのは、どういうことですか?
中野:“学芸員”と称している人はいます。(映画などに登場する)マフィアのファンもたくさんいて、グッズのコレクターもいて、『ゴッドファーザー』の話をし始めると止まらなくなるような人がいらっしゃいます。だから、こういう博物館が成立するんですね。
カビラ:なるほど! 今度行きます!
中野:ぜひ、マスクをつけて忍びながら。ご案内しますよ(笑)。
■芝刈り機の博物館も!
また、ロンドン在住の川合亮平さんによると、イギリスには「英国芝刈り機博物館」があるそうです。
場所はイギリス北西部、リバプールより少し北にあるサウスポートという海岸沿いの町。博物館を作ったのは、元レーサーのブライアン・ラダムさんという方です。
川合:ラダムさんのご家族は、もともと家業でガーデニングショップを運営しており、1945年には「Lawn mower world」という、ガーデニング機器、特に芝刈り機の販売・修理に特化したショップをオープンしました。それをきっかけに、ラダムさんは芝刈り機の魅力に取り憑かれて、そのショップに併設する形で芝刈り機の博物館を立ち上げました。
カビラ:そんな歴史があるんですか!
川合:芝刈り機はイギリスが発祥といわれていて、産業革命にさかのぼり、200年以上の歴史があります。ラダムさんは、ヴィンテージ芝刈り機の世界的権威で、アンティーク・ガーデニング機器の専門家として、メディアにも出ています。
芝刈り機博物館の内部には何があるのでしょうか?
川合:200機以上の芝刈り機が、詳細な説明とともに展示してあります。また、常設のテーマ展示として、「Lawnmowers of the Rich and Famous」(著名人の芝刈り機)というコーナーがあり、有名人が使っていた芝刈り機というコンセプトで展示してあります。
カビラ:なるほど。
川合:たとえば、ダイアナ妃や、ミュージシャンのブライアン・メイなど、そうそうたる顔ぶれです。
カビラ:え?! 今、大変なお名前が出てきましたけど、その方々が使っていたとか、乗っていたというわけではなく、その方々の大邸宅の庭の芝を刈っていたという感じですよね。
川合:その通りです。ほかの展示としては、「Lawn Mower Racing」を紹介するコーナーもあります。芝刈り機にまたがってレースをするという、1973年にイギリスではじまったお遊びのレース競技ですが、なかにはものすごく真剣に取り組む人もいます。
カビラ:はいはい(笑)。
川合:レース用に改造するとのことですが、エンジンはそのままで、芝を刈るカッターは危険なのでもちろん取り外してあるとのことです。ミュージアムショップには、ヴィンテージ芝刈り機をデザインしたポストカードや、芝刈り機ガイドブック、芝刈り機マニュアル、芝刈り機DVDなど、マニアにはたまらない品揃えとなっております。
カビラ:芝刈り機DVD!?
川合:僕も見たことはないんですけど(笑)。
ユニークな話が次々に飛び出しました。気になる方はぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」
放送日時:金曜 6-11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
■「ギャングスター博物館」って?
アメリカ・ニューヨークには、メトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、ニューヨーク近代美術館、アメリカ自然史博物館など、さまざまなミュージアムがあります。「ミュージアムは我々の宝です」という、ニューヨーク在住の中野英雄さんの話では……
中野:数学博物館やお金に関する博物館、摩天楼博物館、911祈念博物館もあるし、ユダヤ博物館など、小~中規模でもいい博物館がたくさんあります。
なかには「アメリカンギャングスター博物館」というものもあるそうです。
中野:イーストビレッジにある、ひとりでやっているような小さな博物館で、1930年代の禁酒法時代からある古い酒場の2階が「ギャングスター博物館」になっています。当時のギャングのデスマスクや、有名な銃撃事件の薬莢(やっきょう)とか、新聞記事とか、実は真面目な博物館です。
カビラ:学芸員がいるわけでもなく、公的な施設でもない……というのは、どういうことですか?
中野:“学芸員”と称している人はいます。(映画などに登場する)マフィアのファンもたくさんいて、グッズのコレクターもいて、『ゴッドファーザー』の話をし始めると止まらなくなるような人がいらっしゃいます。だから、こういう博物館が成立するんですね。
カビラ:なるほど! 今度行きます!
中野:ぜひ、マスクをつけて忍びながら。ご案内しますよ(笑)。
■芝刈り機の博物館も!
また、ロンドン在住の川合亮平さんによると、イギリスには「英国芝刈り機博物館」があるそうです。
場所はイギリス北西部、リバプールより少し北にあるサウスポートという海岸沿いの町。博物館を作ったのは、元レーサーのブライアン・ラダムさんという方です。
川合:ラダムさんのご家族は、もともと家業でガーデニングショップを運営しており、1945年には「Lawn mower world」という、ガーデニング機器、特に芝刈り機の販売・修理に特化したショップをオープンしました。それをきっかけに、ラダムさんは芝刈り機の魅力に取り憑かれて、そのショップに併設する形で芝刈り機の博物館を立ち上げました。
カビラ:そんな歴史があるんですか!
川合:芝刈り機はイギリスが発祥といわれていて、産業革命にさかのぼり、200年以上の歴史があります。ラダムさんは、ヴィンテージ芝刈り機の世界的権威で、アンティーク・ガーデニング機器の専門家として、メディアにも出ています。
芝刈り機博物館の内部には何があるのでしょうか?
川合:200機以上の芝刈り機が、詳細な説明とともに展示してあります。また、常設のテーマ展示として、「Lawnmowers of the Rich and Famous」(著名人の芝刈り機)というコーナーがあり、有名人が使っていた芝刈り機というコンセプトで展示してあります。
カビラ:なるほど。
川合:たとえば、ダイアナ妃や、ミュージシャンのブライアン・メイなど、そうそうたる顔ぶれです。
カビラ:え?! 今、大変なお名前が出てきましたけど、その方々が使っていたとか、乗っていたというわけではなく、その方々の大邸宅の庭の芝を刈っていたという感じですよね。
川合:その通りです。ほかの展示としては、「Lawn Mower Racing」を紹介するコーナーもあります。芝刈り機にまたがってレースをするという、1973年にイギリスではじまったお遊びのレース競技ですが、なかにはものすごく真剣に取り組む人もいます。
カビラ:はいはい(笑)。
川合:レース用に改造するとのことですが、エンジンはそのままで、芝を刈るカッターは危険なのでもちろん取り外してあるとのことです。ミュージアムショップには、ヴィンテージ芝刈り機をデザインしたポストカードや、芝刈り機ガイドブック、芝刈り機マニュアル、芝刈り機DVDなど、マニアにはたまらない品揃えとなっております。
カビラ:芝刈り機DVD!?
川合:僕も見たことはないんですけど(笑)。
ユニークな話が次々に飛び出しました。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」
放送日時:金曜 6-11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/