BLUE ENCOUNT・辻村勇太「怖い!バンドをするしかない!」 ヤンチャな先輩に脅された過去

J-WAVEで放送中の番組「SAPPORO BEER OTOAJITO」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。3月30日(土)のオンエアでは、BLUE ENCOUNTからベーシスト・辻村勇太さんをゲストにお迎えし、お届けしました。


■音楽を始めたきっかけ

辻村さんが初めてバンドを組んだのは中学生の頃。当時、ヤンチャな先輩から「お前ら、ちょっとバンドやってみるか」と言われたことがきっかけだそう。

辻村:半分脅しで始めた、みたいな。たまたまつるんでいた5人でバンドを組んだんです。「それがダメだったら、俺らとヤンチャするか」みたいな。「俺らとヤンチャするのがイヤだったら、バンドやってこのチケットを売りさばけ」って言われて。

辻村さんたちは、「怖い! バンドをするしかない!」と思い、バンドを結成。辻村さんはギターをやりたかったものの、他のふたりもギターを選択。そこで、ベースは様々な音楽ジャンルにいることに加え、ひとりでいいから被らないということに気づき、最終的にベースを選びました。

辻村:争いごとが嫌いで。あと、ベーシストだけど目立ちたいというのがあったんで。ギターがふたりだと、「ギターソロをどっちがやる?」みたいな話になるのもイヤだなって思って。それでベースを選びました。


■25バンド以上も組んだ高校時代

高校から音楽の専門学校に行きたいと思った辻村さんは、母親に「俺には音楽しかない!」と訴えます。しかし、ベースは買ってもらえたものの、「高校だけはちゃんと行きなさい。それでもやりたいんだったら専門学校に行きなさい」と説得され、高校に進学しました。

高校でもさっそくバンドを組んだ辻村さん。しかし、プロを目指していたため、メンバーと自身のモチベーション差に憤りを感じたと言います。

毎日ライブをしたいと思っていた辻村さんは、メイン以外に、社会人バンドにも加入。ライブに明け暮れる日々を送り、「高校のときだけでも、たぶん25バンド以上は組んでました」と明かしました。


■BLUE ENCOUNTには、別のベーシストがいた

そんな辻村さんがBLUE ENCOUNTに加入したのは20歳の頃。今年でちょうど10年目になります。BLUE ENCOUNTは元々、熊本県で田邊駿一さん(Vo/Gt)、江口雄也さん(Gt)、高村佳秀さん(Dr)の3人で結成。横浜出身の辻村さんは、みんなが通っていた音楽の専門学校で知り合いました。

実は当時、BLUE ENCOUNTには別のベーシストがいたそうですが、1学年下だったため、田邊さんら3人が先に上京し、専門学校へ入学。ベーシストが高校を卒業するまでの間、辻村さんはサポートとしてバンドに入っていました。

しかしある日、そのベーシストと東京で音合わせをしたところ、「辻村のほうがいい」となり、正式なメンバーとして迎え入れらることに。辻村さんは、「そこで求めてくれたのは、嬉しいなって思いましたね」と振り返りました。

さまざまな人たちとバンドを組んだ経験を、BLUE ENCOUNTに活かす辻村さん。今後の活躍にも注目です。

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【番組情報】
番組名:「SAPPORO BEER OTOAJITO」
放送日時:土曜18時-18時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/

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