今年、放送30周年を迎えるJ-WAVE公式カウントダウン番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)による、スペシャル・ライブ・イベント「J-WAVE SAISON CARD TOKIO HOT 100 FESTIVAL」が、3月28日に新木場STUDIO COASTにて開催されました。
リスナーに感謝の気持ちを込めて毎年行われている同イベントは、番組リスナーを中心に2200名を無料招待。CHAI、在日ファンク、Ovall 、KICK THE CAN CREW(出演順)が出演。ここでは、イベントのトリを務めたKICK THE CAN CREWのライブレポートをお届けします。
昨年、結成20周年を機に復活を果たしたKICK THE CAN CREW。大歓声で迎えられた3人は最初に「千%」を披露しました。同曲は昨年、約14年ぶりにリリースされたアルバム「KICK」に収録。全身でリズムをとりながら、ステージの端から端まで動き回ります。
曲が終わり、「TOKIO HOT 100!」と呼びかけるKREVA。続いて「地球ブルース ~337~」では、「上げろ! 上げろ!」とメンバーに煽られた観客が拳を突き上げ、ますますテンションが高まっていきました。
「知らない人も!」という言葉とともに始まった「TORIIIIIICO!(3人ver)」。曲中では、LITTLEがMCUに走り寄って抱きつくなどのパフォーマンスが見られ、3人がステージを端から端まで動き回る、目にも楽しいアクトが進んでいきます。
続く「マルシェ」では、「皆はっきり言っとけ!」「上がってる!」というお馴染みのコール&レスポンスも完璧に、メンバーとオーディエンスが共に曲を作り上げていきます。LITTLE、KREVAは飛び跳ね、MCUはステージのギリギリに立ち客を引きつけ、会場の熱は最高潮に。
MCではKREVAが、「昔の曲をやると、逆にフレッシュなんじゃないかと思って。ゆったりした曲をやります」と言い、インディーズ時代に発表された「ユートピア」がスタート。それまでの弾むような雰囲気とは違い、葛藤しながらも人生と闘っていくという、切実な響きのラップを聴かせました。
再びのMCでは、同イベントを主催した番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」について、「30年ですよ。しかも何時間も生放送を続けるって、本当にすごいと思います。これからも末永くお付き合いできるよう、よろしくお願いします!」とKREVA。MCUがトークをする流れでは、KREVAが「英語のほうがいいんじゃない?」と無茶振りをする展開に。MCUはデタラメな英語を話し、KREVAが「やっぱり日本って最高だよね。だってファミリーコンピューターがある国だから! ……と言ってます」と適当に翻訳。“外タレのインタビュー風”のやりとりで、会場を爆笑させました。
ふたりのコントを受けて、LITTLEは「相変わらず時間がないから。行こうか!」と場をまとめ、「イツナロウバ」へ。KREVAとMCUはステージの両端でタイミングを合わせてくるりと回転。「sayonara sayonara」は、赤いライトが灯り、会場が曲の世界にとっぷりつかりました。
ラストの「アンバランス」では、サビでメンバーとオーディエンスが、大きくゆっくりと手を左右に振ります。最後の拍手は、底から沸き起こったように熱いものでした。
MCでは「結成20周年で、あいだ14年休んでますけど……」(KREVA)と話して観客を笑わせましたが、終始それぞれの存在感の華やかさとともに、息ぴったりのチームワークが感じられるステージでした。
今回のライブの模様は、4月1日(日)放送のJ-WAVE「J-WAVE SAISON CARD TOKIO HOT 100」内でオンエア予定。その直前、3月30日(金)には、KREVAが「-JK RADIO-TOKYO UNITED」に出演し、放送中に番組テーマ曲を制作します。どちらもお聴き逃しなく!
【番組情報】
番組名:「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
放送日時:日曜13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
Twitter:https://twitter.com/tokio_hot100
■セットリスト
01. 千%
02. 地域ブルース ~337~
03. TORIIIIIICO!(3人ver)
04. マルシェ
05. ユートピア
06. イツナロウバ
07. sayonara sayonara
08. アンバランス
Text: Yuki Nishida
リスナーに感謝の気持ちを込めて毎年行われている同イベントは、番組リスナーを中心に2200名を無料招待。CHAI、在日ファンク、Ovall 、KICK THE CAN CREW(出演順)が出演。ここでは、イベントのトリを務めたKICK THE CAN CREWのライブレポートをお届けします。
昨年、結成20周年を機に復活を果たしたKICK THE CAN CREW。大歓声で迎えられた3人は最初に「千%」を披露しました。同曲は昨年、約14年ぶりにリリースされたアルバム「KICK」に収録。全身でリズムをとりながら、ステージの端から端まで動き回ります。
曲が終わり、「TOKIO HOT 100!」と呼びかけるKREVA。続いて「地球ブルース ~337~」では、「上げろ! 上げろ!」とメンバーに煽られた観客が拳を突き上げ、ますますテンションが高まっていきました。
「知らない人も!」という言葉とともに始まった「TORIIIIIICO!(3人ver)」。曲中では、LITTLEがMCUに走り寄って抱きつくなどのパフォーマンスが見られ、3人がステージを端から端まで動き回る、目にも楽しいアクトが進んでいきます。
続く「マルシェ」では、「皆はっきり言っとけ!」「上がってる!」というお馴染みのコール&レスポンスも完璧に、メンバーとオーディエンスが共に曲を作り上げていきます。LITTLE、KREVAは飛び跳ね、MCUはステージのギリギリに立ち客を引きつけ、会場の熱は最高潮に。
MCではKREVAが、「昔の曲をやると、逆にフレッシュなんじゃないかと思って。ゆったりした曲をやります」と言い、インディーズ時代に発表された「ユートピア」がスタート。それまでの弾むような雰囲気とは違い、葛藤しながらも人生と闘っていくという、切実な響きのラップを聴かせました。
再びのMCでは、同イベントを主催した番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」について、「30年ですよ。しかも何時間も生放送を続けるって、本当にすごいと思います。これからも末永くお付き合いできるよう、よろしくお願いします!」とKREVA。MCUがトークをする流れでは、KREVAが「英語のほうがいいんじゃない?」と無茶振りをする展開に。MCUはデタラメな英語を話し、KREVAが「やっぱり日本って最高だよね。だってファミリーコンピューターがある国だから! ……と言ってます」と適当に翻訳。“外タレのインタビュー風”のやりとりで、会場を爆笑させました。
ふたりのコントを受けて、LITTLEは「相変わらず時間がないから。行こうか!」と場をまとめ、「イツナロウバ」へ。KREVAとMCUはステージの両端でタイミングを合わせてくるりと回転。「sayonara sayonara」は、赤いライトが灯り、会場が曲の世界にとっぷりつかりました。
ラストの「アンバランス」では、サビでメンバーとオーディエンスが、大きくゆっくりと手を左右に振ります。最後の拍手は、底から沸き起こったように熱いものでした。
MCでは「結成20周年で、あいだ14年休んでますけど……」(KREVA)と話して観客を笑わせましたが、終始それぞれの存在感の華やかさとともに、息ぴったりのチームワークが感じられるステージでした。
今回のライブの模様は、4月1日(日)放送のJ-WAVE「J-WAVE SAISON CARD TOKIO HOT 100」内でオンエア予定。その直前、3月30日(金)には、KREVAが「-JK RADIO-TOKYO UNITED」に出演し、放送中に番組テーマ曲を制作します。どちらもお聴き逃しなく!
【番組情報】
番組名:「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
放送日時:日曜13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
Twitter:https://twitter.com/tokio_hot100
■セットリスト
01. 千%
02. 地域ブルース ~337~
03. TORIIIIIICO!(3人ver)
04. マルシェ
05. ユートピア
06. イツナロウバ
07. sayonara sayonara
08. アンバランス
Text: Yuki Nishida
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