オリンピックの舞台・平昌…日本との食文化の違いは?

J-WAVEの番組「ACROSS THE SKY」(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「WORLD CONNECTORS」。2月11日(日)のオンエアでは、2018年冬季オリンピックの舞台「平昌」に注目。自然豊かな韓国の地方都市の魅力に迫ります!

海抜700メートルに位置し「韓国のアルプス」と呼ばれている平昌。人口約4万人、緯度は新潟県長岡市と同じで、日本との時差はありません。そんな平昌の魅力を、韓国専門の旅行会社「三進トラベルサービス」代表取締役・立木健康さんに伺いました。

オリンピックが開幕し、立木さんは「開催地がソウルから離れているので、行き方がわからないお客さんが多く、相談を受けたりして、いつになく忙しい」と話します。ただ先月、路線が開通したばかりの高速鉄道(KTX)によって、ソウルから平昌まで1時間弱と、非常に行きやすくなったそうです。

夏は避暑地、冬はスキー場という平昌は、リゾートホテルが多いエリア。オリンピックは、山間の平昌、その奥にある旌善(チョンソン)、海沿いの江陵(カンヌン)の3カ所の広いエリアで行われており、移動が大変なのだとか。

また、平昌は韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地として、日本のファンが数多く訪れた場所としても知られています。江原道(カンウォンド)のエリアは、山も海もあり、四季を通じて楽しめ、特に紅葉がきれいなので登山が人気だそう。登山をしないとお参りできないお寺も多く、「テンプルステイ」という、お寺に宿泊し、僧侶と一緒に修行や瞑想、精進料理を食べる作法を体験できるプログラムもあります。

平昌の食文化についても伺いました。山の幸に恵まれており、山菜料理が人気。日本では珍しい「コンドレパブ」という野あざみの葉を使ってご飯を炊いた料理や、ぜんまいなどが小さな皿にもられた料理などがあるそう。韓牛(ハヌ)というブランド牛が食べられる横城(フェンソン)の焼肉店では、1階が精肉店になっており、好みの部位を買って、2階のお店で焼くというスタイルを楽しめます。

魚介は、スケソウダラがとれる地域。寒暖の差が激しいため、おいしい干しダラができます。専門店も多いのだそう。刺し身は、半分凍った状態のマグロをコチュジャンにつけて食べたり、魚一匹を注文してさばいて刺し身にしてもらったりと、日本との食文化の違いを感じさせます。

オリンピックをきっかけに興味を持った方は、チェックしてみては。

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【番組情報】
番組名:「ACROSS THE SKY」
放送日時:毎週日曜 9時-12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/

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