見城徹・秋元康・小山薫堂の「京都に魅かれる理由」

J-WAVEでは1月8日(月・祝)に特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL TSUCHIYA presents FIND YOUR JAPAN」(ナビゲーター:小山薫堂・クリス智子)を、京都の料亭「下鴨茶寮」から9時間に渡ってオンエア! 番組では「幻冬舎」社長の見城徹さん、秋元康さんを迎えて対談を行いました。その様子をお届けします。

見城さん、秋元さん、小山の対談は毎年恒例となっている企画です。今回は京都からの放送ということもあり、まずは美味しいお店の話になりました。「洋食だと『ステーキ 二教』が良いな」という見城さんに対して、秋元さんは、京都にある美味しい中華料理の店にハマっているとか。ちなみに京都の美味しいお店は1~2年先まで予約がとれないこともあるそう。

さらに、京都を訪れるメリットの話になりました。

見城:実は異国情緒があるところが良いよね。例えば、京都の祇園祭りでペルシャ絨毯がかかってたり。色々な都市があるけど、京都は最も外国の文化が入っていると思うよ。あとは、やっぱりご飯が美味しいところ。あとは、ここ(下鴨茶寮)から川の流れを見られるのも良いよ。川を見ながら風呂に入れる薫堂の家みたい(笑)。
小山:ウチの話ですか(笑)。
秋元:ルールがあって、一見さんでは理解できないところがあるのが面白いよ。何年、何十年もかけて分かっていくワインがブームになるように、京都も来れば来るほど面白いよね。

こうして、京都の奥の深さにまつわる話になりました。小山によると、京都の特徴のひとつに競争原理が働いている点があり、誰かが新しいことをやると、それを他の人が真似して広くするのではなく、突き詰めていく傾向があるそうです。

小山:例えば、どこかが山椒を入れたら、誰かが他のものを入れるのではなくて、山椒を入れるけど、さらに美味しくするといった感じで…。
見城:なるほど!
小山:ちなみに、京都に関する本はたくさん発売されていますが、一番売れるのは京都だそうですよ。買ってみて、書かれていることが合っているかどうか確かめるらしいんです。書いている人が分かってるかどうかを確かめたり、自分たちがどのようにみられているかを気にする…と聞いたことがあります。

後半は「日本にしかない魅力」の話になり「京都の言い換えの文化」が挙がりました。「同じおちょこで良いですか?」を「もやいでよろしい?」と言い換えたりする表現の美しさは、日本ならでは。他にも、「削ぎ落としていくところ」も挙がりました。俳句や短歌、茶道、華道、庭、料理など、なんでもかんでも盛り込むのではなく削ぎ落として作っていくというのも確かに日本ならではかもしれませんね!

昨年に続いて、見城さんイチオシの映画の話も。

見城さんが推薦したのは二宮和也さん主演の「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」、福山雅治、役所広司が出演している「三度目の殺人」。秋元さんは2月16日(金)から公開される「グレイテスト・ショーマン」を紹介し、話が尽きることはありませんでした。

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【番組情報】
番組名:特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL TSUCHIYA presents FIND YOUR JAPAN」
放送日時:1月8日(月・祝)9時-17時55分
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/holiday/20180108/pc/

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