三上博史が明かす「私をスキーに連れてって」秘話

J-WAVEで1月8日(月)にオンエアされた番組「J-WAVE SPECIAL SNOW RESORT SHINSHU TAKE ME OUT TO THE SNOWLAND」(ナビゲーター:別所哲也・杉崎美香)。空前のスキーブームを起こした映画『私をスキーに連れてって』の公開から30年。その後大きく変化したスノースポーツの今のシーンを、様々な角度で紹介しました。その中から『私をスキーに連れてって』でヒロインを務めた原田知世さんのコメントと、主演の三上博史さん&馬場康夫監督の対談の模様をお届けします。

当時19歳だった原田さん。「私は長崎出身でスキー場に行く機会も無く、この映画で初めてちゃんとスキーをやったという感じだったんです。撮影中は、滑ってきて止まってセリフを言うというのも上手くできないくらいだったんですが、段々と滑れるようになり楽しかったのを覚えています。この作品では、役者さんごとにスキーの脱ぎ方を監督が決めていて、スキーの細かな部分の楽しさが提案されていました。いまだに色々な方の青春の1ページにこの作品が入っているというのを聞くとすごくよくわかりますし、心に残る作品に出演させて頂いたことを、とても嬉しく思っています」と当時を振り返りました。

続いて、三上さんと馬場監督の対談。馬場さんは当時、会社員から映画の現場に転身して、右も左も判らない時で、「大変無礼な話だけど、三上博史って知らなかったんですよ(笑)」。これに対し「当時、青山の4畳半の部屋に住んでたんですが、いただいた台本を読んでは9割方、その部屋の壁に投げつけていました(笑)。その中にこの台本もあって、一回投げたんですけど、でも拾いに行きました(笑)。亡くなった母の遺言『性格俳優だけにはなるな!』というのを思い出して...。チャンスが有れば、人に顔と名前を知ってもらいなさい、という事だったと思うんです」と振り返る三上さん。

スキーの練習をずっとしながら撮影に臨んでいたことや、慣れない滑りを補うためにスキーが得意なスタッフからスキーのちょっとした仕草を教えてもらったことなど、撮影秘話が次々と飛び出しましたが、その中でこんな話も…

馬場:知世ちゃんが色々契約があって4月からしか来れなかったんだよね。普通だったらスキーシーズンが終わって誰も来ない時期で…
三上:あの年も春が早くて、雪追いかけてましたもんね。どんどん山奥に入って行って…
馬場:あれも胃が痛かった(苦笑)三上君と知世ちゃんがリフトに乗るシーンとか、僕たちの感覚だと雪が無いんだけど、30年経ってみると凄い雪がある感じに見えて。
三上:めくれてきて雪解けのところが小川になってましたもんね、天気が良くて。
馬場:雪があまりにも無くて、当初予定になかった日本で一番標高の高いスキー場まで行って。そしたら今度は、雪はたっぷりあったんだけど、寒くて寒くて大変だったでしょ?(笑)
三上:昼間はまだ滑ってたから良いけど、夜のシーンはきつかったですね…。今でも覚えてるのが、スタッフに「今、何度?」って聞いたら「知らない方がいいですよ」って(笑)。「いやいや、一応思い出だから」って聞いたらマイナス30度だったです。
馬場:最悪!大寒波だね、それ(笑)
三上:知世ちゃんも言ってたけど、顔がガチガチで演技どころじゃないんですよね。携帯のガスコンロのストーブをいつも1人1台持ってて、睫毛が燃えるんじゃないかってくらい本番前まで近づけながら、「よーい」って言ったら離してセリフを喋った覚えがあるもん。
馬場:4月最初とはいえ標高2000メートルですからね(笑)。深夜2時とか3時にやってるし(笑)。

過酷な気候条件での撮影でしたが、「自然の猛威がみんなの心を一つにしてくれのかな」と振り返る馬場監督。三上さんも「スタッフも全部含めて組み合わせが良かったかもしれませんね。僕もそんなにベテランじゃないし、ヘソ曲げてどうこうなる感じでもないし…」と当時について語っていました。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE SPECIAL SNOW RESORT SHINSHU TAKE ME OUT TO THE SNOWLAND」
放送日時:1月8日(月) 18:00-21:00
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/20180108_sp/

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