U2・ボノが日本で歌詞の一部を書いたアルバム

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」のワンコーナー「DAIWA HOUSE SECRET NOTES」(ナビゲーター:西村由紀江)。10月5日(木)のオンエアでは、3年振りとなるニューシングルを先日リリースし、間もなく、アルバムがリリースされる予定のアイルランド出身のバンド「U2」について紹介していました。

西村いわく、U2の特徴のひとつに“デビュー直後からずっと政治的・社会的なメッセージを堂々と主張し、それを音楽で表現、あるいは呼びかけてきたこと”が挙げられるそう。

作品の例を挙げると、1983年にリリースされた3枚目のアルバムのタイトルは「War」(=戦争・争い)。このアルバムには、かつて北アイルランド紛争で起きた“血の日曜日事件”を題材にした曲や、ポーランドの“連帯”をイメージした曲、核戦争をテーマにした曲…という、メッセージ性の強い曲が収録されているそうですが、それでも世界的にヒットしたのだとか。

他にも「The Unforgettable Fire」(=忘れざる炎)。このタイトルは広島に投下された原爆で被爆した人たちによる画集と、世界中で開催されたこれらの絵画の展覧会のタイトルからとられているそう。U2のボノはアメリカのシカゴで展覧会に足を運び、戦争と原爆の悲惨さを痛感し、来日した時に、日本でこのアルバムに収録される曲の歌詞の一部を書いたそうです。

このようなメッセージを込めても、ボノは「僕らの音楽は常にロックンロールだ」と強く語り、以下のような言葉を残しているそう。

「ロックンロールは多様性のある音楽なんだ。よくこんな話をするよ。『僕はセックス・ピストルズを聴いて、次にシックを聴いて、それからビースティー・ボーイズ、スマッシング・パンプキンズを聴いて、それからオペラを聴くんだ』ってね」

いつでも、彼ららしいロックンロールで世界を魅了し続けてきたU2 。これからも彼らのアンサーを世界に示し続けてくれることでしょう。

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【番組情報】
番組名:「DAIWA HOUSE SECRET NOTES」
放送日時:月・火・水・木曜 15時10分-15時15分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/secretnotes/

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