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鎌倉で23年 愛され続けているカフェの意外な遍歴

鎌倉で23年 愛され続けているカフェの意外な遍歴

タイムフリー

J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。10月12日(木)のオンエアでは、鎌倉の人気カフェ「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」のマスター、堀内隆志さんをゲストにお迎えしました。

堀内さんが「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」をオープンされたのは、1994年。「あっという間だった」と堀内さんはおっしゃいます。

「(オープン当時は)20代半ばだったんですけど、つい先日、50歳になってしまいまして」(堀内さん、以下同)

堀内さんがお店の場所に鎌倉を選んだ理由は、“好きなものに没頭できる環境”に惹かれたからとのこと。店名はフランス映画のタイトルからとりました。

「お店を開けた時は、フランス文化にどっぷりハマっていて、フランスのトリュフォー監督の『日曜日が待ち遠しい!』の原題からいただいたんですね」

オープン当初は周囲から「読めない!」というクレームがたくさんあったそうで、「自分でも噛んじゃう」と話していました(笑)。さらに当時、喫茶店がどんどん無くなっていた時期だったため、「カフェを開くのは無謀だ」と周囲に言われたそうなのですが、堀内さんは「逆に無くなっていく時代だからこそ、“どうして無くなっていったのか”っていうことを自分なりに分析をして、それをちゃんと整理してお店を開けば、必ず支持してくださる方はいると思って開けたんですよね」と語ります。

お店にプライベートで行くというクリスは、「老舗なんでしょうけど気持ちがいい、明るい空間でいつも新しいものに出会える。コーヒーもそうですけど、堀内さんの好きなブラジル音楽であったりとか、コーヒーに関するグッズとか置いてあったり」とその魅力を伝えました。

実は現在のスタイルは、当初から考えていたものではなく、23年を経て徐々に変わっていったそう。「最初はフランスが好きで始めて、どんどんフリーペーパーを作ったり、いろんなアーティストの展覧会をしたりしてたんですね」と堀内さん。2000年代になるとブラジル音楽にハマり、お店の雰囲気も“フランス期”から“ブラジル期”に。そして2010年くらいに自家焙煎を始めてから、現在は“コーヒー期”になっているとお店の遍歴を明かしてくれました。

そのため今では周囲に「フランスの“フ”の字もない」と言われているそうです(笑)。長くやっているといろいろ変化があるのですね! お店の常連さんは、そんな堀内さんの変化もおもしろがって見ていてくれるそうです。

気分転換にぴったりなお店、「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」ですが、そんなみんなのリフレッシュの場を作っている堀内さんご自身は、どうやって気分転換をしているのでしょう?

「言っちゃっていいんですか? …プロレスです(笑)」と明かすと、クリスは大笑い(笑)。もちろん観戦する方なのですが、ゆったり落ち着けるカフェのオーナーの趣味としては意外かもしれませんね!

お店は鎌倉駅から5分ほどの小町通り商店街にあるので、鎌倉に立ち寄った際はぜひ足を運んで、リフレッシュしてみてください!

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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