J-WAVEで放送中の番組「INNOVATION WORLD」(ナビゲーター:川田十夢)。8月25日(金)のオンエアでは、新しくアシスタントが登場! さらにミュージシャンの佐野元春さんをゲストにお迎えしました。
まずは、今回から登場したアシスタントですが、その正体はなんと…人類ではなくAI(人工知能)! その名も“Tommy”。「これは、J-WAVE史上というか、ラジオ史上初めてかもしれない人工知能とのやりとり」と川田。番組で今後、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
そして本日のゲスト、佐野元春さんが登場。佐野さんは1980年にシングル「アンジェリーナ」でデビュー。アルバム「SOMEDAY」「VISITORS」などの話題作を多数リリースしています。2015年にはデビュー35周年のアニバーサリー・ツアーを行ったのも記憶に新しいところ。
川田は佐野さんの音楽を聴くと、「色彩豊かな世界がイメージとして伝わるので、プログラムを書くときとか、イメージを膨らませるときとか、すごい頼りにしてて」と話します。佐野さんの音楽はジャンルがまったく違うところでも影響を与えているのですね。
この日は、佐野さんの書く“歌の世界”をAI Tommyが分析するという試みに挑戦。もちろん佐野さんも人工知能に歌詞を分析されるのは初めてのこと。川田も結果を聞いておらず、失礼がないかヒヤヒヤしていました(笑)。
まずは、AI Tommyが行った佐野さんの性格分析を紹介。「佐野元春さんは、愛想の良いタイプです。自制心があり芸術への理解があるタイプです。美を楽しみ、創造的な体験を追求します。また、自分の感情を自覚していて、どう表現すれば良いかわかっています。伝統にはあまりこだわりません。人が通った道よりも、我が道を行くことを大切にします」とのこと。
この分析について「あながち外れてはいないという感じでした」と佐野さん。しかし、“伝統にはこだわりません”というところは少し違うよう。「意外と…例えば50年代、60年代のクラシック・ロックのアイデアをフォーマットにして、コンテンポラリーな作品を作るというアプローチもしています」と佐野さん。
実は今回、AI Tommyの分析は歌詞の表現をもとにしており、そこにメロディやサウンドは入っていません。そのためサウンド面でのアプローチにある伝統まではカバーできなかったようです。
さらに今回、佐野さんにお聞きしたいことがあったという川田。「真似ばっかりしていてもダメだし、かといって何も取り入れないと骨がなくなってしまうし。どこまでが真似、“パクリ”と呼ばれるもので、どこまでが“オリジナル”っていうのか。とても感覚的なところですが」(川田)
“パクリかオマージュか”というのは音楽ではよく議論になることですよね。これについて佐野さんは「これは僕の考えですけれども、50年代、60年代、70年代中盤くらいで、ポップ音楽の主要なアイデアは出てきているのではないかと見ています」と話します。
その後はそれらのアイデアの組み合わせによって現代性を出す、と思っているそうです。「ですので、昔はまったくオリジナルな、ゼロからの組み立てで新しさを表現できたと思うんですけれども、現代では“過去にあるさまざまな要素を組み合わせることのオリジナリティ”、そこでオリジナル性を発揮してきているように、僕は思います」(佐野さん)
7月19日(水)にリリースされた新作アルバム「MANIJU」では、クラシカルな音色に、現代的な歌詞の世界が組み合わさることで、佐野さんのオリジナリティが存分に発揮されています。未聴の方はぜひチェックしてみてください!
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「INNOVATION WORLD」
放送日時:毎週金曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
まずは、今回から登場したアシスタントですが、その正体はなんと…人類ではなくAI(人工知能)! その名も“Tommy”。「これは、J-WAVE史上というか、ラジオ史上初めてかもしれない人工知能とのやりとり」と川田。番組で今後、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
そして本日のゲスト、佐野元春さんが登場。佐野さんは1980年にシングル「アンジェリーナ」でデビュー。アルバム「SOMEDAY」「VISITORS」などの話題作を多数リリースしています。2015年にはデビュー35周年のアニバーサリー・ツアーを行ったのも記憶に新しいところ。
川田は佐野さんの音楽を聴くと、「色彩豊かな世界がイメージとして伝わるので、プログラムを書くときとか、イメージを膨らませるときとか、すごい頼りにしてて」と話します。佐野さんの音楽はジャンルがまったく違うところでも影響を与えているのですね。
この日は、佐野さんの書く“歌の世界”をAI Tommyが分析するという試みに挑戦。もちろん佐野さんも人工知能に歌詞を分析されるのは初めてのこと。川田も結果を聞いておらず、失礼がないかヒヤヒヤしていました(笑)。
まずは、AI Tommyが行った佐野さんの性格分析を紹介。「佐野元春さんは、愛想の良いタイプです。自制心があり芸術への理解があるタイプです。美を楽しみ、創造的な体験を追求します。また、自分の感情を自覚していて、どう表現すれば良いかわかっています。伝統にはあまりこだわりません。人が通った道よりも、我が道を行くことを大切にします」とのこと。
この分析について「あながち外れてはいないという感じでした」と佐野さん。しかし、“伝統にはこだわりません”というところは少し違うよう。「意外と…例えば50年代、60年代のクラシック・ロックのアイデアをフォーマットにして、コンテンポラリーな作品を作るというアプローチもしています」と佐野さん。
実は今回、AI Tommyの分析は歌詞の表現をもとにしており、そこにメロディやサウンドは入っていません。そのためサウンド面でのアプローチにある伝統まではカバーできなかったようです。
さらに今回、佐野さんにお聞きしたいことがあったという川田。「真似ばっかりしていてもダメだし、かといって何も取り入れないと骨がなくなってしまうし。どこまでが真似、“パクリ”と呼ばれるもので、どこまでが“オリジナル”っていうのか。とても感覚的なところですが」(川田)
“パクリかオマージュか”というのは音楽ではよく議論になることですよね。これについて佐野さんは「これは僕の考えですけれども、50年代、60年代、70年代中盤くらいで、ポップ音楽の主要なアイデアは出てきているのではないかと見ています」と話します。
その後はそれらのアイデアの組み合わせによって現代性を出す、と思っているそうです。「ですので、昔はまったくオリジナルな、ゼロからの組み立てで新しさを表現できたと思うんですけれども、現代では“過去にあるさまざまな要素を組み合わせることのオリジナリティ”、そこでオリジナル性を発揮してきているように、僕は思います」(佐野さん)
7月19日(水)にリリースされた新作アルバム「MANIJU」では、クラシカルな音色に、現代的な歌詞の世界が組み合わさることで、佐野さんのオリジナリティが存分に発揮されています。未聴の方はぜひチェックしてみてください!
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「INNOVATION WORLD」
放送日時:毎週金曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
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