THE BAWDIES、超大物との対談を振り返る

J-WAVEで放送中の番組「SAPPORO BEER OTOAJITO」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。4月15日(土)のオンエアでは、THE BAWDIESのギター・TAXMANさんをゲストにお迎えしました。

前回ゲスト出演していただいたときは、バンド結成10周年のタイミングでしたが、あれから3年。バンドやTAXMANさんにどんな変化があったのでしょうか?

「根本的なことは変わってはいないんですけど、10年以上やってきたなかで、改めて自分たちのルーツミュージックの大切さだったり、素晴らしさというものに気付いて。今回のアルバムも、“ルーツ色”がより濃くなったというか。そのなかにちゃんとTHE BAWDIESの色がしっかり濃く出ています」とTAXMANさん。そういう意味では本当に自分たちが憧れていた音楽に近付けている気がするそうです。

ルーツミュージックにより独創性が加わり、最新アルバムの「NEW」ではさらなる進化を聴かせてくれたTHE BAWDIES。音に対するこだわりや独創性についてもお聞きしました。

「ギター目線でいうと、ヴィンテージサウンドだけが必ずしも良いってわけではないところが、現代のバンドの良さというか。もちろんヴィンテージサウンドの良さも知りつつ、『これはあえてイギリスの60年代っぽい音にしよう』ってなったら、そういうサウンドのなかで、あえて新しいギターだったり新しいアンプを使って融合させてみようとか。そういう“昔と今の融合”というものがちゃんとできているというか」(TAXMANさん、以下同)

これまではヴィンテージサウンドを追求していたのが、そのこだわりを取っ払うことで、現代のバンドだからこそ出せるオリジナリティが生まれたのですね!

また、今回のトークのなかで、TAXMANさんが6、7年前にJ-WAVEの企画で、ギタリストのジェフ・ベックにインタビューしたときのエピソードを明かしてくれました。

「若いギタリストにジェフ・ベックにインタビューさせるっていう企画があって、それに抜擢してもらえたんです。ちょうどその日が4月1日で、『エイプリルフール』だと思ったらマジだったんですよ(笑)」

確かに相手は“生きる伝説”ですから、当時の立場であればちょっと疑ってしまうのもわかります(笑)。そして実際にジェフ・ベックのいる都内のホテルに行くことになったTAXMANさん。インタビューの順番待ちをしていると、TAXMANさんの前のインタビュアーが布袋寅泰さんだったそう。

「布袋さんが出てきて、次に入って行ったら通訳の方が、『彼は、今の布袋と同じくらい、日本を代表するギタリストだから』っていきなり言っちゃって。でもジェフ・ベックはたぶん知らないから、そのテイでいくしかないと思って。だからジェフ・ベックのなかでは僕は布袋さんと同レベルのギタリストになってる」とTAXMANさん。うれしいことですが、恐縮しちゃいますよね。

ちなみに、そのときの立ち振る舞いですが、大物っぽくしたかと思いきや、インタビュー内容を何も覚えていないくらい緊張したそうです。

さて、THE BAWDIESは現在、最新アルバム「NEW」を携えた全国ツアー真っ最中。その中では“ホール公演限定”で、映像とコラボした新しい演出を見せてくれるとのこと。今後の彼らの音楽やパフォーマンスにも注目ですね!

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【番組情報】
番組名:「SAPPORO BEER OTOAJITO」
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/

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