コンビニに行くと衝動買いしたくなる曜日があった!?

J-WAVEで放送中の番組「SMILE ON SUNDAY」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「THERMOS SMILE LABO」。4月9日(日)のオンエアは、知ってためになる、コンビニの秘密を紹介しました。

話を伺ったのは、セブンイレブンとローソンでおよそ15年の現場経験積んだという、コンビニ研究家の田矢信二さん。講演やセミナーを行っているほか、コンビニの新商品の開発会議にも携わっています。まずは、田矢さんが注目しているサービスについて教えてもらいました!

それは、セブンイレブンのヤマト運輸の配達ロッカー。都内のおよそ30店舗に展開するというのが話題になりました。

田矢:コンビニは便利ですが、その一方でコンビニに行かなくても買い物できる時代になっています。そこで今でも、Amazonや楽天市場などで買った商品をコンビニでも受け取れるようにしています。
レイチェル:宅配業者の方も、再配達とか大変ですからね…。
田矢:そのほか、住民票の写しや印鑑登録証明、戸籍謄本などを発行してくれるサービスもあります。ただし、マイナンバーカードが必要です。

役所に行かなくても済むうえ、24時間開いているので、非常にありがたいサービスです。

続いて、「思わず誰かとシェアしたくなる雑学」についても教えてもらいました!

レイチェル:コンビニは買う側の心理も考えて、いろいろな工夫がされているそうですね。
田矢:入ってすぐに雑誌棚、ドリンク棚、おにぎりや弁当の棚が並んでいるのには意味があるんです。この3つの棚を探さずに見つけてもらって、衝動買いをしてもらうというわけです。コンビニのお客さんの滞在時間は5分未満と言われているのですが、これはデータが少し古いので、今は、もっと短いと思います。

さらに、コンビニの棚にも秘密があるそうです。

田矢:人気商品や売りたい商品は「ゴールデンゾーン」と呼ばれている高さに配置してあります。これは女性の平均の目線(およそ135センチ)に合わせてあります。新しい商品は火曜日に棚に並ぶので、平均身長に近い方は、火曜に行くと「ついで買い」してしまうかもしれませんね。
レイチェル:女性に合わせてるっていうのがおもしろいですね。
田矢:男性よりも女性の方が新商品に目が行きやすいですから。さらに、人間の目線は基本的に左から右へ流れる習性があって、棚の上段の左から右へ流れて、「Z」のような順番で流れて、その中で新商品を右側に置いて目線に残すことも考えられています。メーカーによっては、商品のパッケージ自体にも工夫がされています。

そのほか、海外のコンビニとの違いなど、思わず「なるほど!」という話がたくさん飛び出しました!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SMILE ON SUNDAY」
放送日時:毎週日曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/smileonsunday/

関連記事